Canvaデザインの販売方法|売れる商品例・販売サイト・商用利用の注意点

Canvaで作ったデザインを売りたい。そう思って調べ始めると、まず規約の話でつまずきます。
売っていいものと、いけないもの。同じデザインでも、渡し方によって可否が変わる。ここが分かりにくいまま、手が止まってしまいます。
この記事では、何をどの形で売れるのかを表で整理します。そのうえで、売れる商品の例、売り場の選び方、価格の決め方まで解説します。
結論からお伝えすると、販売の手順は4つです。売るものを決める、規約に合う形で作る、売り場を決める、商品ページを作るの4つです。
いちばん大事なのは2番目です。ここを間違えると、あとから販売を止めることになります。
判断の基準は、使った素材の種類と、渡すデータの形式の組み合わせです。この2つで決まります。
白紙から自分で組み立てたデザインなら、多くの場合は売れます。既存のテンプレートを少し変えただけのものは売れません。
Canvaデザインを販売する4ステップ

販売は4つの工程で進みます。作る前に、売り方まで決めておくのが順番です。
まず全体の流れを確認してください。
- 売る商品の種類を決める
- 規約に合う形で作る
- 売り場を決める
- 商品ページを作って出品する
やりがちなのは、作ってから売り方を考えることです。渡し方によって使える素材が変わるので、順番が逆だと作り直しになります。
先に売り場と渡し方を決めてから作り始めてください。
受注との違い
販売は、作ってから買われるのを待つ形です。依頼を受けてから作る受注とは、収入の出方が違います。
すぐに現金が必要なら受注のほうが向きます。時間をかけて積み上げたいなら販売です。両方やる人も多くいます。
かかる時間の目安
1つの商品を作って出品するまで、5時間から10時間ほどです。慣れれば半分になります。
ただし売れ始めるまでには時間がかかります。出品してすぐ売れる世界ではありません。
売っていいものと、いけないもの

この記事でいちばん大事な章です。使った素材と渡す形式の組み合わせで決まります。
ここが分からずに止まっている人が多い部分です。表で整理します。
判断の基本
Canvaで作ったデザインを販売できるかどうかは、次の2つで決まります。
- 白紙から自分で組み立てたか、既存のテンプレートを使ったか
- 相手に渡すのが編集できるリンクか、画像やPDFか
この2つの組み合わせで、可否が変わります。
なぜ形式で変わるのか
編集できるリンクで渡す場合、素材はCanvaの中にとどまります。買った人もCanvaの上で使うことになります。
画像やPDFで渡すと、素材がCanvaの外に出ます。ここで扱いが変わるため、使える素材に差が出ます。
この仕組みが分かると、表を暗記しなくても判断できます。
組み合わせで見る可否
| 作り方 | 渡す形式 | 販売の可否 |
|---|---|---|
| 白紙から作成/無料素材のみ | 画像・PDF | できる |
| 白紙から作成/無料素材のみ | 編集できるリンク | できる |
| 白紙から作成/有料素材を使用 | 編集できるリンク | できる |
| 白紙から作成/有料素材を使用 | 画像・PDF | 制限がある |
| 既存テンプレートの文字や色だけ変更 | どちらでも | できない |
この表が判断の土台になります。
白紙から作るとはどういうことか
テンプレートを開かず、空のキャンバスに自分で要素を配置して組み立てることです。レイアウトも配色も自分で決めます。
既存のテンプレートを開いて、文字と色を変えただけのものは該当しません。見た目が変わっていても、元の構成が残っていれば同じです。
グッズにする場合の注意
Tシャツやマグカップなど、印刷して物として売る場合は、また別の決まりがあります。使った素材によって扱いが変わります。
データで売るより条件が細かくなるので、始める前に公式の記載を確認してください。
迷ったときの考え方
そのデザインを、Canvaを使わずに一から説明できるかで判断してください。自分で構成を決めたなら、白紙から作ったと言えます。
不安なら、公式のヘルプで最新の記載を確認してください。規約は改定されることがあります。
売り場ごとの決まりも見る
Canvaの規約に合っていても、売り場のほうで禁止されていることがあります。デジタル商品の扱いは、サイトによって違います。
出品の前に、そのサイトの規約も確認してください。あとから削除されると、実績も消えます。
他人の権利にも注意する
ネットで拾った画像やイラスト、人物の写真は使えません。素材の権利とは別の問題です。
キャラクターやロゴを模したデザインも避けてください。販売した時点で問題になります。
Canvaで売れる商品の種類

