フリーランスママとしての働き方、メリット&デメリットは?

「子どもとの時間を大切にしながら、自分らしく働きたい」
「育休から復帰したいけど、時短勤務では物足りない」
「保育園のお迎えに間に合う仕事がなかなか見つからない」
そんな悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。
子育てと仕事の両立は、働くママにとって永遠の課題ですよね。
子どもの成長をそばで見守りたいという気持ちと、社会とつながりたい、収入を得たいという気持ちの間で、葛藤している方も少なくないでしょう。
そんな中、近年注目を集めているのが「フリーランスママ」という働き方です。
時間や場所に縛られず、自分のペースで仕事ができるフリーランスは、子育て中のママにとって理想的な選択肢になる可能性があります。
この記事では、フリーランスママとしての働き方やメリット・デメリット、おすすめの仕事から保育園問題の対策まで、実践的な情報をわかりやすくお伝えしていきます。
ぜひ最後まで読んで、あなたに合った働き方を見つけるヒントにしてくださいね。
フリーランスママとは?子育てママに人気の働き方
フリーランスママとはどんな働き方?
フリーランスママとは、特定の企業や組織に所属せず、個人で業務を請け負いながら子育てをしているママのことを指します。
会社員のように決まった時間に出勤する必要がなく、自宅やカフェなど好きな場所で、自分のペースで仕事ができるのが大きな特徴です。
具体的な働き方としては、以下のようなものがあります。
・Webライターとして記事執筆を請け負う
・Webデザイナーとしてサイト制作を行う
・SNS運用代行やオンライン秘書として企業をサポートする
・イラストや動画編集などクリエイティブな仕事をする
・自分の知識やスキルを活かしてオンライン講師として活動する
フリーランスには「専業フリーランス」と「副業系フリーランス」の2種類があり、子育て中のママは副業から始めて徐々に仕事を増やしていくケースが多いようです。
なぜ今、フリーランスママが増えているの?
フリーランスとして働く女性が増えている背景には、いくつかの理由があります。
1つ目は、働き方改革とリモートワークの普及です。
コロナ禍をきっかけに在宅勤務が一般化し、「出社しなくても仕事ができる」という認識が広まりました。
これにより、子育て中でも自宅で働けるフリーランスという選択肢が、より身近なものになったのです。
2つ目は、クラウドソーシングサービスの発達です。
クラウドワークスやランサーズなどのプラットフォームが充実し、未経験からでも仕事を見つけやすい環境が整ってきました。
営業経験がなくても、これらのサービスを通じて案件を獲得できるようになったことで、フリーランスへのハードルが下がっています。
3つ目は、2024年11月に施行された「フリーランス新法」の影響です。
この法律により、フリーランスの取引条件の明示が義務化され、報酬の支払い遅延が禁止されるなど、働く環境が整備されました。
安心して働ける法的基盤ができたことで、フリーランスとして活動しやすくなったのです。
フリーランスと会社員の違いを理解しよう
フリーランスママとして働くことを検討する前に、会社員との違いを理解しておくことが大切です。
会社員の場合、毎月決まった給料が支払われ、社会保険や福利厚生が整っています。
一方で、勤務時間や場所が決められており、子どもの急な体調不良などへの対応が難しいケースもあるでしょう。
フリーランスは、働く時間や場所を自由に決められる反面、収入が不安定になりやすく、社会保険や年金も自分で手続きする必要があります。
確定申告も自分で行わなければなりません。
どちらが良い・悪いではなく、自分のライフスタイルや価値観に合った働き方を選ぶことが重要です。
フリーランスママのメリット6つ
子育て中のママがフリーランスとして働くことには、多くのメリットがあります。
ここでは、特に大きな6つのメリットをご紹介します。

メリット1:子育てと仕事の両立がしやすい
フリーランス最大のメリットは、育児と仕事を両立しやすいという点でしょう。
子どもが保育園や幼稚園に行っている間だけ仕事をしたり、お昼寝の時間を活用したりと、子どもの生活リズムに合わせて働くことができます。
