Canvaでポートフォリオの作り方|受注率が上がる構成・テンプレ活用・見せ方のコツ

Canvaでポートフォリオの作り方|受注率が上がる構成・テンプレ活用・見せ方のコツの記事

副業やフリーランスの案件に応募するとき、ポートフォリオが必要だとわかっていても「何をどう作ればいいかわからない」という方は多いはずです。

Canvaなら、デザインソフトの経験がなくてもテンプレートを選んで情報を入れ替えるだけで、プロ品質のポートフォリオを無料で作れます。

PDF・Webサイト・共有リンクの3形式で出力できるため、クラウドソーシングの提案文にもSNSのプロフィールにもそのまま活用できます。

クラウドワークスの公式ブログでも、ポートフォリオを掲載しているワーカーは受注率に明確な差があるとされています。

スキルを磨くのと同じくらい、ポートフォリオを「持っているかどうか」が受注を左右します。

この記事では、Canvaを使ったポートフォリオの作り方を6ステップで解説します。

さらに、受注率を上げるための構成のポイント、テンプレートの選び方、提案文での見せ方まで、実践できる内容をまとめています。

結論からお伝えすると、Canvaでポートフォリオを作るには
「テンプレートを選ぶ → 構成を決める → 情報を入れ替える → PDF・Webサイトとして書き出す」の4工程が基本です。

受注率が上がる構成は「表紙・自己紹介・作品紹介・料金目安・連絡先」の5要素を入れるだけで、クライアントに安心感を与えるポートフォリオに仕上がります。

所要時間は3〜5時間程度、費用は無料プランでも十分対応できます。

本記事では、Canvaでポートフォリオを作る方法、さらに受注率を上げるための具体的な構成・見せ方・テンプレ活用法を解説します。

目次

Canvaでポートフォリオを作る手順6ステップ

Canvaでポートフォリオを作る手順6ステップ記事

Canvaとは、ブラウザ上で使える無料のデザインツールです。

ここからは、Canvaを使ったポートフォリオの具体的な作り方を6ステップで解説します。

デザイン未経験の方でも、3〜5時間あれば完成できます。

  1. ステップ1:Canvaに登録してテンプレートを選ぶ(所要時間:約15分/費用:無料)
    Canva(https://www.canva.com)にアクセスし、Googleアカウントまたはメールアドレスで無料登録します。
    登録後、トップページの検索窓に「ポートフォリオ」と入力すると、数百種類のテンプレートが表示されます。

    テンプレートを選ぶ際は、「プレゼンテーション」カテゴリのものがおすすめです。
    スライド形式で1ページずつ構成を組めるため、初心者でも作りやすい構造になっています。

    テンプレート選びで迷ったら、白やベージュなどシンプルな配色のものを選びましょう。

    派手なデザインよりも、落ち着いたトーンのほうがどんな業種のクライアントにも好印象を与えられます。
  2. ステップ2:構成を決めてページを追加する(所要時間:約15分)
    テンプレートを選んだら、ポートフォリオに必要な5つの要素(表紙・自己紹介・作品紹介・料金目安・連絡先)をもとに、ページ構成を決めます。

    各要素に何を書くべきかは、記事の後半「受注率が上がるポートフォリオの構成」で詳しく解説しています。

    ページ数の目安は5〜10ページです。 作品紹介のページ数は、載せたい作品の数に合わせて調整します。

    作品が3点なら全体で7〜8ページ、5点なら10ページ前後が読みやすい分量です。

    Canvaの編集画面で「ページを追加」ボタンを押せば、同じテンプレートのデザインを維持したまま新しいページを追加できます。
  3. ステップ3:自己紹介ページを作成する(所要時間:約30分)
    テンプレートのテキスト部分をクリックして、自分の情報に書き換えていきます。

    名前(屋号)、肩書き、対応可能な業務、使用ツールなどを簡潔に記載しましょう。

    写真は顔出しが難しければ、イラストアイコンやCanva内のアバター素材でも問題ありません。

    左側メニューの「素材」から「アイコン」や「人物イラスト」で検索すると、フリー素材が見つかります。
  4. ステップ4:作品ページをデザインする(所要時間:約1〜2時間)
    作品画像をCanvaにアップロードし、テンプレートの画像枠にドラッグ&ドロップで配置します。

