AIでインフォグラフィックを作る!プロンプト例

AIでインフォグラフィックを作る!プロンプト例

AIにインフォグラフィックを作らせると、1回目はまず思ったものが出てきません。もう一度やり直して、また違って、そのうち時間だけが過ぎていきます。

原因のほとんどは、指示の書き方です。「わかりやすくして」と伝えても、AIは何を残して何を捨てるかを判断できません。

この記事では、そのまま使えるプロンプト例を8つ挙げ、必ず入れる5つの要素を解説します。あわせて、思ったものが出なかったときにどこを直すか、文字が崩れるときの対処、使い回せる形に整える方法までまとめました。

結論からお伝えすると、インフォグラフィックのプロンプトには5つの要素を入れます。伝える相手、1枚で伝える結論、載せる項目の数、使う図の型、文字の扱いの5つです。

この5つが入っていれば、1回目からかなり近いものが出ます。逆に1つでも抜けると、AIが勝手に判断して的が外れます。

コツは、項目数を必ず数字で指定することです。数を決めないと、AIは情報を詰め込む方向に動きます。

日本語の文字が崩れるときは、文字を入れずに構造だけ作らせて、あとから自分で載せてください。この分担なら失敗しません。

目次

そのまま使えるプロンプト例8つ

インフォグラフィックのプロンプト例を整理したカードと図解サンプルの写真

まず使える形から示します。カギカッコの中を自分の内容に置き換えれば、そのまま貼り付けて使えます。

どれも5つの要素を入れた形になっています。長く見えますが、この長さが必要です。

使う前にひとつだけ。カギカッコの中は必ず自分の内容に置き換えてください。そのまま送ると、AIが勝手に例を作ってしまいます。

1. 手順を説明する

「未経験の人に向けて、〇〇の申込みから完了までの流れを5ステップの流れ図にしてください。各ステップは20字以内の日本語で、縦に並べてください。」

手順を伝えるときの基本形です。ステップ数を決めておかないと、7つにも10つにも増えます。

縦に並べる指定を入れているのは、スマホで見る想定があるためです。横に長い流れ図は、スマホだと文字が小さくなって読めません。

ステップ数は5つ前後が読みやすい範囲です。10になると1枚では収まらないので、前半と後半に分けてください。

2. 2つを比べる

「検討中のお客様に向けて、AプランとBプランの違いを4項目の比較表にしてください。金額はこちらが渡した数値をそのまま使い、勝手に変えないでください。」

比較は項目数を先に決めるのが肝心です。数を指定しないと、比べる軸が毎回変わります。

数値を渡すときは、変えないでほしいと明記してください。書かないと、見栄えを整えるために丸めた数字が入ることがあります。

比べる相手が3つ以上あるときは、表形式にしたほうが収まります。2つなら左右に並べる形が見やすくなります。

比較する項目は、そろえた基準で選んでください。片方だけ有利な項目を並べると、読む人に見透かされます。

3. 全体像を見せる

「初めて聞く人に向けて、この事業の構成を3階層のピラミッド図にしてください。専門用語は使わず、各階層は短い日本語にしてください。」

