ChatGPTにデザインの添削をさせる方法。プロンプトのコツは?

作ったバナーや資料を前にして、これでいいのか判断できない。どこかおかしい気はするのに、何を直せばいいのかが言葉にならない。ひとりで制作していると、この状態で止まる時間が一番長くなります。
そこで使えるのがChatGPTです。作ったものを見せて意見を求めれば、数十秒で指摘が返ってきます。人に見てもらうまでの間に、自分で直せる部分を先に潰せます。
この記事では、デザインを添削させる具体的な手順と、そのまま使えるプロンプトを用意しました。あわせて、AIの指摘をどこまで信じるべきか、人の添削でなければ得られないものは何かという線引きも整理します。
結論からお伝えすると、ChatGPTにデザインを添削させる手順は、作った画像をアップロードして「このデザインの改善点を指摘してください」と伝えるだけです。ただしこの頼み方では一般論しか返りません。
精度を上げる鍵は、用途・ターゲット・見てほしい観点の3点を添えることです。「余白と文字の可読性の観点で」と指定すると、具体的な指摘に変わります。本記事では手順、プロンプト集、指摘の扱い方、AIと人の添削の使い分けを解説します。
デザインを添削させる手順【4ステップ】

画像をアップロードし、前提を伝え、観点を指定して、返ってきた指摘を選別する。この4段階で進めます。
操作自体は難しくありません。難しいのは、何を伝えるかです。
- 作ったデザインを画像として書き出し、チャット画面にアップロードする
- 何のための制作物か、誰に向けたものかを伝える
- 見てほしい観点を指定して添削を依頼する
- 返ってきた指摘を、採用するものとしないものに分ける
2番目と3番目を省くと、教科書的な一般論が並びます。「余白を意識しましょう」「情報を整理しましょう」といった、誰にでも当てはまる内容です。
4番目も重要です。返ってきた指摘をすべて反映すると、かえって平凡なデザインになります。判断は自分で行ってください。
画像の書き出し方
制作ツールからPNGかJPGで書き出してください。解像度が低いと文字が読み取れず、指摘の精度が落ちます。実際の表示サイズより大きめに書き出すと安全です。
複数ページの資料は、まとめて送るより1ページずつのほうが具体的な指摘が返ります。全体の流れを見てほしい場合だけ、まとめて送ってください。
添削プロンプトに入れる5つの要素

用途、ターゲット、掲載場所、制作意図、見てほしい観点。この5つを添えると、指摘が具体的になります。
要素1:何のための制作物か
バナー、資料、SNS投稿画像、チラシ。用途によって評価の基準はまったく変わります。まずここを伝えてください。
要素2:誰に向けたものか
「30代から50代の女性向け」「経営者向け」と伝えると、その層に合うかどうかの視点が入ります。ターゲットが変われば、適切な色も文字の大きさも変わります。
要素3:どこに掲載するか
スマホで見るのか、印刷するのか、大きな画面に映すのか。掲載場所によって、文字サイズと情報量の適正値が変わります。
要素4:何を狙って作ったか
「信頼感を出したかった」「目立たせたかった」と伝えると、意図と結果がずれている部分を指摘してもらえます。この要素があると、添削の質が大きく上がります。
要素5:どの観点で見てほしいか
観点を絞らないと、指摘が散らばります。「余白と情報の優先順位について」のように限定してください。
5要素すべてを毎回書く必要はありません。ただし、返ってきた指摘が的外れに感じたときは、どの要素が抜けていたかを確認してください。原因はほぼここにあります。
目的別・そのまま使える添削プロンプト
場面ごとの依頼文をまとめました。かぎ括弧を差し替えて使ってください。
| 目的 | プロンプト |
|---|---|
| 全体を見てもらう | 〇〇向けの〇〇です。狙いは〇〇。改善点を重要度順に5つ、理由を添えて |
| 読みやすさを確認 | スマホで見る前提です。文字の可読性と情報の優先順位の観点で問題点を指摘して |
| 配色の相談 | この配色は〇〇という印象を狙っています。意図どおりに見えるか、改善案を3つ |
| 余白の確認 | 余白の取り方だけに絞って評価してください。詰まって見える箇所を具体的に |
