Webデザイナー未経験者のポートフォリオ例7選|採用される作り方

Webデザイナー未経験者のポートフォリオ例7選や採用される作り方について

「Webデザイナーになりたいけれど、実務経験がない」

「ポートフォリオって何を載せればいいの?」

そんな不安を抱えていませんか?

未経験からWebデザイナーを目指す場合、ポートフォリオは就職や案件獲得の鍵となる重要なツールです。

しかし、実務経験がない状態でどのような作品を制作すればいいのか、どうやってまとめればいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

この記事では、Webデザイナー未経験者でも採用されるポートフォリオの作り方を具体的な制作例とともにご紹介します。

おすすめのポートフォリオ制作ツールやサービス、見せ方や改善方法まで、実践的な方法をお伝えしていきますね。

最後まで読んでいただければ、「自分にもできそう!」と思える具体的なステップが見えてくるはずですよ。

目次

Webデザイナーのポートフォリオとは?未経験者が知っておくべき基礎知識

ポートフォリオとは、あなたのデザインスキルや制作実績をまとめた作品集のことです。

Webデザイナーとして仕事を得るためには、履歴書や職務経歴書だけでなく、実際の制作物を見せることが不可欠になります。

未経験者の場合、実務での制作実績がないため、学習過程で作成した作品や架空のクライアントを想定した制作物をポートフォリオに掲載することになります。

「実績がないのにポートフォリオなんて作れない」と思うかもしれませんが、実は未経験だからこそ、ポートフォリオの質が採用の決め手になるのです。

ポートフォリオが必要な理由

企業や個人事業主があなたに仕事を依頼する際、最も知りたいのは「この人は本当にデザインができるのか?」という点です。

口頭で「Webデザインができます」と言うよりも、実際の作品を見せる方が圧倒的に説得力があります。

特に未経験の場合、以下のような点をポートフォリオで証明する必要があります。

基本的なデザインスキルがあること
配色、レイアウト、タイポグラフィなどの基礎が理解できているかを示します。

HTMLやCSSなどのコーディングスキル
デザインだけでなく、実際にWebサイトとして実装できる技術力も重要です。

クライアントの要望を理解し形にする力
ただ綺麗なデザインではなく、目的に合わせたデザインができるかどうかが評価されます。

継続的な学習意欲と向上心
未経験からでも、どれだけ真剣に学習してきたかが作品の質に表れます。

Webデザイナー未経験者のポートフォリオに必要な要素

未経験者のポートフォリオには、以下の要素を含めることが推奨されています。

まず、自己紹介ページでは、あなたがWebデザイナーを目指した理由や学習してきたスキル、得意な分野などを簡潔に記載します。

ここで大切なのは、あなたの「人となり」が伝わる内容にすることです。

次に、制作実績ページでは、3〜5点程度の作品を掲載します。

各作品には、制作の背景、コンセプト、使用したツールやスキル、制作期間などの情報を添えましょう。

スキル一覧では、使用できるデザインツール(Adobe XD、Figma、Photoshop、Illustratorなど)やコーディング言語(HTML、CSS、JavaScript)、その他のスキル(Canva、SNS運用など)を明記します。