    「アップロード」メニューからファイルを選択するか、画像をそのまま編集画面にドロップすればOKです。

    作品画像の下には、制作の背景(目的・ターゲット)、工夫した点、使用ツールを2〜3行で記載します。

    テキストボックスを追加して、フォントサイズは本文用に12〜14ptがおすすめです。

    作品ごとにページを分けると見やすくなります。1ページに複数作品を詰め込むと、1点1点の印象が薄れてしまうためです。
  5. ステップ5:全体のトーンを統一して仕上げる(所要時間:約30分)
    すべてのページを通して見たときに、フォント・配色・余白のバランスが統一されているか確認します。

    統一感を出すポイントは3つです。
    使用するフォントは2種類まで(見出し用+本文用)に絞ること。

    メインカラーは1色+アクセント1色に抑えること。 各ページの余白の取り方をそろえること。

    Canvaの「スタイル」機能を使えば、選んだテンプレートの配色やフォントを一括で変更できます。

    途中で色を変えたくなった場合でも、すべてのページに一括で反映されるため便利です。
  6. ステップ6:PDFまたはWebサイトとして書き出す(所要時間:約10分)
    完成したら、右上の「共有」ボタンから書き出し形式を選びます。

    PDF形式で書き出す場合は、「ダウンロード」→ファイルの種類を「PDF(標準)」に設定します。

    印刷する予定がある場合は「PDF(印刷)」を選ぶと高解像度で出力できます。

    共有リンクで送る場合は、「共有」→「リンクをコピー」で、閲覧専用のURLを発行できます。

    クラウドソーシングの提案文にこのURLを貼るだけで、クライアントにポートフォリオを見てもらえます。

    Webサイトとして公開する場合は、「Webサイトとして公開」→スタイルを選択→「公開」で完了です。

    Canvaのサブドメイン(yourname.my.canva.site)が自動で割り当てられます。

Canvaポートフォリオに使えるテンプレートの選び方

Canvaには「ポートフォリオ」で検索するだけで数百種類のテンプレートが表示されます。

選び方のコツを知っておくと、自分の職種やアピールしたいイメージに合ったテンプレートを効率よく見つけられます。

職種別に選ぶポイント

テンプレートは、見た目の好みではなく、見せたい作品に合うかどうかで選ぶのが基本です。

バナーやSNS投稿画像のデザインをアピールしたい場合は、画像を大きく配置できるレイアウトのテンプレートが向いています。

作品のビジュアルが主役になるため、テンプレート自体はシンプルなものを選ぶとバランスが取れます。

資料作成やスライドデザインをアピールしたい場合は、テキストと画像をバランスよく配置できるテンプレートが適しています。

制作の背景や説明文を書くスペースが確保しやすい構成のものを選びましょう。

ライティングやSNS運用代行など、ビジュアル作品が少ない職種の場合は、テキスト中心のテンプレートを選びます。

実績データ(記事のPV数、フォロワー増加数など)をグラフや数字で見せる構成が効果的です。

テンプレートをアレンジして自分らしさを出すコツ

テンプレートをそのまま使うと、他の人と似たようなポートフォリオになってしまいます。

「配色」「フォント」「写真」の3点を変えるだけで、オリジナル感が一気に増します。

配色はCanvaのスタイルメニューからワンクリックで変更できます。

自分のブランドカラーが決まっている場合は、カラーコードを指定して統一感を出しましょう。

フォントは、見出し用と本文用の2種類に絞るのが鉄則です。

日本語フォントなら「Noto Sans JP」「M PLUS Rounded 1c」などが読みやすくおすすめです。

テンプレートに入っているサンプル写真は、必ず自分の作品画像に差し替えてください。

サンプル写真のまま提出すると、テンプレートをそのまま使っているという印象を与えてしまいます。

無料テンプレートとCanva Proテンプレートの違い

Canvaのテンプレートには無料のものとCanva Pro専用のものがあります。

Pro専用のテンプレートには右下に王冠マークが表示されます。

無料テンプレートでもポートフォリオの作成には十分対応できます。

テンプレートの数は無料でも数百種類あり、素材やフォントも豊富です。

Canva Proにアップグレードすると、すべてのテンプレートと素材が使い放題になるほか、背景の透過やリサイズ機能、ブランドキット機能なども利用できます。

料金は月額1,180円(税込)、年払いなら年間8,300円(税込)で、30日間の無料トライアルもあります。