| 優先順位の確認 | この画像で最初に目に入る要素を順番に挙げて。狙いは〇〇を最初に見せることです |
| 2案の比較 | 2つの案を送ります。〇〇という目的に対してどちらが適切か、理由とともに |
| ターゲット適合 | 〇〇層に向けた制作物として、違和感のある部分を指摘してください |
| 修正後の再確認 | 指摘を反映しました。改善されたか、まだ残る課題があるかを教えて |
最も使う頻度が高いのは、1行目の全体確認です。ここから始めて、気になる部分があれば個別の観点に絞っていく流れが効率的です。
最後の再確認も忘れずに行ってください。直したつもりで直せていない箇所が見つかることがあります。
観点を指定する|7つのチェック軸

添削を依頼するときは観点を指定します。よく使う7つの軸を知っておくと、指摘の質が安定します。
| 観点 | 確認できること | 指定の言い方 |
|---|---|---|
| 可読性 | 文字が読みやすいか | 文字サイズと背景とのコントラストを |
| 視線の流れ | 見てほしい順に見えるか | 最初に目に入る要素を順番に |
| 余白 | 詰まっていないか | 余白の取り方だけに絞って |
| 情報量 | 要素が多すぎないか | 削れる要素があるか |
| 配色 | 印象が狙いと合うか | この配色から受ける印象を |
| 統一感 | ばらついていないか | フォントと色の使い方に一貫性があるか |
| 目的適合 | 用途に合っているか | 〇〇という目的に対して適切か |
7つすべてを一度に頼まないでください。指摘が浅くなります。1回の依頼で2つか3つに絞るのが適量です。
順番としては、目的適合と視線の流れを先に確認します。この2つがずれていると、細部を直しても意味がありません。配色や余白の調整は、そのあとです。
なお、デザインの原則そのものを学びたい場合は、図解デザインのコツを解説した記事や見やすい資料の作り方の記事が参考になります。判断の基準を自分の中に持っておくと、AIの指摘を選別しやすくなります。
制作物の種類別・優先して見てもらう観点
バナー、資料、SNS画像、チラシでは、重視すべき観点が異なります。種類ごとに指定する観点を変えてください。
| 制作物 | 最優先の観点 | 次に見る観点 | 依頼時に伝えること |
|---|---|---|---|
| バナー広告 | 視線の流れ | 可読性 | 掲載サイズと配置先 |
| SNS投稿画像 | 可読性 | 統一感 | スマホ表示である旨 |
| スライド資料 | 情報量 | 視線の流れ | 投影か配布かの別 |
| 図解・インフォグラフィック | 情報の構造 | 余白 | 伝えたい結論 |
| チラシ | 優先順位 | 可読性 | 印刷サイズと配布方法 |
| サムネイル | 視認性 | 情報量 | 一覧表示での見え方 |
種類によって優先順位が変わる理由は、見られ方が違うためです。バナーは一瞬で判断され、資料はじっくり読まれます。同じ基準で評価すると、判断を誤ります。
依頼時に伝える内容も、表の右列を参考にしてください。「A4で印刷して配布するチラシです」と伝えるだけで、文字サイズの指摘が実用的な内容に変わります。
スマホ表示は必ず伝える
制作画面では読める文字も、スマホでは小さくなります。「スマホで見る前提です」と一言添えるだけで、この観点が指摘に入ります。
実際、SNS向けの制作物で最も多い問題が文字の小ささです。作っているときは大きな画面で見ているため、自分では気づきにくい部分になります。
返ってきた指摘の扱い方

すべてを反映する必要はありません。採用、保留、却下の3つに仕分ける基準を持っておいてください。
AIの指摘は、正しいものと的外れなものが混ざります。次の基準で仕分けてください。
すぐ採用してよい指摘
文字が小さい、コントラストが不足している、要素が揃っていない。こうした客観的に確認できる指摘は、ほぼ正しいと考えて構いません。
保留して考える指摘
「情報が多い」「もっとシンプルに」といった方向性の指摘です。用途によっては情報量が必要な場合もあるため、目的に照らして判断してください。
却下してよい指摘