最後に、連絡先情報として、メールアドレスやSNSアカウントなど、採用担当者が連絡を取りやすい情報を記載しておくことも重要です。

【Webデザイナー未経験】ポートフォリオ制作例おすすめ7選

Webデザイナー未経験者におすすめのポートフォリオ制作例7選について

ここからは、未経験でも取り組みやすく、かつ採用担当者に評価されやすいポートフォリオの制作例を7つご紹介します。

それぞれの制作例には、具体的な制作手順やポイントも合わせて解説していきますね。

【制作例1】架空カフェのWebサイトデザイン

架空のカフェを設定し、そのお店のWebサイトをデザインする方法です。

イメージしやすいテーマで未経験でも制作に取り組みやすく、かつ実践的なスキルを示せることが最大の魅力です。

実在する飲食店サイトを参考にできるためデザインのヒントが豊富にあり、企業サイトより自由度が高く、デザインの個性を出しやすいという特徴もあります。

また、ターゲット設定からデザインまでの一連の流れを学べるため、実務で必要な思考プロセスを体験できますよ。

制作のポイント

コンセプトを明確に設定する
まず、架空のカフェのコンセプトを明確に設定します。

例えば「有機野菜を使ったヘルシーなランチが人気の30代女性向けカフェ」のように、ターゲット層や特徴を具体的に決めましょう。

コンセプトに合った配色とフォントを選ぶ
デザインでは、そのコンセプトに合った配色やフォントを選びます。

ナチュラルなイメージならアースカラーを使用し、優しい印象の丸ゴシック体を選ぶなど、一貫性のあるデザインを心がけてください。

レスポンシブデザインに対応する
レスポンシブデザインにも対応し、スマートフォン表示も考慮した設計にすると、より実践的なスキルを示せますよ。

最低限制作したいページ
・トップページ(お店の雰囲気が伝わるメインビジュアル)
・メニューページ(料理の写真と説明)
・アクセスページ(地図と営業時間)
・コンセプトページ(お店のこだわり)

採用担当者が見るポイント

✓ ターゲットユーザーを理解したデザインができているか
✓ 情報設計が適切で、知りたい情報にすぐアクセスできるか
✓ 使いやすいナビゲーションになっているか

実際にコーディングして公開できる状態にしておくと、技術力の証明にもなります。

【制作例2】バナーデザイン集

バナーデザインは、限られたスペースで効果的にメッセージを伝える必要があるため、デザイン力が問われる制作物です。

複数のバナーを制作することで、様々なテイストやターゲットに対応できる柔軟性もアピールできます。

実務でもバナー制作の依頼は多いため、即戦力としてのスキルをアピールできる点も魅力です。

制作のポイント

異なる目的のバナーを5〜10点制作する
架空のセール広告、イベント告知、商品プロモーションなど、異なる目的のバナーを5〜10点制作します。

実際によく使われるサイズで制作する
サイズも300×250px、728×90px、1200×628pxなど、実際によく使われるサイズで制作すると実践的です。

制作意図を添える
各バナーには制作意図を添えましょう。

「20代女性向けの化粧品セールバナー。ピンクとゴールドで高級感を演出し、期間限定感を強調」のように、なぜそのデザインにしたのかを説明することで、デザインの意図が伝わります。

使用ツールを明記する
Canvaなどの無料ツールを使っても構いませんが、PhotoshopやIllustratorを使用できる場合は、それを明記することでスキルの幅を示せます。

採用担当者が見るポイント

✓ 短時間で視線を引くデザインができているか
✓ 文字の可読性は高いか
✓ 訴求ポイントが明確か
✓ 様々なテイストのデザインができるか

【制作例3】既存サイトのリデザイン提案

実在するWebサイトを選び、「もっとこうすれば使いやすくなる」「もっと魅力的に見せられる」という視点でリデザイン案を制作する方法です。

実務に近い思考プロセスを示せて高く評価される傾向があるやや上級者向けの制作例になります。

単にデザインを作るだけでなく、問題発見・解決能力をアピールできるため、クライアントワークで必要な提案力を証明できます。

制作のポイント

リデザイン対象を選ぶ
リデザインの対象は、中小企業のサイトや地域の店舗サイトなど、改善の余地がありそうなサイトを選びます。

大手企業のサイトは既に完成度が高いため、改善提案が難しい場合があります。

現状分析を行う
まず現状分析として、現在のサイトの問題点を具体的に指摘します。

「トップページの情報量が多すぎて、何が一番伝えたいことなのかわかりにくい」「スマートフォンで見たときに文字が小さくて読みづらい」など、ユーザー視点での課題を挙げましょう。