最初は無料プランで始めて、もっと多くのテンプレートや素材が必要になったタイミングでProに切り替えるのがおすすめです。

ポートフォリオに載せる作品がないときの対処法

副業を始めたばかりで実績がない場合でも、ポートフォリオは作れます。

架空案件の作成やテンプレートのアレンジなど、実務経験ゼロから作品を用意する方法を3つ紹介します。

架空案件で作品を作る方法

実案件がなくても、自分で架空の案件を設定して作品を制作すれば、立派なポートフォリオ素材になります。

たとえば「30代女性向けヨガスタジオのInstagram投稿画像」「カフェのオープン告知バナー」など、具体的なターゲットと目的を設定して作品を作ります。

架空案件であっても「誰に・何を・どう伝えるか」を意識して作った作品は、クライアントへのアピールになります。

架空案件であることはポートフォリオに明記する必要はありませんが、クライアントから聞かれた場合は正直に答えましょう。

「練習として制作しました」と伝えれば、マイナスに受け取られることはほとんどありません。

既存テンプレートのアレンジ作品を載せてもいい?

Canvaの利用規約上、テンプレートをカスタマイズした作品をポートフォリオに掲載すること自体は問題ありません。

ただし、テンプレートをほぼそのまま使っただけの作品は、オリジナリティが低いと判断される可能性があります。

テンプレートを活用する場合は、配色・フォント・レイアウトのうち最低2つ以上を変更するのが目安です。

素材の差し替えだけでなく、構図や文字の配置も変えると、自分でデザインした作品として説得力が増します。

なお、Canvaのテンプレートに含まれる素材(写真・イラスト)の中には、Pro専用の有料素材もあります。

無料プランを使っている場合は、有料素材が含まれていないか確認してからダウンロードしましょう。

作品数は3〜5点あれば十分な理由

ポートフォリオに載せる作品は、多ければいいわけではありません。

クオリティが高い作品を3〜5点厳選して載せるほうが、クライアントに与える印象は良くなります。

クライアントがポートフォリオを確認する時間は、長くても数分程度です。 20点も30点も作品を並べても、最後まで見てもらえる可能性は低いです。

載せる作品を選ぶときは「自分が得意なジャンル」と「受注したい案件のジャンル」が一致するものを優先しましょう。

飲食系の案件を受注したいなら飲食系のデザイン、教育系ならその分野の作品を前面に出す、という考え方です。

Canvaでポートフォリオを作るときの注意点

Canvaでポートフォリオを作成・公開する際には、商用利用のルールや著作権に関する注意点があります。

トラブルを防ぐために、事前に確認しておきたいポイントを3つまとめました。

商用利用と著作権のルールを確認する

Canvaで作成したデザインは、基本的に商用利用が可能です。

ただし、テンプレートや素材をそのまま「再販」することは利用規約で禁止されています。

ポートフォリオに掲載する分には問題ありませんが、テンプレートをそのままダウンロードして販売したり、素材単体を商品として提供したりすることはできません。

実際のクライアントワークで制作した作品をポートフォリオに掲載する場合は、事前にクライアントの許可を得ておくことをおすすめします。

特にロゴや社名が入ったデザインは、無断で公開するとトラブルになる可能性があります。

テンプレートそのままの掲載はNG

テンプレートを一切アレンジせずにポートフォリオに掲載すると、デザイン力がないと判断されるリスクがあります。

クライアントが見たいのは、あなたのデザインスキルであって、Canvaのテンプレートの完成度ではありません。

最低限、写真・テキスト・配色の3点は必ず変更してから掲載しましょう。

テンプレートは、ゼロからデザインする手間を省くためのベースとして活用するのが正しい使い方です。

アレンジを加えることで、自分のオリジナリティを表現できます。

定期的に作品を入れ替えて更新する

ポートフォリオは一度作ったら終わりではなく、定期的に更新することが受注率の維持に大切です。

新しい作品が増えたら追加し、古い作品やクオリティに満足できないものは入れ替えていきましょう。

3ヶ月に1回程度の見直しを目安にすると、常に最新の実力を反映したポートフォリオを維持できます。

Canvaのクラウド保存なら、いつでも編集画面に戻って修正できます。

共有リンクやWebサイト形式で公開している場合は、編集内容がそのまま反映されるため、再共有の手間もかかりません。

Canvaと他のポートフォリオ作成ツールの違いとは?どれが向いている?