階層の数を指定すると、構造が安定します。指定しないと、階層が増えて読みにくくなります。

専門用語を使わないでほしいときは、その一文を必ず入れてください。相手を指定しただけでは、専門的な言葉が残ることがあります。

階層は3つが基本です。4つ以上にすると、下の段が細くなって文字が入りません。

4. 時間の流れを示す

「社内向けに、このプロジェクトの1年間の流れを4つの区切りでタイムラインにしてください。横長で、左から右に時間が進む形にしてください。」

向きを指定するのを忘れないでください。指定しないと、縦組みで出てくることがあります。

区切りの数は4つか5つが読みやすい範囲です。それ以上になると、1つあたりの幅が狭くなって文字が入りません。

5. 数字を目立たせる

「SNSに投稿する用に、この3つの数字だけを大きく見せるデザインにしてください。正方形で、背景は落ち着いた1色にしてください。」

載せる情報が少ないほど、AIは失敗しません。数字だけを見せたいときは、思い切って削ってください。

SNS用は正方形か縦長を指定します。横長で作ると、タイムラインで小さく表示されて読めません。

数字は3つまでに絞ってください。4つ以上になると、どれが主役か分からなくなります。

6. 記事の内容をまとめる

「この記事の内容を、要点5つに絞って1枚にまとめてください。読んでいない人が見て、何の話か分かる状態にしてください。」

ブログのアイキャッチを作るときに使えます。要点の数を指定するのがポイントです。

記事全文を渡すと要点がぼやけるので、見出しだけを渡す方法もあります。そのほうが構造がはっきり出ます。

要点の数は5つが上限です。それ以上入れると、アイキャッチとして小さく表示されたときに読めません。

7. 導入前後を比べる

「導入を迷っている人に向けて、導入前と導入後の違いを左右に並べた図にしてください。変化が分かる項目を3つだけ選んでください。」

左右に並べる形は、変化を見せるのに向いています。項目を絞るほど伝わります。

変化が数字で示せるなら、その数字も一緒に渡してください。前後の差が数字で見えると、説得力が変わります。

8. 手描き風にやわらかく見せる

「一般の読者に向けて、〇〇の仕組みを手描き風のイラストで説明してください。線は細めで、色は3色以内にしてください。」

雰囲気を指定したいときの形です。色数を指定すると、ごちゃつきを防げます。

手描き風は親しみやすい反面、情報量が多いと読みにくくなります。数値やステップが多い内容には向きません。

8つのうち、まずは自分の仕事で使うものを1つ選んでください。全部を試す必要はありません。

プロンプトに必ず入れる5つの要素

インフォグラフィックのプロンプトに必要な5つの要素を並べた写真

この5つが揃っていれば、大きく外すことはありません。逆に1つ抜けるだけで、精度が落ちます。

先ほどの例は、すべてこの5つで組み立てています。順番に見ていってください。

  1. 誰に見せるのかを書く
  2. 1枚で伝える結論を一文で書く
  3. 載せる項目の数を数字で決める
  4. 使う図の型を名前で指定する
  5. 文字の言語と字数の上限を書く