テンプレートだけではありません。5つの型を押さえてください。
上位の解説はテンプレート販売に偏っています。実際にはもっと選択肢があります。
| 商品の種類 | 渡すもの | 作りやすさ | 売れ始めるまで |
|---|---|---|---|
| テンプレート | 編集できるリンク | やさしい | 時間がかかる |
| 印刷して使うデータ | PDF・画像 | やさしい | 比較的早い |
| 電子書籍・小冊子 | ふつう | 中くらい | |
| グッズ(印刷サービス経由) | 実物 | やや難しい | 中くらい |
| 受注制作 | 画像・データ | ふつう | 早い |
テンプレート
買った人が自分で編集して使うものです。SNS投稿、資料、名刺、メニュー表などが定番になります。
一度作れば売れ続ける形ですが、売れ始めるまでに時間がかかります。数をそろえる必要があります。
印刷して使うデータ
買った人が印刷して使うものです。子ども向けの学習プリント、家計簿の用紙、手帳の中身などが売れています。
編集を前提としないので、無料素材だけで作れば形式の制限も少なくなります。始めやすい商品です。
印刷して使うデータが始めやすい理由
買った人が編集する前提ではないので、渡すのはPDFで足ります。無料素材だけで作れば、形式の制限も気にせず済みます。
1点あたりの制作時間も短く、点数をそろえやすい商品です。最初の1つに向いています。
電子書籍・小冊子
PDFにまとめて売る形です。図解が中心の内容なら、Canvaで十分作れます。
デザインより中身が問われます。書けるテーマがある人に向いています。
グッズ
印刷サービスを使って、実物の商品として売る形です。ステッカー、カード、ポスターなどが作れます。
在庫を持たない仕組みもありますが、素材の使い方に制限があります。始める前に規約を確認してください。
受注制作
依頼を受けてから作る形です。厳密には販売とは違いますが、収入としてはいちばん早く立ち上がります。
販売と組み合わせている人が多い形です。仕事としての進め方は、当サイトのCanvaを仕事にする記事で扱っています。
テンプレートの作り方と渡し方

編集して使ってもらう商品には、作り方の作法があります。
買った人が使えなければ、評価が下がります。
1点目に作るもの
いちばん作りやすいものから始めてください。難しいものを最初に選ぶと、そこで止まります。
1枚もののPDFが最も簡単です。複数ページのものは、慣れてからで構いません。
白紙から組み立てる
空のキャンバスを開いて、サイズを指定するところから始めてください。テンプレートを土台にしないことが条件です。
レイアウトも配色も自分で決めます。時間はかかりますが、ここが商品の価値になります。
差し替えやすい作りにする
文字は文字として入力してください。画像にしてしまうと、買った人が編集できません。
写真の枠も、差し替えられる形にしておきます。使う人が自分の写真を入れられるようにしてください。
ページ数を決めておく
買う人が使いやすいのは、必要な分だけ入っているものです。使わないページが多いと、かえって選びにくくなります。
用途に必要な枚数だけ入れてください。多ければいいわけではありません。
色をまとめて変えられるようにする
使う色を絞っておくと、買った人が自分の色に置き換えやすくなります。色が多いと、変更が大変になります。
渡し方を決める
編集できるリンクを渡す形が一般的です。買った人がそのリンクを開けば、自分の手元に複製されます。
画像やPDFで渡す形もありますが、その場合は使える素材に制限があります。前の章の表を確認してください。
使い方の説明を付ける
リンクの開き方、複製の仕方、書き出し方を1枚にまとめて付けてください。Canvaを使ったことがない人も買います。
この1枚があるだけで、問い合わせが減って評価が上がります。
売れる商品の見つけ方