ポートフォリオ作成に使えるツールはCanva以外にもあります。

ここでは代表的なツールとの違いを比較し、自分に合った選び方を紹介します。

比較項目CanvaSTUDIOWixWordPress
料金無料〜月額1,180円無料〜月額2,480円無料〜月額900円〜サーバー代 月額500円〜+ドメイン代
操作の難易度かんたんやや難しいふつう難しい
デザインの自由度テンプレートベース高い(ノーコード)テンプレートベース非常に高い
PDF出力対応非対応非対応プラグインで対応
おすすめの人今すぐ手軽に作りたい人デザイン性にこだわりたい人本格的なWebサイトが欲しい人カスタマイズを重視する人

Canvaが向いている人

Canvaは「手軽さ」と「スピード」が最大の強みです。

デザインツールの経験がなくても、テンプレートを選んで情報を入れ替えるだけで完成するため、副業を始めたばかりの方や、今すぐポートフォリオを用意したい方に向いています。

PDFとWebサイトの両方に対応しているため、クラウドソーシングの提案文とSNSプロフィールの両方で活用できるのもメリットです。

「まずは形にして、案件に応募できる状態を作りたい」という方には、Canvaがもっとも効率的な選択肢です。

STUDIO・Wix・WordPressが向いている人

STUDIOは、デザイン性の高いポートフォリオサイトを作りたい方に向いています。

ノーコードで自由度の高いレイアウトが組めるため、WebデザイナーやUIデザイナーのポートフォリオに適しています。

Wixは、ブログ機能やお問い合わせフォームも含めた本格的なWebサイトを作りたい方に向いています。

テンプレートも豊富で、ある程度のカスタマイズが可能です。

WordPressは、デザインもコンテンツも完全に自分でコントロールしたい方向けです。

サーバーやドメインの契約が必要で、操作にもある程度の知識が求められるため、初心者にはハードルが高めです。

ポートフォリオの作り方の全体像や、ツール選び以前の構成の考え方については、こちらの記事「初心者デザイナー必見!ポートフォリオの作り方完全ガイド」でも詳しく解説しています。

受注率が上がるポートフォリオの構成とは?必要な5つの要素

クライアントがポートフォリオを見る目的は「この人に頼んで大丈夫か」の確認です。

受注につながるポートフォリオには、表紙・自己紹介・作品紹介・料金目安・連絡先の5要素が必要です。

表紙で第一印象と信頼感を伝える

ポートフォリオの表紙は、クライアントが最初に目にするページです。

ここで「きちんとした人だな」「センスがありそう」と思ってもらえるかどうかが、残りのページを読んでもらえるかどうかに直結します。

表紙に入れるべき情報は、名前(屋号)・肩書き・対応できる業務のキーワードの3つです。

色やフォントは落ち着いたトーンでまとめると、幅広いクライアントに好印象を与えられます。

自己紹介ページにスキル・実績・対応業務を入れる

自己紹介ページでは、経歴をすべて書く必要はありません。

クライアントが知りたいのは「何ができるか」「どんな仕事をしてきたか」の2点です。

記載する情報の例としては、対応可能な業務(バナー制作、SNS投稿画像、資料作成など)、使用ツール(Canva、Photoshop、Figmaなど)、これまでの制作実績数や対応業界などがあります。

副業を始めたばかりで実績が少ない場合は、「学習歴」や「得意なテイスト」を書くだけでも十分です。

「何もアピールできることがない」と思い込む必要はありません。

作品紹介には制作背景と工夫した点を添える

作品をただ並べるだけのポートフォリオは、クライアントの印象に残りにくいです。

1作品ごとに「制作の背景(目的・ターゲット)」「工夫した点」「使用ツール」を2〜3行添えると、あなたの思考プロセスが伝わります。

たとえば「30代女性向けのヨガスタジオのバナーを制作。柔らかい配色と手書き風フォントで親しみやすさを意識しました」のように書くだけで、デザインの意図が明確になります。