平日に休みを取って子どもと過ごす時間を作ることも可能です。
土日や祝日は混雑する場所でも、平日なら空いていることが多いので、のびのびとお出かけを楽しめますよね。
「子どもが小さくて手がかかるときは仕事の量を減らし、保育園や小学校に入るタイミングで仕事の量を増やす」といった柔軟な調整ができるのも、フリーランスならではの魅力です。
メリット2:子どもの急な体調不良にも対応できる
子育て中のママなら誰もが経験するのが、子どもの急な発熱や体調不良ですよね。
会社員の場合、「今日は出社できません」と連絡を入れて、急いで仕事の調整をしなければなりません。
周りに迷惑をかけてしまうことへの申し訳なさを感じる方も多いでしょう。
フリーランスなら、急な予定変更にも柔軟に対応できます。
子どもの看病をしながら、隙間時間で緊急性の高い仕事だけ済ませることも可能です。
もちろん納期のある仕事は調整が必要ですが、日頃から余裕を持ったスケジュールを組んでおけば、急な事態にも慌てずに対応できるでしょう。
メリット3:キャリアを途切れさせずに働き続けられる
出産や育児を機に仕事を辞めてしまうと、キャリアが途切れてしまうことを心配される方もいるでしょう。
フリーランスなら、妊娠・出産・育児というライフイベントに合わせて仕事量を調整しながら、キャリアを継続できます。
育休制度がない代わりに、自分のペースで仕事を再開できるという自由さがあります。
体調が回復したら少しずつ案件を増やしていくなど、無理のない復帰が可能です。
スキルを磨き続けることで、子どもが大きくなったときに仕事を増やすこともできますし、独立して起業するという選択肢も広がります。
メリット4:人間関係のストレスが軽減される
職場の人間関係に悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。
フリーランスは基本的に一人で仕事をするため、上司や同僚との人間関係に悩まされることが少なくなります。
もちろんクライアントとのコミュニケーションは必要ですが、仕事の内容に関するやり取りが中心で、複雑な社内政治や派閥に巻き込まれることはありません。
「ママなのに残業なの?」「子どもの行事で休むの?」といった心無い言葉を気にする必要もなくなります。
自分らしいペースで、穏やかに仕事に向き合えるのは、精神的にも大きなメリットでしょう。
メリット5:自分の得意やスキルを活かせる
フリーランスは、自分の得意なことやスキルを活かした仕事を選べます。
会社員だと、配属された部署の仕事をこなす必要がありますが、フリーランスなら自分が「やりたい」「得意」と思える仕事を中心に請け負うことができます。
たとえば、文章を書くのが好きならWebライター、デザインが得意ならWebデザイナー、人をサポートするのが好きならオンライン秘書など、自分の強みを活かした働き方が可能です。
好きなことを仕事にできれば、子育ての合間の限られた時間でもモチベーション高く取り組めますよね。
メリット6:通勤時間がゼロになる
在宅で働けるフリーランスなら、通勤時間がゼロになります。
往復1~2時間の通勤時間がなくなれば、その分を仕事や子どもとの時間、自分の休息に充てることができます。
満員電車でのストレスもなくなり、身体的・精神的な負担も軽減されるでしょう。
「朝、子どもを送り出してすぐに仕事を始められる」「保育園のお迎えギリギリまで仕事ができる」といった柔軟な働き方が可能になります。
フリーランスママのデメリットと対策7つ
フリーランスには多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。
ここでは、デメリットとその対策を合わせてご紹介します。
デメリット1:収入が安定しない
フリーランス最大のデメリットは、収入が安定しないことでしょう。
会社員のように毎月決まった給料が入るわけではなく、仕事の量や単価によって収入が変動します。
繁忙期と閑散期の差が大きかったり、クライアントの都合で急に仕事がなくなったりすることもあります。
対策としては、複数のクライアントと取引することが重要です。