制作の前提を無視した指摘、クライアントの指定に反する内容、一般論の繰り返し。これらは反映しないでください。とくに、指定色やロゴの扱いに関する指摘は、AIが前提を知らないだけの場合が多くあります。
目安として、返ってきた指摘のうち反映するのは半分程度です。全部を直そうとすると、当たり障りのない仕上がりになります。
指摘の根拠を確認する
採用するか迷ったときは、「なぜそう判断したのか」を聞き返してください。理由が具体的であれば信頼でき、一般論の繰り返しであれば見送って構いません。
この聞き返しは、自分の判断力を鍛える練習にもなります。理由を理解して直すのと、言われたから直すのとでは、次の制作に残るものが変わります。
矛盾する指摘が返ってきたとき
「情報を減らせ」と「説明を足せ」のように、両立しない指摘が並ぶことがあります。この場合は目的に立ち返ってください。一瞬で伝えたいなら減らす、理解してもらいたいなら足す。判断の軸は目的です。
矛盾が出ること自体は珍しくありません。AIは全体の最適解ではなく、観点ごとの改善案を挙げているためです。取捨選択は自分の仕事だと考えてください。
添削の精度を上げる3つのコツ
画像の渡し方、前提情報の量、比較のさせ方。この3点を工夫すると、指摘が実用的になります。
コツ1:完成形に近い状態で見せる
作りかけの状態で見せると、未完成な部分への指摘に終始します。仮でも文字を入れ、色を決めた状態で送ってください。
コツ2:制約条件を先に伝える
「ロゴの色は変更不可」「テキストは指定文言」といった条件を伝えておくと、実行できない提案が減ります。変えられない部分を先に伝えるのが効率的です。
コツ3:2案を比較させる
1案だけを見せるより、2案を並べて「どちらが目的に合うか」と聞くほうが、判断の根拠がはっきり返ってきます。迷っているときはこの形式が有効です。
3つのうち最も効果が大きいのはコツ2です。前提を伝えないまま添削させると、実現できない指摘に時間を取られます。
AI添削でできること・できないこと
技術的な確認は得意で、狙いの妥当性や市場での通用度は判断できません。この線引きが使い分けの基準になります。
| 内容 | AI添削 | 補足 |
|---|---|---|
| 文字の可読性の確認 | できる | 客観的に判断しやすい |
| 要素の揃えの確認 | できる | ずれを指摘してくれる |
| 情報量の多さの指摘 | できる | 削る候補も出せる |
| 配色の印象の確認 | ある程度 | 一般的な印象にとどまる |
| 視線の流れの確認 | ある程度 | 実際の見え方とは異なる場合も |
| 狙いが妥当かの判断 | できない | 目的の設定自体は評価できない |
| 市場での通用度 | できない | 業界水準との比較はできない |
| クライアントの好み | できない | 相手の事情を知らない |
上3つは、確実に役立ちます。ひとりで見ていると気づかない基本的なミスを、短時間で潰せます。
下3つは、AIには判断できない領域です。「そもそもこの方向で合っているのか」という問いには答えられません。ここが、人の添削が必要になる部分です。
人の添削でしかできない3つのこと

方向性の妥当性、業界水準との比較、上達につながる指導。この3つは人に見てもらう必要があります。
1:そもそもの方向性が正しいか
AIは、渡されたデザインの中で改善点を探します。「この方向自体を変えたほうがいい」という判断はしません。方向が間違っていると、細かい修正を重ねても成果につながりません。
2:業界の水準と比べてどうか
実際に受注できる水準に達しているかどうかは、案件を知っている人にしか判断できません。単価いくらの仕事として通用するかという評価は、AIの範囲外です。
3:次に何を練習すべきか
指摘は返ってきても、上達の順序は示されません。自分の弱点を踏まえて「次はここを重点的に」と道筋を示せるのは、経験のある人だけです。
この3つが必要になったら、人に見てもらう段階です。費用や進め方についてはデザインメンターの費用相場の記事やメンターの選び方の記事で解説しています。
おすすめの進め方は、AIで基本的な問題を潰してから人に見てもらうことです。可読性や揃えのミスが残った状態で見てもらうと、そこで指摘が終わってしまい、本当に聞きたい方向性の話にたどり着けません。