クライアントが見ているのは、完成した作品の見た目だけではありません。

「この人は依頼の目的を理解してデザインできる人だ」と感じてもらえることが、受注率アップにつながります。

料金・納期の目安を記載する

ポートフォリオに料金の目安を載せておくと、クライアント側の問い合わせハードルが下がります。

「バナー制作:3,000円〜」「SNS投稿画像5枚セット:5,000円〜」のように、最低価格+「〜」で幅を持たせる表記がおすすめです。

納期の目安も「バナー1枚:2〜3営業日」のように書いておくと、クライアントがスケジュールを立てやすくなります。

料金を出すのに抵抗がある場合は、「料金はご相談ください」と書くだけでも構いません。 ただし、具体的な数字があるほうが問い合わせにつながりやすい傾向があります。

連絡先・問い合わせ導線を設置する

ポートフォリオを見て「この人に頼みたい」と思ったクライアントが、すぐに連絡できる導線を用意しておきましょう。

メールアドレス、SNSのDMリンク、クラウドソーシングのプロフィールURLなど、連絡手段は複数あると安心です。

Canva Webサイト形式で公開する場合は、ページ内にお問い合わせボタンを設置することもできます。

連絡先がわかりにくいポートフォリオは、せっかくの受注チャンスを逃してしまいます。

最終ページに大きめのフォントで連絡先をまとめておくのが効果的です。

受注率を上げるポートフォリオの見せ方・共有方法

ポートフォリオは、作って終わりではなく、クライアントに効果的に見せる方法が受注率に直結します。

PDF添付・共有リンク・Webサイト公開の3つの共有方法と、提案文での見せ方のコツを紹介します。

PDF形式で提案文に添付する方法

クラウドソーシングの提案文にポートフォリオを添付するなら、PDF形式がもっとも確実です。

ファイルサイズが大きすぎると添付できない場合があるため、Canvaでダウンロードする際は「PDF(標準)」を選びましょう。

目安として10ページ程度のポートフォリオなら、5〜10MB以内に収まることがほとんどです。

ファイル名も「portfolio_名前_2026.pdf」のように、誰のものかわかる名前にしておくと親切です。

「無題のデザイン.pdf」のまま送ってしまうと、プロ意識が低い印象を与えてしまいます。

Canvaの共有リンクで手軽に見せる方法

URLを送るだけでポートフォリオを見てもらえる共有リンクは、もっとも手軽な方法です。

設定手順は簡単で、Canva編集画面の右上「共有」→「リンクをコピー」→アクセス権を「閲覧のみ」に設定するだけです。

提案文やSNSのプロフィールにURLを貼っておけば、クライアントがいつでも確認できます。

共有リンクの利点は、ポートフォリオを更新すればリンク先の内容もリアルタイムで反映される点です。

新しい作品を追加したときに、URLを貼り直す手間がかかりません。

Canva Webサイトとして公開する方法

Canvaの「Webサイトとして公開」機能を使えば、ポートフォリオを独立したWebページとして公開できます。

コーディングの知識は一切不要で、公開ボタンを押すだけで完了します。

無料プランでは「yourname.my.canva.site」というCanvaのサブドメインが使えます。 Canva Proなら独自ドメイン(例:yourname.com)を接続することも可能です。

Webサイト形式は、名刺やSNSプロフィールにURLを記載しておけるため、いつでもクライアントに見てもらえる「常設のポートフォリオ」として活用できます。

提案文にポートフォリオを載せるときのコツ

ポートフォリオのURLやPDFをただ貼り付けるだけでは、クライアントに見てもらえないこともあります。

提案文の中で「ポートフォリオのどこを見てほしいか」を一言添えるのが効果的です。

たとえば「添付のポートフォリオ3ページ目に、今回のご依頼と近いテイストのバナー実績を掲載しています」と書くだけで、クライアントの確認率が上がります。

また、案件ごとに見せる作品を変えることも受注率アップのポイントです。

飲食系の案件には飲食系のデザイン実績を、美容系にはサロン向けの実績を前面に出す、といった使い分けが有効です。

Canvaなら1つのテンプレートを複製して、案件別のバリエーションを簡単に作れます。

Canvaポートフォリオに関するよくある質問

Canvaでポートフォリオを作るにあたって、多くの方が疑問に思うポイントをまとめました。

初心者が特につまずきやすい点を中心に、具体的な回答を掲載しています。

Canvaで作ったポートフォリオは仕事の応募に使えますか?