改善案を提示する
次に、その問題点を解決するリデザイン案を提示します。

Before/Afterで比較できるように並べて見せると、改善点が明確に伝わります。

採用担当者が見るポイント

✓ 既存サイトの問題点を的確に分析できているか
✓ 改善案が実際に効果的か
✓ クライアントワークで必要な提案力があるか

【制作例4】SNS投稿用デザイン素材集

InstagramやXなどのSNS投稿用のデザイン素材を制作する方法です。

近年、企業のSNS運用が重要視されているため、SNS向けデザインスキルは大きな強みになります。

Canvaでも本格的な制作が可能なため、初心者でも挑戦しやすく、短期間で多くの作品を制作できるというメリットもあります。

また、トレンド感覚をアピールできるため、現代のマーケティングに対応できる人材だと評価してもらえますよ。

制作のポイント

架空のブランドを設定する
架空のブランドやサービスを設定し、そのSNSアカウントを運用する想定でデザインします。

例えば「30代女性向けのナチュラルコスメブランド」のInstagramアカウントなど、明確なコンセプトを持たせましょう。

統一感のあるデザインを10点程度制作する
投稿デザインは、統一感のあるトーン&マナーで10点程度制作します。

商品紹介、キャンペーン告知、Tips投稿など、バリエーションを持たせることで、様々なコンテンツに対応できることを示せます。

独自にカスタマイズする
Canvaを使って制作する場合は、テンプレートをそのまま使うのではなく、独自にカスタマイズすることが重要です。

カラーパレットやフォントを統一し、ブランドの世界観が一貫して伝わるデザインにしましょう。

採用担当者が見るポイント

✓ SNSの特性を理解しているか
✓ 視認性の高いデザインになっているか
✓ ブランドイメージを統一して表現できているか
✓ トレンドを取り入れたデザインができているか

【制作例5】ランディングページ(LP)デザイン

商品やサービスの販売・申し込みを目的とした1枚完結型のWebページをデザインする方法です。

ランディングページは、情報設計やユーザーを行動に導く導線設計が重要になるため、実践的なスキルをアピールできます。

コンバージョンを意識したデザイン力をアピールできるため、企業から「この人なら売上に貢献してくれそう」と評価してもらえます。

需要が高く、案件獲得につながりやすいため、フリーランスを目指す方にも特におすすめですよ。

制作のポイント

架空の商品・サービスを設定する
架空の商品やサービス(オンライン講座、美容商品、フィットネスプログラムなど)を設定し、その購入や申し込みを促すページを制作します。

基本構成に沿って制作する
構成は、ファーストビュー(最初に見える画面)で興味を引き、商品の特徴、お客様の声、料金プラン、申し込みフォームへの導線という流れが基本です。