1社に依存していると、その会社との契約が終わったときに収入がゼロになってしまいます。
3~5社程度のクライアントと継続的な取引を築いておくことで、リスクを分散できます。
また、最低でも3~6ヶ月分の生活費を貯蓄しておくと、収入が少ない時期も乗り越えやすくなるでしょう。
デメリット2:確定申告や税金の手続きが必要
フリーランスになると、確定申告を自分で行う必要があります。
会社員は年末調整で税金の手続きが完了しますが、フリーランスは1年間の収入と経費を計算し、確定申告書を作成して税務署に提出しなければなりません。
対策としては、会計ソフトの活用がおすすめです。
freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計ソフトを使えば、初心者でも比較的簡単に帳簿をつけることができます。
また、開業届を出して青色申告をすれば、最大65万円の控除が受けられるので、節税効果も期待できます。
不安な場合は、税理士に相談するという選択肢もあります。
デメリット3:保育園の入園審査で不利になる可能性がある
フリーランスママにとって大きな悩みの種が、保育園の入園問題です。
認可保育園の入園審査では「保育の必要性」が点数化されますが、フリーランスは会社員と比べて不利になるケースがあります。
在宅で働けるため「育児しながら働ける」と判断されてしまうことがあるからです。
対策としては、しっかりとした書類準備が重要です。
開業届のコピー、就労状況申告書、確定申告書の控え、取引先との契約書や請求書など、仕事をしている実態を証明できる書類をできるだけ多く用意しましょう。
厚生労働省は2020年以降、フリーランスが会社員と平等に扱われるよう自治体に通達を出しています。
もし不当に不利な扱いを受けた場合は、自治体の相談窓口に相談することも検討してみてください。
デメリット4:育休・産休制度がない
フリーランスには、会社員のような育休・産休制度がありません。
出産や育児で仕事を休んでいる間、収入がゼロになってしまう可能性があります。
出産手当金や育児休業給付金も、原則として受け取ることができません。
対策としては、国民健康保険に加入していれば「出産育児一時金」は受け取れます。
また、2024年11月からはフリーランスも労災保険の特別加入対象となり、仕事中や通勤中のケガや病気に対する補償を受けられるようになりました。
出産予定がある場合は、産前産後に収入がなくても生活できるよう、計画的に貯蓄しておくことが大切です。
デメリット5:自己管理が求められる
フリーランスは、時間管理や体調管理をすべて自分で行う必要があります。
会社員なら、出社時間が決まっているので自然と生活リズムが整いますが、フリーランスは自分で仕事の時間を管理しなければなりません。
「ついダラダラ過ごしてしまう」「逆に働きすぎてしまう」という声もよく聞きます。
対策としては、仕事の時間と家庭の時間をしっかり分けることが重要です。
「9時~14時は仕事の時間」「子どもが帰ってきたら仕事はしない」など、自分なりのルールを決めておくと、メリハリのある働き方ができます。
ToDoリストやスケジュール管理アプリを活用するのも効果的です。
デメリット6:孤独を感じやすい
一人で仕事をするフリーランスは、孤独を感じやすいというデメリットがあります。
会社員なら同僚と雑談したり、ランチに行ったりする機会がありますが、フリーランスは基本的に一人で作業をするため、「誰かと話したい」「相談したい」と思うことがあるかもしれません。
対策としては、フリーランス同士のコミュニティに参加することがおすすめです。
SNSやオンラインサロンでは、同じフリーランスママと交流できる場がたくさんあります。
情報交換や悩み相談ができる仲間がいると、孤独感が軽減されるでしょう。
デメリット7:仕事を自分で獲得する必要がある
会社員は会社が仕事を与えてくれますが、フリーランスは自分で仕事を獲得しなければなりません。
営業活動やポートフォリオ作成、SNSでの発信など、仕事を受注するための努力が必要です。
「仕事がなかなか見つからない」「単価が上がらない」と悩む方も少なくありません。
対策としては、複数の営業チャネルを持つことが重要です。