この順番で書く必要はありません。全部入っていれば、並びは自由です。

この5つは、記事を書くときに読者を決めるのと同じ考え方です。誰に何を伝えるかが決まっていないと、AIも判断できません。

この5つを毎回書くのは面倒に感じますが、慣れると1分で書けるようになります。作り直す時間より、はるかに短くて済みます。

要素1:伝える相手

誰に見せるかで、言葉づかいも情報量も変わります。「社内向け」「初めて聞く人向け」のように、一言で構いません。

ここを書くと、専門用語を使うかどうかをAIが判断できます。書かないと、無難で当たり障りのない内容になります。

相手は具体的なほど効きます。「40代の主婦の方に向けて」のように書くと、言葉づかいまで寄せてくれます。

年代や職業まで書くと、例え話まで寄せてくれます。「はじめて副業を考えている人に」のような書き方でも十分です。

要素2:1枚で伝える結論

この図を見た人に、何を分かってほしいのかを一文で書きます。ここが記事でいう見出しにあたる部分です。

結論が2つあるなら、図を2枚に分けてください。1枚に詰め込むと、どちらも伝わりません。

結論が書けないときは、まだ内容が整理できていない状態です。AIに投げる前に、自分で一文にまとめてください。

この一文は、そのまま図のタイトルとしても使えます。あとの作業が楽になります。

結論は「〇〇すれば〇〇できる」の形にすると書きやすくなります。主張がはっきりして、図の骨格も決まります。

要素3:載せる項目の数

5つの要素の中で、いちばん効くのがこれです。数を決めないと、AIは情報を足す方向に動きます。

目安は3つから5つです。7つを超えると、1枚では読み切れなくなります。

「5つ」と書くのと「5つ程度」と書くのでは、結果が変わります。数字は必ず言い切ってください。

どうしても項目が多いときは、2枚に分ける指示を出します。1枚に無理やり入れるより伝わります。

迷ったら少ないほうを選んでください。あとから足すのは簡単ですが、減らすのは判断が要ります。

要素4:使う図の型

流れ図、比較表、タイムライン、ピラミッド図のように、形を名前で指定します。型を決めると、構成が毎回そろいます。

迷ったら、情報に順序があるかどうかで判断してください。順序があるなら流れ図かタイムライン、なければ比較表かリストです。

型の名前が思いつかないときは、似たものを例に出しても伝わります。「電車の路線図のような形で」といった伝え方でも動きます。

型が合っていないと、内容が良くても伝わりません。ここは時間をかけて選ぶ価値があります。

要素5:文字の扱い

「すべて日本語で表記してください」「各項目は20字以内で」のように書きます。これを入れるかどうかで、仕上がりが大きく変わります。

日本語の指定を書き忘れると、英語で出てくることがあります。毎回入れる癖をつけてください。

字数の上限は20字前後が目安です。それより長いと、図の中で改行されて崩れやすくなります。

5つの要素は、順番を気にしなくて構いません。全部入っていれば、並びは自由です。

図の型ごとの書き分け

インフォグラフィックの図の型を比較したデザイン資料の写真

型によって、指定すべき項目が変わります。よく使う4つの型について、押さえるところを整理します。

型を指定しただけでは足りません。それぞれに固有の指定があります。

図の型追加で指定すること向いている内容
流れ図ステップ数と進む向き手順、申込みの流れ
比較表比べる項目の数プラン、導入前後
タイムライン区切りの数と期間沿革、工程
ピラミッド図階層の数優先順位、構造

この追加指定を入れると、作り直す回数が半分ほどに減ります。書く手間より、やり直す手間のほうが大きくなります。

表の追加指定は、1行に1つずつ書き足すだけで足ります。まとめて長文にする必要はありません。

型を決められないとき

AIに型を選ばせる方法もあります。「この内容に合う図の型を3つ提案してください」と先に聞いてから、選んだ型で作らせる形です。

この2段階にすると、自分では思いつかない形が出てくることがあります。時間があるときは試してみてください。

提案を求めるときは、理由も一緒に聞いてください。なぜその型なのかが分かると、次から自分で選べるようになります。

2段階にすると生成の回数は増えますが、結果的に早く終わります。最初の1回を型選びに使う形です。

ツール別の得意・不得意

インフォグラフィック作成ツールの得意不得意を比較する資料の写真

同じプロンプトでも、ツールによって出てくるものが違います。用途で使い分けてください。

どれか1つを覚えれば十分ですが、傾向は知っておくと選びやすくなります。
(以下2026年7月現在、どちらかというと主観で書いています)

ツール得意なこと苦手なこと
ChatGPT会話しながら詰めていく細かい文字の再現
Gemini指示への追従が安定凝ったデザイン表現
Claude構成を整理して組み立てる写実的な画像
Canva AI生成後にその場で修正ゼロからの構成提案

修正を前提にするなら、Canvaのようにその場で直せるものが向いています。構成から相談したいなら、対話型のAIが向いています。

なお、資料を読み込ませて図にする使い方は、NotebookLMが得意です。操作や上限は別の記事で詳しく扱っています。

ツールを増やしすぎると、どれで作ったか分からなくなります。まず1つに絞って、使い込んでください。

乗り換えを考えるのは、いまのツールで3回試しても近づかないときで十分です。

思ったものが出ないときの直し方

AIで作ったインフォグラフィックを修正する前後比較の写真

1回で決まることはまずありません。どこを直せばいいかが分かれば、2回目で近づきます。

ここが最も知りたい部分だと思いますが、解説している記事はほとんどありません。症状ごとに直す場所が違います。

出てきたものの症状直す場所
情報が多くてごちゃつく項目数の指定を減らす
載せてほしい内容が抜けた必ず含める項目を名指しする
形が想像と違う図の型を名前で指定する
雰囲気が合わない色数と線の太さを指定する
文字が読めない1項目の字数上限を決める
毎回まったく違うものが出る結論の一文を先に書く