各セクションで「なぜこの配置にしたのか」「なぜこの色を使ったのか」を説明できるようにしておきましょう。

コンバージョンを意識する
コンバージョン(申し込みや購入)を意識したデザインにすることが重要です。

CTA(Call To Action)ボタンは目立つ色にする、重要な情報は繰り返し配置するなど、マーケティング的な視点も取り入れてください。

採用担当者が見るポイント

✓ ユーザーの購買心理を理解したデザインができているか
✓ 情報の優先順位が適切か
✓ 行動を促す導線が明確か

実際のビジネスに直結するスキルを示せるため、特に企業への就職を目指す場合には効果的です。

【制作例6】コーポレートサイトのデザイン

架空の企業を設定し、その会社のコーポレートサイト(企業サイト)をデザインする方法です。

信頼感や専門性を表現するデザイン力が求められるため、やや上級者向けの制作例になります。

特に、企業への就職を目指す場合に特に有利で、情報設計能力を示せるため、複雑な情報を整理して伝える力があることをアピールできます。

プロフェッショナルなデザイン力も証明できるため、「この人ならクライアントに信頼されるデザインを作れる」と評価してもらえますよ。

制作のポイント

架空企業を詳細に設定する
架空企業の業種、規模、企業理念などを詳細に設定します。

「創業10年のIT企業。中小企業向けのシステム開発を得意とし、誠実で丁寧な対応が強み」のように、具体的な設定があるほどデザインに説得力が生まれます。

最低5ページを制作する
トップページ、会社概要、サービス紹介、採用情報、お問い合わせなど、最低でも5ページ程度を制作しましょう。

企業サイトでは、情報の信頼性や見つけやすさが重要になるため、わかりやすい情報設計を心がけてください。

業種に合わせたデザイントーンを選ぶ
デザインのトーンは、企業のイメージに合わせて選びます。

IT企業なら先進的でクリーンな印象、伝統的な企業なら落ち着いた上品な印象など、ターゲットや業種に応じた表現が大切です。

採用担当者が見るポイント

✓ 企業の信頼感を表現できているか
✓ 必要な情報が適切に配置されているか
✓ プロフェッショナルな印象を与えられているか

コーポレートサイトのデザイン経験は、企業への就職を目指す場合に特に有利になりますよ。

【制作例7】オリジナルWebサービスのUI/UXデザイン

架空のWebアプリケーションやサービスのユーザーインターフェースをデザインする方法です。

UI/UXデザインは、見た目の美しさだけでなく使いやすさも重要になるため、総合的なデザイン力を示せます。

特にWeb制作会社やアプリ開発企業で高く評価される傾向があり、キャリアの選択肢を広げることができますよ。

制作のポイント

日常で使いそうなサービスを考える
「レシピ共有アプリ」「家計簿サービス」「学習管理ツール」など、日常で使いそうなサービスを考えます。

実在するサービスと似たものでも構いませんが、独自の特徴や改善点を加えることが大切です。

ワイヤーフレームから作成する
ワイヤーフレーム(画面の設計図)から作成し、情報設計の段階から考えたことを示すと、より高度なスキルをアピールできます。

FigmaやAdobe XDなどのツールを使って、実際に操作できるプロトタイプを作成すると、さらに実践的です。

ユーザーの行動フローを明確にする
ユーザーがどのような操作をするのか、画面遷移はどうなるのかを明確にしましょう。

「トップ画面から検索→結果一覧→詳細画面」のように、ユーザーの行動フローを考えたデザインにすることが重要です。

採用担当者が見るポイント

✓ 使いやすさを考えた設計ができているか
✓ ユーザーの行動を理解しているか
✓ 視覚的な階層構造が明確か

UI/UXデザインのスキルは、特にWeb制作会社やアプリ開発企業で高く評価される傾向があります。

採用されるポートフォリオの作り方【実践編】

制作例を理解したところで、実際にポートフォリオを作成する際の具体的な手順とポイントをお伝えします。

ここで紹介する方法を実践すれば、採用担当者に「この人と働きたい」と思ってもらえるポートフォリオが作れますよ。

1.ポートフォリオサイトの構成を決める

まず、ポートフォリオサイト全体の構成を考えます。

基本的には、以下の5つのような構成が推奨されています。

1.トップページ