クラウドソーシング、SNS、知人からの紹介、フリーランスエージェントなど、さまざまな方法で仕事を探しましょう。
継続案件を増やすことで、毎月の営業活動の負担を減らすこともできます。
フリーランスママにおすすめの仕事10選
ここからは、フリーランスママにおすすめの仕事を10種類ご紹介します。
未経験から始められるものから、スキルを活かせるものまで、さまざまな選択肢があります。
1. Webライター
Webライターは、WebサイトやブログなどのWeb媒体に掲載する記事を執筆する仕事です。
おすすめポイント
・未経験からでも始めやすい
・子育て経験を活かした記事を書ける
・パソコンとネット環境があればどこでも働ける
収入目安
初心者は文字単価0.5円~1円程度からスタートし、経験を積むと2円~5円以上も可能です。
月5万円~20万円程度を目指せます。
2. Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトやバナー、ロゴなどのデザインを制作する仕事です。
おすすめポイント
・クリエイティブな仕事がしたい人に向いている
・単価が比較的高い
・スキルが身につくほど収入アップが期待できる
収入目安
バナー1枚3,000円~10,000円、Webサイト制作は10万円~50万円程度。
月10万円~30万円以上も目指せます。
3. オンライン秘書・事務
オンライン秘書は、企業や個人事業主の事務作業をオンラインでサポートする仕事です。
おすすめポイント
・特別なスキルがなくても始められる
・事務職経験が活かせる
・継続案件になりやすい
収入目安
時給1,000円~2,000円程度が目安です。
月10時間~40時間の稼働で、月1万円~8万円程度を目指せます。
4. 動画編集
動画編集は、YouTubeやSNS向けの動画を編集する仕事です。
おすすめポイント
・需要が伸びている分野
・一度スキルを身につければ継続して稼げる
・比較的高単価
収入目安
YouTube動画1本あたり5,000円~30,000円程度。
月5万円~20万円程度を目指せます。
5. SNS運用代行
SNS運用代行は、企業や個人のSNSアカウントの投稿作成や分析を代行する仕事です。
おすすめポイント
・SNSが好きな人に向いている
・スマホでも作業できる
・継続案件になりやすい
収入目安
1アカウントあたり月2万円~10万円程度。
複数アカウントを担当すれば収入アップが見込めます。
6. データ入力・事務作業
データ入力は、ExcelやGoogleスプレッドシートにデータを入力する仕事です。
おすすめポイント
・未経験でも始めやすい
・単純作業なので隙間時間にできる
・子育ての合間にコツコツ稼げる
収入目安
1件100円~500円程度の案件が多いです。
月1万円~5万円程度を目指せます。
7. イラストレーター
イラストレーターは、書籍やWebサイト、広告などに使用するイラストを制作する仕事です。
おすすめポイント
・絵を描くのが好きな人に向いている
・自分の作風を活かせる
・SNSで発信してファンを獲得できる
収入目安
イラスト1枚3,000円~50,000円程度。
月3万円~15万円程度を目指せます。
8. 翻訳・ライティング
翻訳は、外国語の文章を日本語に訳したり、その逆を行う仕事です。
おすすめポイント
・語学力を活かせる
・在宅で完結する
・専門分野があると単価アップ
収入目安
英日翻訳で1文字10円~20円程度。
月5万円~20万円程度を目指せます。
9. ハンドメイド販売
ハンドメイド販売は、手作りのアクセサリーや雑貨などをオンラインで販売する仕事です。
おすすめポイント
・趣味を仕事にできる
・自分のペースで作れる
・minneやCreemaなどのプラットフォームが充実
収入目安
月数千円~10万円程度。売れっ子になると月30万円以上も可能です。
10. オンライン講師・コンサルタント
オンライン講師は、自分の知識やスキルをオンラインで教える仕事です。
おすすめポイント
・自分の経験や専門知識を活かせる
・時給が高い
・やりがいを感じやすい
収入目安
1時間3,000円~10,000円程度。
月3万円~20万円程度を目指せます。