自分が作りたいものではなく、探されているものを作ってください。
ここを間違えると、質が高くても売れません。
3つの条件で絞る
次の3つを満たすものを選んでください。どれか1つでも欠けると、売れるまでが遠くなります。
- 用途がはっきり決まっている
- 自分が使ったことがある
- 繰り返し必要になるもの
3つ目が見落とされがちです。1回使って終わるものより、毎月や毎年必要になるもののほうが売れ続けます。
すでに売れているものを見る
販売サイトで、同じ分野の商品を10点ほど見てください。レビューの数が多いものが、需要のあるジャンルです。
まねをするのではなく、どんな用途のものが売れているかを見ます。
探している人が具体的な分野を選ぶ
「おしゃれなテンプレート」より「美容室の予約カード」のほうが売れます。用途が決まっているほど、探されやすくなります。
広い分野を狙うと、競合も多くなります。絞ったほうが有利です。
季節のものは早めに出す
年賀状、暑中見舞い、卒業関係のものは、時期の1か月から2か月前に探されます。当日に出しても間に合いません。
一度作れば毎年使えます。日付を入れずに作っておくと、翌年も出せます。
自分が作ったことのあるものにする
使う場面を知っているものは、細かいところまで気が利きます。買う人が求める形が分かるからです。
知らない分野のものを想像で作ると、使いにくいものになります。
セットにして売る
1点だけより、数点まとめたセットのほうが選ばれます。買う側は、そろっているほうが便利だからです。
単価も上げやすくなります。5点から10点のセットが扱いやすい単位です。
売り場の選び方

売り場によって、客層も手数料も集客の仕組みも違います。
どこで売るかは、作るものと同じくらい結果を左右します。
| 売り場 | 向いている商品 | 集客 | 手数料 |
|---|---|---|---|
| ネットショップサービス | すべて | 自分で集める | 低め |
| スキル販売サイト | 受注制作、テンプレート | サイト内で探される | 高め |
| ハンドメイド市場 | 印刷データ、グッズ | サイト内で探される | 中くらい |
| 海外のマーケット | テンプレート | サイト内で探される | 中くらい |
| Canva公式クリエイター | テンプレート | Canva内で表示される | 報酬の仕組みが別 |
手数料は変わることがあるので、出品前に各サイトで確認してください。
集客を自分でするかどうかで選ぶ
ネットショップサービスは手数料が低いかわりに、お客さんを自分で連れてくる必要があります。SNSを持っていない段階では売れません。
スキル販売やハンドメイド市場は、サイトの中で探してもらえます。最初はこちらが現実的です。
デジタル商品に対応しているか確認する
売り場によっては、データの受け渡しの仕組みが違います。自動で渡せるところと、手動で送るところがあります。
手動だと、注文のたびに作業が発生します。数が増えたときに負担になるので、先に確認してください。
客層で選ぶ
ハンドメイド市場は個人のお客さんが中心です。ビジネス向けの商品なら、別の売り場のほうが合います。
自分の商品を買う人がどこにいるかで選んでください。手数料だけで決めないことです。
まず1か所から始める
複数に出すと、管理が煩雑になります。1か所で売れる形を作ってから広げてください。
売れる商品が分かってから他に展開すると、失敗が少なくなります。
Canva公式クリエイターという道
Canvaの中でテンプレートを公開して、使われた分だけ報酬を受け取る仕組みもあります。審査があります。
審査や報酬の仕組みについては、当サイトのCanvaクリエイターの収入の記事で詳しく扱っています。
売れやすい商品の具体例