あなたの名前(またはペンネーム)、キャッチコピー、代表的な作品のサムネイルを配置します。

「未経験からWebデザイナーを目指す○○です」のように、シンプルかつ印象的な自己紹介があると良いでしょう。

2.プロフィールページ
あなたの経歴、Webデザイナーを目指した理由、学習してきた内容、今後の目標などを記載します。

ここでは「人となり」が伝わることが重要です。

3.制作実績ページ
各作品を詳しく紹介するページです。

作品ごとに、制作の背景、コンセプト、制作期間、使用ツール、苦労した点、工夫した点などを記載します。

4.スキル・経験ページ
使用できるツールやスキルを一覧で示します。

各スキルの習熟度(初級・中級・上級など)も明記すると、採用担当者が判断しやすくなります。

5.お問い合わせページ
メールアドレスやお問い合わせフォームを設置します。 SNSのアカウントがある場合は、そちらのリンクも掲載しておきましょう。

2.作品数は質を重視して3〜5点に絞る

未経験者の場合、たくさんの作品を載せるよりも、質の高い作品を厳選して掲載する方が効果的です。

採用担当者は忙しいため、すべての作品を細かく見る時間がないことも多いのです。

おすすめは3〜5点の作品に絞り、それぞれに十分な説明を添えることです。

「なぜこのデザインにしたのか」「どんな課題を解決しようとしたのか」を丁寧に説明することで、あなたの思考プロセスが伝わります。

また、作品を選ぶ際は、異なるジャンルやテイストのものを組み合わせると良いでしょう。

例えば「企業サイト、ランディングページ、バナーデザイン」のように、様々な案件に対応できることを示せます。

3.制作プロセスを詳しく説明する

作品の完成形だけでなく、制作プロセスも見せることが重要です。

これは未経験者にとって特に大切になります。

具体的には、以下のような情報を含めましょう。

制作の背景
「どんなクライアント(架空)の、どんな課題を解決するために制作したのか」を説明します。

ターゲット設定
「20代女性、美容に関心が高く、SNSをよく利用する」のように、具体的なターゲット像を示します。

コンセプト
「ナチュラルで親しみやすい雰囲気を大切にし、信頼感を醸成するデザイン」のように、デザインの方向性を言語化します。

デザインの工夫点
配色の理由、フォント選択の意図、レイアウトの狙いなど、デザインの細部にどんな意味があるのかを説明します。

制作期間と使用ツール
どのくらいの期間で制作したか、どんなツールを使ったかを明記します。

このような説明があることで、採用担当者は「この人はただデザインをするだけでなく、考えながらデザインできる」と評価してくれます。

4.レスポンシブデザインに対応する

現在、Webサイトの閲覧はスマートフォンからが主流になっています。

総務省の調査によると、インターネット利用機器はスマートフォンが最も多く、特に若年層では9割以上がスマートフォンを利用しています。

そのため、ポートフォリオサイト自体も、掲載する作品もスマートフォンで見やすいデザインにすることが必須です。

パソコン表示だけでなく、タブレットやスマートフォンでの表示も制作し、実際にどう見えるかをポートフォリオに掲載しましょう。

レスポンシブデザインができることは、現代のWebデザイナーにとって必須スキルです。

これができていないと、「実務では使えない」と判断されてしまう可能性があります。

5.実際にコーディングして公開する

デザインのモックアップ(見た目だけの画像)だけでなく、実際にHTML/CSSでコーディングして、Webサイトとして公開できる状態にすることが理想的です。

無料で使えるサービスとしては、以下のようなものがあります。

GitHub Pages
GitHubアカウントがあれば無料でWebサイトを公開できます。 コーディングスキルも同時にアピールできるため、特におすすめです。

Netlify
簡単な操作でWebサイトを公開でき、独自ドメインも設定可能です。 無料プランでも十分な機能が使えます。

WordPress.com
無料プランではドメインに制限がありますが、WordPressの操作スキルもアピールできます。

実際に動くWebサイトとして公開することで、「デザインだけでなく実装もできる」という技術力を示せます。 また、採用担当者が実際に触れることで、使い勝手も確認してもらえますよ。