表の左側が、実際に出てきた画面を見たときの印象です。右側の1か所を直すだけで、次の生成が変わります。

症状から入るのがコツです。プロンプト全体を眺めても、どこが悪いかは分かりません。

直すときは一度に1か所だけ

複数を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。1か所だけ直して、変化を見てください。

この進め方なら、3回目には自分の型ができてきます。効いた指示を覚えておくのが近道です。

変えた指示と結果は、簡単でいいのでメモしてください。3回分たまると、自分の傾向が見えてきます。

同じ症状が続くなら、その指示が効いていない可能性があります。表現を変えて書き直してみてください。

全部書き直さない

うまくいっている部分の指示は、そのまま残してください。全部書き直すと、良かった部分まで変わります。

足すのは1文だけで構いません。「ただし項目は4つにしてください」のように、条件を追加する形が確実です。

前の出力も消さずに残しておいてください。作り直した結果が前より悪くなることは、よくあります。

3回試して近づかないとき

プロンプトではなく、渡している情報のほうに原因があります。元の資料が整理されていないと、AIも整理できません。

いったん自分で要点を5つ書き出してから、それを渡してみてください。ここで一気に変わることが多くあります。

つまり、プロンプトの問題ではなく情報整理の問題だということです。ここを切り分けられると、無駄な試行が減ります。

文字が崩れる・英語になるときの対処

文字崩れを避けるために空欄レイアウトを準備した写真

日本語の表示は、いまも生成AIが苦手にしている部分です。防ぐ方法と、崩れたあとの直し方があります。

相談としていちばん多いのがこれです。バグではなく、指示不足で起きることがほとんどです。

ツールによって起きやすさが違います。同じ指示でも崩れないツールがあるので、どうしても直らないなら変えてみてください。

崩れるのは、AIが日本語のフォントを扱うのが苦手だからです。技術的な制約なので、指示だけでは完全には防げません。

まず日本語を明示する

「すべて日本語で表記してください」の一文を入れてください。これだけで、英語化はかなり防げます。

それでも直らないときは、指示全体を日本語で長めに書きます。短い指示ほど、英語に引っ張られやすくなります。

指示の中に英語の単語が多いと、それに引っ張られることもあります。ツール名以外はできるだけ日本語で書いてください。

文字数の上限を決める

「各項目は20字以内で」と書くと、はみ出しや切れが減ります。文章が長いほど、崩れる確率が上がります。

項目名を短くするのは、読みやすさの面でも効果があります。長い説明は図の外に置いてください。

短い単語ほど崩れにくい傾向があります。長い文を入れたいときは、図の外に置くほうが確実です。

いちばん確実な方法

文字を入れずに、構造とレイアウトだけ作らせてください。そのうえで、文字は自分で載せます。

手間が増えるように見えますが、崩れた文字を直すより速く終わります。仕事で使うなら、この形が確実です。

文字を載せるのは、無料のデザインツールで十分です。画像を背景に置いて、その上に文字を重ねるだけの作業になります。

数値とデータの正確性を確かめる

インフォグラフィックの数値とデータを確認する資料の写真

AIは数字を取り違えることがあります。出てきた図の数字は、必ず元の資料と突き合わせてください。

見た目が整っていると、内容も正しいと感じてしまいます。ここは意識して確認する必要があります。

特に、要約の過程で数字が入れ替わることがあります。元の資料に戻って照合する習慣をつけてください。

公開してから間違いが見つかると、差し替えの手間が大きくなります。1分の確認で防げます。

桁と単位を見る

いちばん多い間違いが、桁のずれと単位の取り違えです。万と億、パーセントと件数などが入れ替わります。

主要な数字だけでも構いません。3つか4つ確認すれば、大きな事故は防げます。

グラフの目盛りも確認してください。0から始まっていないと、差が実際より大きく見えます。

渡していない数字が入っていないか見る

AIが補完してそれらしい数字を足すことがあります。自分が渡した資料にない数値が入っていたら、必ず消してください。

これを防ぐには、「渡した数値以外は使わないでください」と書き添えます。