フリーランスママの1日のタイムスケジュール例
フリーランスママは実際にどのようなスケジュールで働いているのでしょうか。
ここでは、保育園に通う子どもがいるママの1日の例をご紹介します。

保育園ママの場合(9時~17時稼働型)
6:30 起床、朝食準備
7:00 子どもを起こす、朝食
8:00 保育園へ送り出し
8:30 家事(洗濯・掃除)
9:00 仕事開始
12:00 昼食、休憩
13:00 仕事再開
16:30 仕事終了、保育園お迎え準備
17:00 保育園お迎え
17:30 帰宅、夕食準備
18:30 夕食
19:30 お風呂、子どもとの時間
21:00 子ども就寝
21:30 自分の時間・仕事の続きがあれば対応
このスケジュールでは、1日約6~7時間の稼働時間を確保できます。
幼稚園ママの場合(9時~14時時短型)
6:30 起床、朝食準備
7:30 子どもを起こす、朝食
9:00 幼稚園へ送り出し
9:30 仕事開始
12:00 昼食、休憩
13:00 仕事再開
13:30 仕事終了、お迎え準備
14:00 幼稚園お迎え
14:30 子どもとの時間(公園遊びなど)
17:00 帰宅、夕食準備
このスケジュールでは、1日約4時間の稼働時間となります。
短時間でも効率的に働くことで、月5万円~10万円程度の収入を目指せます。
スケジュール管理のコツ
フリーランスママがスケジュール管理で大切にしたいポイントは、以下の3つです。
1. 仕事と家庭の時間を明確に分ける
「この時間は仕事」「この時間は子どもとの時間」と決めておくことで、メリハリのある生活ができます。
2. 余裕を持ったスケジュールを組む
子どもの急な体調不良に備えて、納期ギリギリにならないよう余裕を持って仕事を進めましょう。
3. 自分の体調を優先する
無理をして体調を崩してしまっては元も子もありません。睡眠時間はしっかり確保してくださいね。
フリーランスママが仕事を獲得する方法4つ
フリーランスとして働くには、仕事を自分で獲得する必要があります。
ここでは、4つの主な方法をご紹介します。
方法1:クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングは、フリーランス初心者が仕事を見つける最もポピュラーな方法です。
代表的なサービス
・クラウドワークス
・ランサーズ
・ココナラ
・シュフティ(主婦向け)
・ママワークス(ママ向け)
これらのサービスに登録し、自分のスキルや経験に合った案件に応募します。
最初は単価が低い案件からスタートし、実績を積んでいくのがおすすめです。
方法2:SNSを活用する
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで発信することで、仕事の依頼につながることがあります。
自分のスキルや制作実績を投稿したり、仕事に関する情報を発信したりすることで、興味を持ったクライアントから声がかかる可能性があります。
SNSを通じて同業者とつながり、情報交換や仕事の紹介をし合うこともできます。
方法3:知人や前職のつながりを活かす
友人や知人、前職の同僚や取引先など、人脈を活かして仕事を獲得する方法もあります。
紹介経由の仕事は、クライアントとの信頼関係が最初からある程度築けているため、トラブルが起きにくいというメリットがあります。
「フリーランスとして○○の仕事を始めました」と周囲に伝えておくと、思わぬところから仕事の話が舞い込むこともあるでしょう。
方法4:フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントは、フリーランスと企業をマッチングするサービスです。
エージェントが仕事を紹介してくれるため、自分で営業活動をする手間が省けます。
ただし、ある程度の実務経験やスキルが求められることが多いです。
IT系やクリエイティブ系の案件を扱うエージェントが多いため、Webデザイナーやエンジニア、ライターなどの職種の方には特におすすめです。
フリーランスママになるための準備5ステップ
フリーランスとして活動を始める前に、しっかりと準備をしておくことが大切です。
ここでは、5つのステップをご紹介します。