6.デザインの統一感を保つ

ポートフォリオサイト全体で、デザインの統一感を保つことも重要です。

各ページでフォント、配色、余白の取り方などがバラバラだと、「基本的なデザインスキルが身についていない」と判断されてしまいます。

具体的には、以下の点に注意しましょう。

カラーパレットを決める
メインカラー、アクセントカラー、背景色など、3〜4色程度に絞ります。

すべてのページで同じカラーパレットを使用することで、統一感が生まれます。

フォントを統一する
見出し用と本文用で2〜3種類のフォントに絞ります。 多くのフォントを使いすぎると、まとまりのない印象になってしまいます。

余白の取り方を統一する
要素間の余白、ページの余白などを一定のルールで統一します。 これができていると、洗練された印象を与えられます。

写真やイラストのテイストを揃える
使用する写真やイラストのテイストも統一しましょう。 リアルな写真とポップなイラストが混在すると、ちぐはぐな印象になります。

このような統一感は、細かい部分ですが、プロとしての完成度を大きく左右します。

ポートフォリオ制作に使えるツールとサービス

webデザイナー未経験者のポートフォリオ制作に使えるツールとサービスについて

Webデザイナーのポートフォリオ制作には、様々なツールやサービスが活用できます。

ここでは、未経験者でも使いやすく、かつ実務でもよく使われるツールをご紹介しますね。

デザインツール

Figma
無料プランでも十分な機能が使える、現在最も人気のあるデザインツールです。

ブラウザ上で動作するため、ソフトのインストールが不要で、複数人での共同作業も簡単にできます。

UI/UXデザインに特に適しており、プロトタイプ(動くモックアップ)も作成できます。

Adobe XD
Adobeが提供するUI/UXデザインツールで、無料プランもあります。

直感的な操作性で初心者にも使いやすく、デザインからプロトタイプ作成まで一貫して行えます。 Adobe製品との連携も良好です。

Canva
豊富なテンプレートが用意されており、デザイン初心者でも簡単にプロ品質のデザインが作れます。

特にSNS投稿用デザインやバナー制作に適しています。 無料プランでも多くの機能が使えますが、Pro版にすると素材の選択肢が大幅に増えます。

Photoshop
画像編集の業界標準ツールで、写真の加工や合成、バナー制作などに使われます。

月額制のサブスクリプションが必要ですが、学生・教職員向けの割引プランもあります。

Illustrator
ロゴやアイコン、イラストの制作に適したベクターグラフィックツールです。

拡大縮小しても画質が劣化しないため、様々なサイズに対応する必要があるデザインに最適です。

コーディングツール

Visual Studio Code
無料で使える高機能なコードエディタで、多くのWebデザイナーやエンジニアが使用しています。

拡張機能が豊富で、HTML/CSSのコーディングが効率的に行えます。

CodePen
ブラウザ上でHTML/CSS/JavaScriptを書いて、すぐに結果を確認できるサービスです。

作成したコードは公開でき、ポートフォリオとして活用することもできます。

GitHub
コードのバージョン管理ができるサービスで、GitHub Pagesを使えば無料でWebサイトを公開できます。

エンジニアとの協業でも使われるため、使い方を覚えておくと実務でも役立ちます。

ポートフォリオサイト作成サービス

STUDIO
コーディング不要でWebサイトが作れる日本製のサービスです。

直感的な操作でプロ品質のデザインが実現でき、無料プランでも公開可能です。

ポートフォリオサイトの作成に特に適しています。

Wix
豊富なテンプレートから選んで、ドラッグ&ドロップでWebサイトが作れます。

無料プランもありますが、独自ドメインを使いたい場合は有料プランが必要です。

WordPress
世界中で最も使われているCMS(コンテンツ管理システム)です。

テーマを使えば比較的簡単にサイトが作れますが、ある程度の学習が必要になります。

実務でもよく使われるため、WordPressでポートフォリオを作ることで、スキルのアピールにもなります。

ペライチ
1ページ完結型のサイトを簡単に作れる日本のサービスです。

シンプルなポートフォリオを手早く作りたい場合に適しています。

これらのツールは、無料または低価格で使えるものばかりです。

まずは無料プランから始めて、必要に応じて有料プランに移行すると良いでしょう。

採用されるポートフォリオの見せ方とアピールポイント

webデザイナー未経験者が採用されるポートフォリオの見せ方とアピールポイントについて

素晴らしい作品を作っても、その魅力が伝わらなければ意味がありません。

ここでは、採用担当者に「この人を採用したい」と思ってもらえる見せ方とアピール方法をお伝えします。

最初の3秒で興味を引く

採用担当者は多くのポートフォリオを見ているため、最初の数秒で興味を引けなければ、詳しく見てもらえない可能性があります。

トップページには、あなたの代表作や最も自信のある作品を大きく配置しましょう。

キャッチコピーも重要です。

「未経験から半年でWebデザインを習得。ユーザー視点のデザインが得意です」のように、あなたの強みが一瞬で伝わる言葉を選びましょう。

また、ファーストビュー(最初に表示される画面)に、あなたの顔写真や似顔絵イラストを入れると、親近感が生まれて記憶に残りやすくなります。