実際に探されている用途を挙げます。ここから選べば外しません。
「何を作ればいいか分からない」で止まる人が多いので、具体的に並べます。
| 分野 | 商品の例 | 買う人 |
|---|---|---|
| 店舗 | 予約カード、ポイントカード、値札 | 小さなお店の経営者 |
| 教室 | 体験申込書、月謝袋、修了証 | 個人で教室を開く人 |
| 家庭 | 家計簿、献立表、持ち物リスト | 家事を効率化したい人 |
| 子ども向け | 学習プリント、ぬりえ、ごほうびシート | 保護者、先生 |
| SNS | 投稿テンプレート、ハイライトカバー | 発信している個人・店舗 |
| ビジネス | 提案書、見積書、名刺 | 個人事業主 |
小さなお店向けが狙い目
デザインにお金をかけられない小規模の店舗は、既製品を探しています。数百円から数千円の商品が成立する分野です。
実際に近所のお店を見て、どんな紙物を使っているか観察してみてください。作るものが見つかります。
繰り返し使われるものを選ぶ
1回使って終わるものより、毎月や毎年必要になるもののほうが売れ続けます。家計簿や献立表がこれにあたります。
季節ごとに買い足してもらえる形にすると、同じ人が何度も買ってくれます。
色違いで点数を増やす
1つ作ったら、配色を変えた版を用意してください。作る手間はわずかで、点数は2倍になります。
買う側にとっても、選べるほうが好まれます。
価格の決め方

安くすれば売れるわけではありません。相場の中で決めてください。
相場を調べる
同じ売り場で、似た商品の価格を10点ほど見てください。その幅の中に収めるのが基本です。
極端に安いと、質が低いと思われます。相場より下げすぎないでください。
点数で価格を上げる
1点より5点セット、5点より10点セットのほうが高く売れます。作る手間はそこまで変わりません。
同じ形で色違いを作るだけでも、点数は増やせます。
手数料を引いて考える
売り場によって手数料が引かれます。手元に残る金額で判断してください。
安い商品ほど、手数料の割合が重くなります。極端な低価格は避けてください。
最初の数点は安めでもいい
レビューがない状態では、選ばれにくくなります。最初の数件は相場の下のほうから始めて構いません。
評価がついてから、適正な価格に戻してください。長く安いままにしないことです。
あとから上げにくい
一度出した価格を上げると、既存のお客さんに気づかれます。最初から適正な価格にしてください。
下げるのはいつでもできます。迷ったら高めから始めてください。
商品ページの作り方

売れるかどうかは、商品ページで決まります。ここを手抜きしないでください。
デザインが良くても、ページが伝わらなければ買われません。
プレビュー画像を作り込む
いちばん目に入るのがここです。中身がひと目で分かる画像を、Canvaで作ってください。
実際に使っている場面が見えると、買った後が想像できます。スマホの画面に載せた形などが有効です。
何点入っているかを書く
点数、サイズ、形式を最初に書いてください。買う人が最も知りたい情報です。
書いていないと、問い合わせが増えるか、そのまま離れられます。
使い方を説明する
買ったあとにどう使うのかを、3行で書いてください。編集の方法が分からず買わない人がいます。
簡単な手順書を付けると、評価が上がります。
写真で使用例を見せる
データそのものの画像だけでなく、使っている場面を見せてください。手帳に挟んだ様子、店頭に置いた様子などです。
使う姿が想像できると、購入の判断が早くなります。
検索される言葉を入れる
商品名と説明文に、探されそうな言葉を入れてください。「美容室 予約カード テンプレート」のような形です。
おしゃれな商品名だけだと、探してもらえません。
できないことも書く
商用で使えるか、再配布できるかを明記してください。あとからのトラブルを防げます。
売れ始めるまでにやること