はい、クラウドソーシングやSNS経由の案件応募にも問題なく使えます。

PDF形式で添付するか、共有リンクを提案文に貼り付ける形が一般的です。

実際に、クラウドワークスやココナラで活動しているフリーランスの多くがCanvaでポートフォリオを作成しています。

Canva無料プランでもポートフォリオは作れますか?

無料プランでも十分に作成できます。

テンプレートは無料でも数百種類が利用でき、フォントや素材も豊富です。

PDF出力、共有リンクの発行、Webサイト公開(Canvaサブドメイン)のすべてが無料プランで対応可能です。

Canva Proにしか使えないテンプレートや素材もありますが、無料の範囲で十分プロ品質のポートフォリオが仕上がります。

ポートフォリオに載せる作品が1〜2点しかないのですが大丈夫ですか?

作品が少なくても、ポートフォリオは作るべきです。

作品が1〜2点でも、制作背景や工夫した点を丁寧に記載すれば、クライアントにアピールできます。

足りない分は架空案件(自分で想定したクライアントに向けた制作物)で補うのが一般的な方法です。

1点しかない場合でも、テイスト違い(シンプル版・カラフル版など)のバリエーションを作ると作品数を増やせます。

Canvaのテンプレートを使ったことがバレると評価が下がりますか?

テンプレートを使うこと自体はまったく問題ありません。

クライアントが重視するのは、作品のクオリティ自分の仕事ぶりがイメージできるかであり、使用ツールではありません。

ただし、テンプレートをほぼそのまま使った作品は「デザイン力が不明」と判断される可能性があるため、配色・フォント・レイアウトのうち最低2つは変更してから掲載しましょう。

Canvaで作ったポートフォリオをWebサイトとして公開するのは無料ですか?

はい、Canvaのサブドメイン(例:yourname.my.canva.site)を使えば無料で公開できます。

独自ドメイン(例:yourname.com)を使いたい場合は、Canva Pro(月額1,180円・税込)へのアップグレードが必要です。

無料のサブドメインでも、SNSプロフィールや名刺に記載するURLとしては十分に活用できます。

ポートフォリオのページ数はどのくらいが適切ですか?

全体で5〜10ページが目安です。

表紙1ページ、自己紹介1ページ、作品紹介3〜5ページ、料金・連絡先で1〜2ページという構成が標準的です。

クライアントがポートフォリオを確認する時間は数分程度のため、20ページを超えるような長いものは避けたほうが見てもらえる確率が上がります。

ポートフォリオはどのくらいの頻度で更新すべきですか?

3ヶ月に1回程度の見直しをおすすめします。

新しい作品が増えたタイミングで追加し、古い作品やクオリティに納得できないものは入れ替えていきましょう。

Canvaはクラウド保存のため、編集内容がすぐに反映されます。共有リンクやWebサイトとして公開している場合は、更新後に再共有する手間もかかりません。

まとめ|Canvaでポートフォリオを作って受注につなげよう

Canvaを使えば、デザイン未経験でも無料でプロ品質のポートフォリオが作れます。

この記事では、Canvaを使ったポートフォリオの作り方を6ステップで解説しました。

作り方の流れは
「Canvaに登録 → テンプレートを選ぶ → 構成を決めてページを作る → 作品と情報を入れる → トーンを統一 → PDF・Webサイトとして書き出す」の6工程です。

テンプレートは配色・フォント・写真の3点を変えるだけでオリジナル感が出せます。

作品が少ない場合でも、架空案件やテイスト違いのバリエーションで十分カバーできます。

ポートフォリオを作ったあとは、受注率を上げる工夫も大切です。

構成は「表紙・自己紹介・作品紹介・料金目安・連絡先」の5要素を入れること。

共有方法はPDF添付・共有リンク・Webサイト公開の3つから、用途に合わせて選べます。

提案文では「どのページにどんな実績があるか」を一言添えるだけで、クライアントに見てもらえる確率が上がります。

まずはCanvaに無料登録して、テンプレートを1つ選ぶところから始めてみてください。

今日中にポートフォリオの第一版を完成させることができます。

ポートフォリオの構成や考え方の全体像をもっと詳しく知りたい方は、「初心者デザイナー必見!ポートフォリオの作り方完全ガイド」もあわせてご覧ください。

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