それらしい数字が入るのは、AIが不足を補おうとするためです。悪意はありませんが、そのまま公開すると信頼を失います。

出典を添える

数字を載せるなら、調査名と時点を小さく入れてください。人に見せる資料では、これがあるかないかで信頼度が変わります。

出典はAIに書かせず、自分で入れてください。出典そのものを誤って生成することがあります。

デザインの質を上げる指示

見た目を整えるのは、内容が決まったあとです。指定するのは色数、文字、余白の3つで足ります。

デザインの専門用語を使う必要はありません。数を決めるだけで、仕上がりは安定します。

内容が決まる前に見た目をいじると、あとで作り直しになります。順番を守ってください。

専門用語を使うと、かえって解釈がぶれます。数字で指定するほうが確実です。

色は3色以内と書く

色数を指定しないと、鮮やかな色が並んで落ち着きません。「色は3色以内」と書くだけで整います。

使う場所の色に合わせたいときは、「基調は青系で」のように方向だけ伝えれば十分です。

色の指定に迷ったら、実際に載せる場所を開いて見比べてください。単体で良く見えても、置いてみると浮くことがあります。

背景を白か薄い色にすると、どんな配色とも合わせやすくなります。迷ったときの逃げ道になります。

強調する場所を1つに絞る

「最も伝えたい部分だけ強調してください」と書きます。全部が目立つ状態は、何も目立っていないのと同じです。

強調の方法も指定できます。「文字を大きく」なのか「色を変える」なのかを決めると、狙いどおりになります。

余白を指定する

「要素の間に余白を十分に取ってください」の一文が効きます。詰まった図は、それだけで読みにくくなります。

この3つを毎回同じ文言で入れておくと、記事や資料全体の雰囲気も揃ってきます。

3つとも短い一文です。毎回同じ文言を末尾に足すだけなので、覚えてしまえば手間になりません。

プロンプトを使い回す形に整える

インフォグラフィックのプロンプトを使い回すテンプレート資料の写真

毎回ゼロから書く必要はありません。うまくいったものを型として保存すれば、次から数分で終わります。

ここを整えている人は、作業時間が大きく違います。1回作れば、あとは差し替えるだけになります。

作業時間の差は、慣れるほど開いていきます。型がある人は5分、ない人は30分という差が普通に出ます。

差し替える場所をカギカッコにする

内容によって変わる部分だけを、カギカッコで囲んでおきます。次に使うとき、そこだけ書き換えれば済みます。

この記事の8つの例も、その形にしてあります。そのまま自分の型として使ってください。

カギカッコの中には、何を入れるかのメモも書いておくと親切です。「〇〇(サービス名)」のようにしておけば、後で迷いません。

差し替えるだけなら、内容を考える時間だけで済みます。作業ではなく判断に時間を使えるようになります。

型は3つあれば足りる

手順を説明する型、比べる型、数字を見せる型。この3つで、日常的に作るものはほぼ足ります。

増やしすぎると、どれを使うか選ぶ時間が発生します。使うものだけ残してください。

使わない型は消して構いません。増やすことより、選ばずに済む状態のほうが速く作れます。

型に名前をつけておくと、探すのが速くなります。「手順型」「比較型」のような短い名前で十分です。

保存する場所を決める

メモアプリでもスプレッドシートでも構いません。探す時間が発生しない場所に置いてください。

あわせて、うまくいったときの出力例も残しておくと便利です。次に作るときの基準になります。

スマホからも見られる場所にしておくと、外出先で思いついたときにも試せます。

著作権と商用利用で確認すること

仕事で使うなら、生成物の扱いと素材のライセンスを確認してください。あとから差し替えになると手戻りが大きくなります。

ここは上位の解説記事でも触れられていますが、実際に確認している人は多くありません。

個人で楽しむだけなら、細かく気にする必要はありません。人に渡す段階で確認してください。

規約は変わることがあるので、大きな案件の前には見直してください。年に一度でも確認しておくと安心です。

生成物を商用で使えるか

ツールごとに利用規約が違います。使う前に、そのツールの規約で商用利用の可否を確認してください。

納品物として渡す場合は、AIで生成したことを相手に伝えておくと安全です。あとからのトラブルを防げます。