特に女性の場合、柔らかい印象を与えることで、コミュニケーションが取りやすそうだと好印象につながることがありますよ。

問題解決力をアピールする

企業や個人事業主がWebデザイナーを採用するのは、「ビジネス上の課題を解決してほしい」からです。

単に「綺麗なデザインができます」だけでなく、「こんな課題をこのように解決しました」という視点で作品を説明しましょう。

例えば、架空カフェのWebサイトであれば、以下のように説明します。

このカフェは有機野菜を使ったヘルシーメニューが特徴ですが、従来のサイトではその魅力が伝わりにくい状態でした。

そこで、野菜の鮮やかな写真を大きく配置し、メニューページでは産地や栄養価の情報も見やすく整理することで、健康志向の30代女性に響くデザインにしました。

このように、課題と解決策を明確に示すことで、実務でも同じように問題解決ができる人材だと評価してもらえます。

学習意欲と成長過程を見せる

未経験者にとって、「これからも学び続けられる人かどうか」は重要な評価ポイントです。

ポートフォリオに、学習過程や今後の目標も記載しておきましょう。

例えば、以下のような情報を含めると良いでしょう。

2024年4月からオンラインスクールでWebデザインを学習開始。HTML/CSS、Photoshop、Figmaの基礎を習得しました。

現在はJavaScriptを独学中で、動きのあるWebサイトも制作できるよう勉強しています。

このように、具体的な学習内容や期間を示すことで、計画的に学習を進められる人だという印象を与えられます。

また、「今後はUI/UXデザインをさらに深めたい」のように、将来の方向性も示しておくと、長期的に成長できる人材だと評価してもらえますよ。

連絡しやすい環境を整える

せっかく採用担当者が興味を持っても、連絡方法がわかりにくいと機会を逃してしまいます。

お問い合わせページは目立つ場所に配置し、メールアドレスは常にチェックできる状態にしておきましょう。

可能であれば、お問い合わせフォームも設置すると良いでしょう。

GoogleフォームやFormrunなどの無料サービスを使えば、簡単にフォームが作成できます。

また、返信は24時間以内を目指しましょう。

特に未経験の場合、レスポンスの速さが「仕事への真剣さ」を示す重要な要素になります。

SNSでの発信も活用する

XやInstagramなどのSNSで、デザインに関する情報発信を行うことも効果的です。

学習過程や制作中の作品、デザインに関する気づきなどを投稿することで、あなたの日常的な学習姿勢が伝わります。

特にInstagramは、ビジュアルを伝えやすいプラットフォームなので、webデザイナーとの相性が良いです。

「#webデザイン」「#駆け出しデザイナー」などのハッシュタグを使うと、同じ志を持つ人や企業の目に留まりやすくなります。

ただし、SNS運用に時間を取られすぎて、肝心のポートフォリオ制作がおろそかにならないよう注意してくださいね。

【Webデザイナー未経験】よくある失敗例と改善方法

Webデザイナー未経験者のポートフォリオには、共通する失敗パターンがあります。

ここでは、採用担当者から評価されにくいポートフォリオの特徴と、その改善方法をお伝えします。

作品の説明が不足している

失敗例
作品の画像だけが並んでいて、どんな意図で制作したのか、何を工夫したのかが全く書かれていない。

改善方法
各作品に、制作背景、ターゲット、コンセプト、工夫点、使用ツールなどの説明を必ず追加しましょう。 採用担当者は、完成品だけでなく、あなたの思考プロセスを知りたいのです。

特に未経験者の場合、「なぜそのデザインにしたのか」を言語化できることが重要です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、この練習を通じて、実務で必要なプレゼンテーション能力も身についていきます。

テンプレートをそのまま使っている

失敗例
CanvaやWordPressのテンプレートをそのまま使用し、ほとんどカスタマイズしていない。

改善方法
テンプレートを使うこと自体は悪くありませんが、色や配置、フォントなどを変更して、オリジナリティを出しましょう。

採用担当者は「この人はゼロから考えてデザインできるのか」を見ています。

テンプレートを使った場合は、「このテンプレートをベースに、○○の部分を××に変更しました」のように、どこを自分でカスタマイズしたのかを明記すると良いでしょう。

情報量が多すぎて見づらい

失敗例
たくさんの作品を詰め込みすぎて、どれが代表作なのかわからない。

また、説明文も長すぎて読む気になれない。

改善方法
作品は3〜5点に絞り、それぞれを丁寧に見せることを優先しましょう。

説明文も簡潔にまとめ、重要なポイントだけを伝えるようにします。

「もっと詳しく見たい」と思ってもらえるくらいが、ちょうど良いバランスです。

すべてを一度に見せるのではなく、興味を持ってもらって面接につなげることが目標だと考えましょう。

モバイル対応ができていない

失敗例
パソコンでは問題なく見えるが、スマートフォンで見ると文字が小さすぎたり、レイアウトが崩れたりしている。

改善方法
ポートフォリオサイトを制作したら、必ず自分のスマートフォンで実際に見てみましょう。

レスポンシブデザインができていないと、「基本的なスキルが不足している」と判断されてしまいます。

スマートフォンでの見え方を確認する際は、タップしやすいボタンサイズになっているか、文字は読みやすいサイズか、画像が適切に表示されているかなどをチェックしてください。