ステップ1:家族に相談して理解を得る
フリーランスとして働くことを、まずはパートナーや家族に相談しましょう。
収入が不安定になる可能性があることや、家事・育児の分担について話し合っておくことが大切です。
家族の理解とサポートがあると、フリーランスとしての活動がスムーズに進みます。
「応援してるよ」と言ってもらえるだけで、モチベーションも上がりますよね。
ステップ2:何の仕事をするか決める
自分のスキルや経験、興味関心をもとに、どんな仕事をするか決めましょう。
「今のスキルで何ができるか」だけでなく、「これからどんなスキルを身につけたいか」という視点も大切です。
迷ったら、まずは副業として小さく始めてみるのがおすすめです。
実際にやってみることで、自分に合っているかどうかがわかります。
ステップ3:必要なスキルを身につける
仕事を決めたら、必要なスキルを身につけましょう。
オンラインスクールやYouTube、書籍など、学習方法はさまざまあります。
子育て中のママ向けのスクールもあるので、自分に合った方法を選んでくださいね。
代表的なママ向けスクールには、SHElikes(シーライクス)、Famm(ファム)、Find me!(ファインドミー)などがあります。
ステップ4:ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、自分の実績や作品をまとめたものです。
クライアントは、ポートフォリオを見てあなたに仕事を依頼するかどうかを判断します。
まだ実績がない場合は、練習で作った作品や、架空のプロジェクトを想定した作品を載せてもOKです。
WebライターならブログやNote、WebデザイナーならWebサイトやPDFなど、職種に応じた形式で作成しましょう。
ステップ5:開業届を提出する
フリーランスとして本格的に活動する場合は、税務署に開業届を提出しましょう。
開業届を出すことで、屋号を持てたり、青色申告ができたりといったメリットがあります。
保育園の入園審査でも、開業届のコピーは就労証明の一つとして使えます。
無料で提出できるので、フリーランスとして活動を始めたら早めに手続きしておくことをおすすめします。
フリーランスママとして成功するためのコツ5つ
最後に、フリーランスママとして長く活躍するためのコツをご紹介します。
コツ1:納期を必ず守る
フリーランスにとって、納期を守ることは最も大切な信頼の証です。
どんなに良い仕事をしても、納期に遅れてしまっては信用を失ってしまいます。
子どもの体調不良など予期せぬ事態に備えて、余裕を持ったスケジュールで仕事を進めましょう。
万が一間に合わない場合は、早めにクライアントに連絡することが大切です。
コツ2:クライアントと良好な関係を築く
長く仕事を続けるためには、クライアントとの良好な関係が欠かせません。
こまめな連絡、丁寧なコミュニケーション、期待以上の成果物を心がけましょう。
「この人にまた仕事を頼みたい」と思ってもらえれば、継続案件や紹介につながります。
コツ3:常にスキルアップを心がける
フリーランスの世界は変化が早く、常に新しいスキルや知識が求められます。
日々の仕事をこなすだけでなく、新しいツールの使い方を学んだり、業界のトレンドをキャッチアップしたりすることが大切です。
スキルアップすることで、より高単価な案件にも挑戦できるようになります。
コツ4:複数の収入源を持つ
一つのクライアントや一つの仕事に依存するのはリスクがあります。
複数のクライアントと取引したり、異なる種類の仕事を掛け持ちしたりすることで、収入を安定させましょう。
たとえば、Webライターをしながらブログのアフィリエイト収入も得る、といった形もおすすめです。
コツ5:自分を大切にする
子育てと仕事を両立するフリーランスママは、とにかく忙しい毎日を送っています。
でも、無理をしすぎて体調を崩してしまっては、仕事も育児もうまくいかなくなってしまいます。
「完璧を目指さない」「休む時はしっかり休む」「周りに頼る」ことを大切にしてくださいね。
あなた自身が元気でいることが、家族にとっても仕事にとっても一番大切なことです。
よくある質問(FAQ)
Q1. フリーランスママでも保育園に入れますか?