実際のやりとり例
依頼から修正までの流れを、具体的な会話の形で示します。この型をなぞれば同じ結果が得られます。
言葉で説明するより、実際の流れを見るほうが早いはずです。バナー制作を例にします。
1回目:前提を伝えて全体を見てもらう
「オンライン講座の申込を促すバナーです。ターゲットは30代から50代の女性、スマホのSNSフィードに表示されます。狙いは安心感を出しつつ申込ボタンに視線を集めることです。改善点を重要度順に5つ、理由を添えて指摘してください」
ここまで書けば、返ってくる内容は具体的になります。ターゲットとスマホ表示を伝えているため、文字サイズや情報量の指摘が入ります。
2回目:気になる指摘を掘り下げる
「2番目の指摘について、具体的にどの部分をどう変えればよいか教えてください」
抽象的な指摘は、この一言で実行できる形になります。わからないまま反映しないことが大切です。
3回目:修正後に再確認する
「指摘を反映しました。改善されているか、まだ残る課題があるかを教えてください」
修正版を送って確認します。ここで新たな問題が出ていないかも見てもらえます。
この3往復で、基本的な問題はほぼ潰せます。所要時間は5分程度です。ひとりで悩んで手が止まる時間と比べれば、はるかに短く済みます。
添削を頼む前の準備
目的とターゲットを言語化し、自分なりの評価を先に書き出しておくと、添削の効果が上がります。
準備なしで送っても指摘は返りますが、得られるものが変わります。次の3つを先に済ませてください。
- この制作物で達成したいことを1行で書く
- 見る人の属性と、見る場所を書き出す
- 自分が気になっている点を3つ挙げておく
3番目が効きます。自分の懸念とAIの指摘が一致すれば、その問題は確実に存在します。一致しなければ、どちらかが見落としているということです。
この作業は、そのまま言語化の練習にもなります。何を狙って作ったかを説明できるようになると、クライアントへの提案力も上がります。
添削を上達につなげる記録の取り方

指摘されっぱなしでは上達しません。繰り返し指摘される内容を記録すると、自分の癖が見えてきます。
添削の本当の価値は、その1点が良くなることではありません。同じ失敗を繰り返さなくなることです。
指摘の内容を1行で記録する
制作物ごとに、受けた指摘を1行で書き残してください。「文字が小さい」「余白が不足」「色数が多い」といった短い記録で十分です。
3回出てきた指摘を重点課題にする
記録が10件ほどたまると、繰り返し出てくる指摘が見えてきます。3回以上出たものが、自分の癖です。次の制作では、そこを最初から意識してください。
解消できた項目に印をつける
意識して直せるようになった項目には印をつけます。潰せた課題が増えていく実感が、続ける力になります。
この記録は、人に添削を依頼するときにも役立ちます。「この点を繰り返し指摘されています」と伝えれば、そこを踏まえた指導が受けられます。
AI添削の前後で確認する12項目
依頼する前と、修正を終えたあとに通すチェックリストです。この12項目を押さえれば、基本的な問題は残りません。
次のリストを、制作の最後に通してください。AI添削と組み合わせると、見落としがほぼなくなります。
- 最も伝えたい要素が、最初に目に入る大きさになっている
- 本文の文字が、掲載サイズで問題なく読める
- 文字色と背景色のコントラストが十分にある
- 要素の左端または中央が揃っている
- 余白が均等で、詰まっている箇所がない
- 使用しているフォントが3種類以内に収まっている
- 使用している色が4色以内に収まっている
- 写真やイラストのタッチが統一されている
- 誤字脱字がない
- クライアントの指定条件を満たしている
- 掲載先のサイズや比率に合っている
- スマホなど実際の環境で表示を確認した
とくに見落としやすいのが、下2つです。制作画面だけで完成としてしまうと、実際の環境で崩れていることに気づけません。
また、9番目の誤字はAIも見落とすことがあります。文字部分だけを別に読み返す工程を、必ず入れてください。
やりがちな5つの失敗