出品しただけでは売れません。ここが上位の解説で抜けている部分です。
実際、出品初期は1日の閲覧が数件という状態から始まります。
点数をそろえる
1点だけ出しても、見つけてもらえません。まず10点を目標にしてください。
点数が増えると、どれかが見つかる確率が上がります。見つかれば、他の商品も見てもらえます。
発信を組み合わせる
SNSで作ったものを見せていくと、売り場に人が流れます。売り込む必要はありません。
作る過程を出すだけでも、興味を持つ人がいます。続けることが条件です。
売り場の中で見つけてもらう
商品名に入れる言葉を工夫すると、サイトの中で探されやすくなります。用途と対象を入れてください。
「かわいいテンプレート」より「保育園 おたより テンプレート」のほうが見つかります。
3か月は続ける
1週間で判断しないでください。売れ始めるまでに数か月かかるのが普通です。
売れない期間に点数を増やしておくと、動き始めたときの伸びが変わります。
閲覧数を見る
売り場によっては、何人が見たかが分かります。見られていないのか、見られているのに買われていないのかで、直す場所が変わります。
見られていないなら商品名と言葉、見られているのに買われないならプレビュー画像と価格を見直してください。
売れた理由を確認する
最初の1件が売れたら、どの商品がどんな言葉で見つかったかを確認してください。次に作るものが決まります。
売れた方向に寄せていくのが、いちばん確実な進め方です。
作業を効率よく進める工夫
点数を増やすには、1点あたりの時間を下げる必要があります。
丁寧に作りすぎると、点数が増えません。
下地を1つ作る
よく使うサイズと配色で、下地を1つ用意してください。次からはそれを複製して中身を変えるだけになります。
プレビュー画像の型も同じです。1つ作れば、あとは差し替えるだけで済みます。
まとめて作る
1点ずつ作るより、同じ分野を5点まとめて作るほうが早く終わります。考え方が同じなので、迷う時間が減ります。
出品作業もまとめてできます。1日で5点出せることもあります。
説明文の型を持つ
商品説明は毎回似た構成になります。点数、サイズ、形式、使い方、注意点の順に書く型を決めておいてください。
型があると、商品ごとの差し替えだけで済みます。
作りかけを残さない
途中まで作ったものが溜まると、どれから手をつけるか迷います。1点ずつ完成させて出品してください。
買った人への対応