社内の資料を扱う場合も同じです。判断に迷うなら、固有名詞や数字を伏せてから読み込ませてください。

渡す資料の扱い

クライアントから預かった資料をAIに読み込ませてよいかは、事前に確認してください。社外のツールへの入力を禁じている会社もあります。

フォントと素材

生成された図に別の素材を足すときは、その素材の利用条件も確認します。無料でも、商用は別条件になっていることがあります。

アイコンやイラストを追加するときは、配布元の条件を見てください。加工の可否まで決まっていることがあります。

副業や在宅ワークでの使いどころ

プロンプトで図を作れるようになると、資料作成やSNS運用の仕事で時間を大きく短縮できます。

解説記事の多くは企業の担当者向けですが、個人の仕事でも十分に使えます。

特に効くのが、資料作成の仕事です。文章を整理して図にする工程は、AIとの相性がいい部分です。

個人でも、提案資料や紹介画像を作る場面は多くあります。外注していた部分を自分でまかなえます。

下書きを速く用意する

提案資料に入れる図を、下書きとして出させます。構成の案が数分で手に入るので、考える時間を減らせます。

納品するものは必ず手を入れてください。そのまま渡すと、修正依頼が増えます。

下書きを見せて方向性を確認してもらう使い方もあります。完成前に確認できるので、大きな作り直しを防げます。

仕事として受けるなら、AIを使ったことを伝えるかどうかも先に決めておいてください。あとから伝えるより、最初に合意するほうが安全です。

数をこなせるようになる

1枚あたりの時間が減ると、同じ時間で受けられる件数が増えます。単価が下がっている分野では、これが効いてきます。

ただし、判断まで任せないでください。何を残すかを決めるのは、いまも人の仕事です。

判断ができる人には仕事が集まります。ツールの操作は誰でも覚えられるので、そこでは差がつきません。

インフォグラフィックのプロンプトに関するよくある質問

使い始めるときに多く寄せられる疑問をまとめました。

時間の使い方が変わるのが、いちばん大きな効果です。手を動かす時間が減って、考える時間に回せます。

無料のツールでも作れますか

作れます。主要な生成AIは無料の範囲でも画像を作れます。回数の上限があるので、指示を作り込んでから生成してください。

有料にすると回数を気にせず試せます。毎日使うようになったら検討してください。

プロンプトは長いほうがいいですか

長さより、5つの要素が入っているかが大事です。短くても要素が揃っていれば十分で、長くても抜けがあれば外れます。

要素が入っていれば、口調は気にしなくて構いません。丁寧に書いても精度は変わりません。

英語で書いたほうが精度は上がりますか

日本語で問題ありません。むしろ日本語で出力してほしいなら、日本語で指示するほうが自然です。

同じプロンプトで毎回同じものが出ますか

出ません。生成のたびに変わります。気に入ったものが出たら、その場で保存してください。

試行のたびに少しずつ変わるので、良いものが出たら保存してください。同じ指示でも再現できません。

デザインの知識は必要ですか

要りません。色数と項目数を数字で指定できれば十分です。専門用語を使う必要もありません。

色数や項目数を数字で書けることのほうが、専門知識より役に立ちます。

NotebookLMのプロンプトも同じですか

基本の5要素は同じです。ただし操作画面や生成の上限、編集の可否が異なるので、別の記事で個別に解説しています。

基本の考え方は、どのツールでも共通です。1つ覚えれば、他に移っても使えます。

まとめ

プロンプトは5つの要素で組み立てます。1回で決まらない前提で、直す場所を知っておくのが近道です。

入れる要素は、伝える相手、1枚で伝える結論、載せる項目の数、使う図の型、文字の扱いの5つでした。この形を覚えれば、内容を差し替えるだけで使い回せます。

いちばん効くのは項目数の指定です。数を決めるだけで、詰め込みすぎがほぼなくなります。

思ったものが出ないときは、症状ごとに直す場所が決まっています。一度に1か所だけ直して、変化を確かめてください。

まずはこの記事の8つの例から、自分に近いものを1つ選んで試してみてください。1枚できれば、あとは差し替えるだけです。

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