A. はい、フリーランスでも保育園に入ることは可能です。
ただし、自治体によっては会社員と比べて審査で不利になる場合もあります。
開業届のコピー、就労状況申告書、確定申告書の控え、取引先との契約書など、仕事をしている実態を証明できる書類をしっかり準備しましょう。
厚生労働省はフリーランスが不当に不利益を受けないよう自治体に通達を出しているので、困ったら相談窓口に相談してみてください。
Q2. 未経験からでもフリーランスになれますか?
A. はい、未経験からでもフリーランスになることは可能です。
データ入力やライティングなど、未経験から始められる仕事もたくさんあります。
最初は単価が低くても、経験を積むことでスキルアップし、収入を上げていくことができます。
オンラインスクールで学んだり、副業から始めたりして、徐々にステップアップしていく方が多いです。
Q3. どのくらい稼げますか?
A. 仕事の種類やスキル、稼働時間によって大きく異なります。
月5万円程度の副業レベルから、月20万円~30万円以上の本業レベルまで、幅広い収入が可能です。
子どもが小さいうちは月5万円~10万円程度を目指し、子どもが大きくなるにつれて仕事を増やしていくという方も多いです。
Q4. フリーランスになって後悔することはありますか?
A. 人によっては後悔する場面もあるかもしれません。
収入が安定しない不安、孤独感、確定申告の煩わしさなど、デメリットを感じる方もいます。
一方で、「子どもとの時間が増えた」「自分らしく働ける」「やりがいを感じる」と、フリーランスになって良かったという声も多く聞かれます。
大切なのは、メリット・デメリットを理解した上で、自分に合った働き方かどうかを見極めることです。
Q5. 2024年に施行されたフリーランス新法とは何ですか?
A. フリーランス新法(フリーランス・事業者間取引適正化等法)は、2024年11月1日に施行された法律です。
発注事業者に対して、取引条件の書面による明示や報酬の支払い期日の遵守、ハラスメント対策などを義務付けています。
この法律により、フリーランスが安心して働ける環境が整備されました。
妊娠・出産・育児との両立に対する配慮も求められているため、ママフリーランスにとっても心強い法律です。
まとめ:フリーランスママへの第一歩を踏み出そう
ここまで、フリーランスママとしての働き方やメリット・デメリット、おすすめの仕事、保育園対策、成功のコツまで、詳しくお伝えしてきました。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。
・フリーランスママは、時間や場所に縛られず自分のペースで働ける
・子育てと仕事の両立、キャリアの継続、人間関係のストレス軽減など、多くのメリットがある
・収入の不安定さ、確定申告の手間、保育園問題など、デメリットもあるが対策は可能
・Webライター、Webデザイナー、オンライン秘書など、ママにおすすめの仕事は多数ある
・2024年11月施行のフリーランス新法により、働く環境が整備された
・成功のコツは、納期厳守、スキルアップ、複数収入源の確保、そして自分を大切にすること
フリーランスという働き方は、子育て中のママにとって大きな可能性を秘めています。
もちろん、会社員として働くこと、パートとして働くこと、専業主婦として過ごすことなど、どの選択も正解です。
大切なのは、あなた自身が「これが私に合っている」と思える働き方を見つけることです。
【今日からできるアクションステップ】
- 自分の得意なことや興味のある仕事をリストアップしてみる
- クラウドソーシングサイトに登録して、どんな案件があるか見てみる
- フリーランスママのSNSやブログを読んで、リアルな働き方を知る
「いつかフリーランスになりたい」と思っているなら、まずは小さな一歩から始めてみませんか。
あなたが自分らしく輝ける働き方を見つけられることを、心から応援しています。