古い情報のまま放置している

失敗例
一度作ったポートフォリオを更新せず、数年前の作品がそのまま掲載されている。 連絡先のメールアドレスが使えなくなっている。

改善方法
ポートフォリオは定期的に更新し、常に最新の作品を掲載するようにしましょう。

新しいスキルを習得したら、それを活かした作品を追加することで、成長し続けている姿勢を示せます。

また、連絡先情報は必ず定期的にチェックし、使えなくなっている情報がないか確認してください。

せっかくの採用のチャンスを逃さないためにも、この点は特に注意が必要です。

未経験・実務経験なしでも評価される自己PR方法

ポートフォリオだけでなく、履歴書や面接での自己PRも、採用を左右する重要な要素です。

Webデザイナー未経験の方でも実務経験不足のカバーに効果的な自己PR方法をご紹介します。

学習プロセスを具体的に伝える

実務経験がない分、「どのように学習してきたか」を具体的に伝えることが大切です。

例えば、今まで独学だった場合も、以下のような情報を含めましょう。

書籍『○○』とオンライン講座『××』で基礎を学び、毎日2時間、3ヶ月間継続して学習しました。

わからないことはオンラインコミュニティで質問し、実際に手を動かすことを重視して10個以上のサンプルサイトを制作しました。

このように、学習方法、期間、量を具体的に示すことで、計画性と継続力があることが伝わります。

前職の経験とWebデザインをつなげる

未経験といっても、前職での経験がWebデザインの仕事に活かせることは多いものです。

例えば、以下のような経験は、Webデザイナーとしても価値があります。

接客業の経験
お客様の要望を聞き取り、ニーズに合った提案をする力は、クライアントワークでも重要です。

事務職の経験
細かい作業を正確にこなす力、スケジュール管理能力は、デザイン制作でも求められます。

営業職の経験
相手に伝わるプレゼンテーション力は、デザインの提案でも活かせます。

自分の経歴を振り返り、Webデザインの仕事と共通する能力を見つけて、積極的にアピールしましょう。

「なぜWebデザイナーになりたいのか」を明確にする

採用担当者が最も知りたいことの一つが、「なぜWebデザイナーになりたいのか」です。

この理由が明確で情熱的であるほど、「この人は本気だ」と評価してもらえます。

ただし、「自由な働き方がしたい」「在宅で仕事がしたい」といった、自分のメリットだけを理由にするのは避けましょう。

代わりに、以下のような視点を含めると良いでしょう。

前職で企業のWebサイトを見る機会が多く、使いにくいサイトで困った経験から、誰にとっても使いやすいWebサイトを作りたいと思うようになりました。

デザインの力で人の課題を解決できることに魅力を感じています。

このように、社会や他者への貢献という視点を含めることで、仕事への真摯な姿勢が伝わります。

具体的な目標を示す

「どんなWebデザイナーになりたいのか」「今後どんなスキルを身につけたいのか」という具体的な目標を示すことも重要です。

例えば、以下のような目標を伝えると良いでしょう。

まずは企業のコーポレートサイトやランディングページのデザインを担当できるようになりたいです。

将来的には、UI/UXデザインのスペシャリストとして、ユーザーにとって本当に使いやすいWebサービスを生み出せるデザイナーになることが目標です。

明確な目標がある人は、入社後も継続的に成長できると判断してもらえます。

副業やフリーランスとしての実績作りも視野に入れる

いきなり正社員として就職するのが難しい場合、まずは副業やフリーランスとして小さな案件から始めることも一つの方法です。

クラウドソーシングサービス(クラウドワークス、ランサーズなど)では、未経験者でも応募できる案件があります。

最初は報酬が低くても、実際のクライアントとのやり取りや納品の経験は、何物にも代えがたい価値があります。

こうした経験を積むことで、ポートフォリオに「実案件の実績」として掲載できるようになり、採用の可能性が大きく高まります。

まとめ:Webデザイナー未経験でも採用されるポートフォリオは作れる

ここまで、Webデザイナー未経験の方のためのポートフォリオ制作方法や制作例を詳しく解説してきました。

最後に、重要なポイントをまとめておきますね。

ポートフォリオは量より質を重視す
3〜5点の作品を丁寧に制作し、それぞれに詳しい説明を添えることで、あなたの思考プロセスと問題解決力が伝わります。

制作プロセスを見せることが大切
完成品だけでなく、なぜそのデザインにしたのか、どんな工夫をしたのかを言語化しましょう。

これは実務でも必要なプレゼンテーション能力の証明になります。

レスポンシブデザインとコーディングは必須
デザインのモックアップだけでなく、実際に動くWebサイトとして公開できる状態にすることで、実践的なスキルをアピールできます。

ツールは無料のものから始められる
Figma、Canva、Visual Studio Code、GitHub Pagesなど、無料で使える優秀なツールがたくさんあります。

まずはこれらから始めて、必要に応じて有料ツールに移行しましょう。

継続的な学習姿勢を見せる
未経験者にとって最も重要なのは、これからも学び続けられる人かどうかです。

学習過程や今後の目標を明確に示すことで、成長できる人材だと評価してもらえます。

前職の経験も強みになる
接客、事務、営業など、どんな経験もwebデザインの仕事に活かせる部分があります。

自分の経歴を振り返り、共通する能力を見つけてアピールしましょう。

未経験からWebデザイナーを目指すことは、決して簡単な道のりではありません。

しかし、質の高いポートフォリオと明確な学習姿勢があれば、採用のチャンスは十分にあります。

この記事で紹介した7つの制作例や具体的な作り方を参考に、あなただけのポートフォリオを作ってみてください。

最初は完璧を目指さず、まずは1つ作品を完成させることから始めましょう。
作品を作るたびに、あなたのスキルは確実に向上していきます。

そして、そのプロセスそのものが、あなたの大きな財産になりますよ。

今日から、あなたのポートフォリオ制作の第一歩を踏み出してみませんか?

未経験からでも、Webデザイナーへの道は必ず開けます。 あなたの挑戦を応援しています!

Webデザイナー未経験者のポートフォリオ例7選や採用される作り方について

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