売って終わりではありません。対応の質が次の売上につながります。
デジタル商品は、問い合わせが来る前提で準備してください。
よくある質問を先に載せる
編集できない、リンクが開けない、印刷すると色が違うといった質問は必ず来ます。商品ページに先に書いておいてください。
先に書いてあるだけで、問い合わせが半分になります。
説明書は使い回せる
使い方の説明は、商品ごとに作り直す必要がありません。1つ作れば、全部の商品に付けられます。
最初に丁寧に作っておくと、以降の手間がかかりません。
返信は早くする
買ったあとに困っている人は、待たされると評価を下げます。当日中の返信を目安にしてください。
すぐ解決できない場合も、受け取った旨だけ返しておきます。
返品の扱いを決めておく
データの商品は、渡したあとに返品できません。その旨を商品ページに明記してください。
ただし内容が説明と違う場合は、対応が必要になります。説明は正確に書いてください。
不具合があったらすぐ直す
データに間違いが見つかったら、その場で直して差し替えてください。すでに買った人にも連絡します。
対応が早ければ、評価はむしろ上がります。放置がいちばん危険です。
評価を集める
評価がつくと、次の人が買いやすくなります。買った人にお願いすること自体は問題ありません。
ただし押しつけないでください。丁寧な対応をしていれば、自然につきます。
販売でつまずく5つの場面
止まる場所は決まっています。先に知っておいてください。
| つまずく場面 | 原因 | 抜け方 |
|---|---|---|
| 規約が分からず作れない | 形式による違いを知らない | 渡し方を先に決める |
| 作ったが出品できない | 完成度を求めすぎている | 1点目は出すことを優先 |
| 出したが売れない | 点数が少ない | 10点まで増やす |
| 閲覧はあるが買われない | 商品ページが弱い | プレビュー画像を作り直す |
| 続かない | 結果を早く求めすぎ | 3か月を単位で考える |
完璧を目指さない
出品してから直せます。売れないまま手元に置いておくより、出して反応を見るほうが早く進みます。
1つの商品にこだわらない
思い入れのある商品が売れるとは限りません。売れたものを増やすほうが、収入は伸びます。
販売を続けるための考え方
最初の数か月をどう過ごすかで、続くかどうかが決まります。
やめどきを決めておく
半年やって1点も売れないなら、分野を変えてください。同じことを続けても結果は変わりません。
ただし点数が5点以下なら、まだ判断できません。まず量をそろえてからです。
売上ではなく点数で管理する
売れない時期に売上を見ていると、続きません。今月何点作ったかで管理してください。
点数は自分の努力で増やせます。売上は相手が決めることです。
作る時間を決めておく
1日30分でも、月に3点から5点は作れます。時間を決めてしまうのが確実です。
まとまった時間を待っていると、いつまでも始まりません。
売れた商品を分解して見る
売れた商品には理由があります。用途、価格、プレビュー画像のどれが効いたのかを考えてください。
次の商品に生かせば、当たる確率が上がります。
受注と組み合わせる
販売だけだと、収入が出るまで時間がかかります。受注の仕事と組み合わせると、続けやすくなります。
受注で作ったものを、汎用の形にして販売に回す方法もあります。手間が二重になりません。
Canvaデザインの販売に関するよくある質問
よく寄せられる疑問をまとめました。
無料プランでも販売できますか
できます。無料の素材だけで作れば、形式の制限も少なくなります。
有料の素材を使いたい場合は、渡す形式に注意してください。
テンプレートをそのまま売ってもいいですか
売れません。既存のテンプレートの文字や色を変えただけのものは対象外です。
白紙から自分で組み立てたものだけが販売できます。
どのくらいで売れ始めますか
数か月かかるのが一般的です。点数が10点を超えたあたりから動き始める人が多くなります。
ほったらかしで収入になりますか
なりません。出品したあとも、点数を増やしたり説明を直したりする作業が続きます。
ただし受注の仕事と違って、作業した分がそのまま積み上がります。続けるほど楽になる形です。
デザインの経験がなくても売れますか
売れます。ただし、探されている用途を選ぶ必要があります。
見た目の美しさより、使いやすさが評価される分野です。
いくらくらい稼げますか
点数と分野によって大きく変わります。10点で月に数千円という人もいれば、50点で月数万円という人もいます。
短期間で大きな金額にはなりません。積み上げる形の収入だと考えてください。
海外で売ったほうがいいですか
市場は大きくなりますが、説明文を外国語で用意する必要があります。まず国内で売れる形を作ってからで十分です。
スマホだけで作って売れますか
作ることはできますが、出品作業はパソコンのほうが楽です。商品説明の入力や画像の準備が多くなります。
作るのはスマホ、出品はパソコンという分け方もできます。
作ったデザインの著作権はどうなりますか
自分で組み立てたデザイン自体は、自分のものとして扱えます。ただし使った素材そのものの権利は移りません。
素材を単体で再配布する形にはできません。
売れなかったら削除したほうがいいですか
削除しなくて構いません。点数が多いほうが、見つけてもらえる機会が増えます。
ただし説明が古くなっているものは、直しておいてください。
確定申告は必要ですか
会社員の副業なら、所得が年20万円を超えると申告が必要です。収入ではなく、費用を引いた所得で判断します。
売上と手数料は、最初から記録しておいてください。
まとめ
販売は4ステップです。作る前に、渡し方と売り場を決めてください。
手順は、商品を決める、規約に合う形で作る、売り場を決める、商品ページを作るの4つでした。順番を守れば迷いません。
売れるかどうかの判断は、白紙から作ったかと、渡す形式が何かの2つで決まります。この2つを押さえれば迷いません。
売るものはテンプレートだけではありません。印刷して使うデータや小冊子も、始めやすい商品です。
出品してすぐには売れません。まず10点をそろえて、3か月を単位で考えてください。
費用はほとんどかかりません。合わなければやめても損はないので、まず1点出してみることをおすすめします。
まずは自分が使ったことのある用途を1つ選んで、1点作ってみてください。そこから積み上がっていきます。