前提を伝えない、全部反映する、一般論で終わらせる、完成直前に頼む、AIだけで完結させる。この5つを避けてください。
失敗1:前提を伝えずに送る
用途もターゲットも伝えないまま送ると、教科書的な回答しか返りません。5要素のうち最低3つは書いてください。
失敗2:指摘をすべて反映する
全部直すと、特徴のない仕上がりになります。目的に照らして、採用するものを選んでください。
失敗3:一般論の回答で満足する
「余白を意識しましょう」で終わったら、質問の仕方が悪かったということです。「どの部分の余白が不足していますか」と具体的に聞き直してください。
失敗4:納品直前に頼む
直す時間がない段階で添削させても、指摘を活かせません。制作の途中、まだ変更できる段階で使ってください。
失敗5:AIの評価だけで判断する
AIが問題ないと言っても、実際に通用するとは限りません。とくに仕事として納品するものは、人の目を通す工程を残してください。
5つのうち最も多いのは失敗1です。前提を書くだけで結果が変わるので、うまくいかないと感じたらまずここを見直してください。
よくある質問(FAQ)
ChatGPTでのデザイン添削について、よく寄せられる疑問に回答します。
無料プランでも画像を添削してもらえますか?
画像を送って意見をもらうことは可能です。ただし利用できる回数や機能に制限があるため、頻繁に使う場合は有料プランのほうが快適になります。
指摘の内容は信用できますか?
可読性や揃えといった客観的な指摘は信頼できます。一方、方向性や市場での通用度に関する評価は当てになりません。内容によって信頼度を変えてください。
クライアントの制作物を送っても大丈夫ですか?
守秘義務がある場合は避けてください。契約内容を確認し、判断に迷う場合は送らない選択が安全です。注意点はAI利用時のリスクと注意点の記事にまとめています。
デザインの基礎がなくても使えますか?
使えますが、指摘の正しさを判断できないという問題が残ります。基本的な原則を並行して学ぶと、AIの指摘を選別できるようになります。
何回くらい添削させればいいですか?
2回から3回が目安です。1回目で全体を見てもらい、修正後に再確認する。それ以上繰り返しても、指摘が細かくなるだけで質は上がりません。
人に見てもらう必要はなくなりますか?
なくなりません。方向性の妥当性や、仕事として通用する水準かどうかは人にしか判断できません。AIは、その前段階の確認を担当する道具です。
手描きのラフでも見てもらえますか?
構成の相談であれば可能です。ただし細部の判断はできないため、配置や情報の並び順といった大枠の確認に絞ってください。清書前の方向確認には向いています。
厳しく評価してもらうことはできますか?
できます。「実務で通用する水準か、厳しめに評価して」と伝えると、指摘が具体的になります。褒める言葉が続いて内容が薄いと感じたら、この頼み方に切り替えてください。
指摘された内容の意味がわからないときは?
そのまま聞き返してください。「その指摘を、具体的にどこをどう直せばよいか教えて」と伝えれば、実行できる形に噛み砕いてくれます。わからないまま反映しないことが大切です。
ポートフォリオ作品の添削にも使えますか?
使えます。ただし、掲載する作品を選ぶ判断や、実績としての見せ方は人に相談してください。作品単体の完成度を上げる用途に限定するのが適切です。
まとめ:AIで基礎を潰し、人に方向を聞く
ChatGPTの添削は、前提と観点を伝えることで実用的になります。技術的な確認はAI、方向性の判断は人という使い分けが基本です。
デザインの添削をAIに頼むこと自体は簡単です。差が出るのは、何を伝えるかと、返ってきた指摘をどう扱うかの部分です。
用途、ターゲット、狙い、観点。これらを添えるだけで、一般論が具体的な指摘に変わります。逆に、これを省くと何度頼んでも同じような回答が返ってきます。
そして、指摘は半分だけ採用するつもりで読んでください。全部反映すると特徴が消えます。判断するのは自分の役割です。
AIで基本的な問題を潰したうえで、方向性は人に聞く。この順番なら、時間も費用も無駄になりません。まずは直近で作った1点を送って、観点を指定して聞いてみてください。