Canvaを仕事にするには?未経験から稼ぐ5ステップ

Canvaで数件の仕事を受けたあと、多くの人がそこで止まります。単発の依頼は来るのに、収入が積み上がらないからです。
原因は営業の量ではありません。受ける仕事を選んでいないことと、1件あたりの作業時間が下がらないことです。
この記事では、Canvaを仕事にするまでの5ステップを解説します。どの仕事を選ぶか、単価をどう決めるか、続く取引にどう変えるかまでまとめました。
結論からお伝えすると、仕事にするまでは5ステップです。稼げる仕事を選ぶ、作業を型にする、価格を決める、続く取引にする、収入を積み上げるの5つです。
いちばん大事なのは1番目です。何でも受けていると、単価も作業効率も上がりません。
2件目からは同じ形で作れるようにしてください。作業時間が半分になれば、収入は倍になります。
新規を取り続ける働き方は続きません。1社に何度も頼まれる形を作ってください。
Canvaを仕事にする5ステップ

副業から仕事に変えるには、5つの段階があります。順番に進めてください。
数件受けた経験があるなら、1番目から読み直す価値があります。
- 稼げる仕事を1つ選ぶ
- 同じものを速く作る型を持つ
- 価格を決めて商品の形にする
- 続けて頼まれる取引に変える
- 収入を積み上げて本業に近づける
始め方の手順とは別の話です。応募や納品のやり方は、当サイトのCanva副業の始め方の記事で扱っています。
ここで扱うのは、続けて食べていける形にする段階です。
どの段階から読めばいいか
まだ1件も受けていないなら、先に始め方の記事を読んでください。この記事は、数件受けたあとの段階を扱います。
すでに受注経験があるなら、1番目から順に確認してください。飛ばした工程が、止まっている原因になっています。
副業と仕事の違い
副業は、来た依頼を受ける働き方です。仕事にするというのは、受ける依頼を自分で選べる状態を作ることです。
選べるようになると、単価も作業効率も上がります。逆に何でも受けている限り、いつまでも忙しいままです。
ステップ1:稼げる仕事を1つ選ぶ

まず1つに絞ってください。全部を受けていると、どれも上達しません。
ここが5ステップの中で最も結果を左右します。
選ぶときの3つの基準
次の3つで判断してください。単価だけで選ぶと、続かない仕事にあたります。
- 1件あたりの単価が見合っているか
- 同じ形で繰り返し作れるか
- 継続の依頼につながるか
3つ目がとくに大事です。1回で終わる仕事ばかり選ぶと、ずっと新規を探し続けることになります。
自分の生活時間から考える
まとまった時間が取れないなら、1件が短時間で終わる仕事を選んでください。資料作成のような長時間の案件は、細切れの時間には向きません。
逆に週末にまとめて作業できるなら、単価の高い案件を狙えます。使える時間の形が、選ぶ仕事を決めます。
選ぶときにやりがちな失敗
単価が高いという理由だけで、慣れない分野を選ばないでください。1件に時間がかかりすぎて、時給では損をします。
逆に、作りやすいという理由だけで低単価の仕事に固まるのも危険です。件数を増やし続けることになります。
1つに絞る理由
同じ種類を繰り返すほど、作業が速くなります。10件目は1件目の半分の時間で作れます。
種類がばらけると、毎回ゼロから考えることになります。時間が下がらないので、収入も増えません。
あとから広げられます。まず1つで安定させてください。
Canvaで受けられる仕事の種類

Canvaだけで受けられる仕事を、納品物と単価の目安で整理しました。
この中から、前の章の3つの基準で1つ選んでください。
| 仕事 | 納品物 | 単価の傾向 | 継続しやすさ |
|---|---|---|---|
| SNS投稿画像 | 画像数点〜数十点 | 低〜中 | 高い |
| 動画のサムネイル | 画像1点 | 低 | 高い |
| バナー広告 | サイズ違いの画像 | 中 | 中 |
| 資料・スライド | スライド一式 | 高 | 中 |
| チラシ・ポスター | 印刷用データ | 中 | 低 |
| 名刺・ショップカード | 印刷用データ | 低〜中 | 低 |
| 図解・インフォグラフィック | 画像1〜数点 | 中〜高 | 中 |
| テンプレート販売 | 編集できるデータ | 積み上げ型 | 資産になる |
表の見方
単価が高い仕事ほど、1件の作業時間も長くなります。単価だけを見て選ばないでください。
継続しやすさの欄は、同じ相手から繰り返し依頼が来るかを示しています。仕事にする段階では、ここを重視します。
SNS投稿画像
もっとも案件数が多い分野です。単価は高くありませんが、毎月続く依頼になりやすい仕事です。
1件で終わらず、月ごとにまとめて受ける形にできます。仕事にしたい人には向いています。
SNS投稿画像を選ぶ場合の進め方
月に何点作るかを決めて、まとめて受ける形にしてください。1点ずつだと、やり取りの手間が収入に見合いません。
投稿の型を先に決めておくと、毎月同じ形で作れます。相手にとっても統一感が出ます。
動画のサムネイル
1点あたりの作業時間が短く、数をこなせます。動画を出し続ける相手なら、依頼も続きます。
単価は低めなので、まとめて受ける前提で価格を決めてください。
バナー広告
同じ内容をサイズ違いで作る仕事です。1つ作れば展開できるので、作業効率が上がりやすい分野です。
資料・スライド
単価がもっとも高くなりやすい仕事です。扱う情報量が多く、整理する力が求められます。
1件あたりの作業時間も長くなります。時給に直して見合うかを確認してください。
チラシ・名刺などの印刷物
単価は中くらいですが、1回で終わることが多い仕事です。継続にはつながりにくい分野になります。
地域のお店から依頼が来やすいので、実績作りには向きます。作り方は、当サイトのチラシ作成の記事で扱っています。
図解・インフォグラフィック
情報を整理して見せる仕事です。作れる人が少ないため、単価を上げやすい分野になります。
デザインの技術より、内容を理解して組み立てる力が問われます。
テンプレート販売
作ったものが売れ続ける形です。すぐには収入になりませんが、積み上がると安定します。
受注の仕事と組み合わせる人が多い分野です。詳しい販売方法は、当サイトのCanvaデザイン販売の記事で扱っています。
仕事の進め方の全体像

受注から入金までの流れを知っておくと、慌てません。
どの仕事を選んでも、進め方はほぼ共通です。
- 依頼内容を聞いて見積もりを出す
- 納期と修正回数を決めて着手する
- ラフを見せて方向を確認する
- 仕上げて納品する
- 請求して入金を確認する
ヒアリングで聞くこと
用途、サイズ、納期、参考にしたいデザイン、原稿の有無の5つを聞いてください。ここが埋まれば見積もりが出せます。
聞かずに始めると、途中で作り直しになります。5分の確認が、数時間を守ります。
ラフを見せる段階を入れる
完成させてから見せると、方向が違ったときに全部やり直しになります。早い段階で一度見せてください。
この一手間で、修正の回数がはっきり減ります。相手も安心します。
請求と入金を確認する
納品して終わりにせず、入金まで確認してください。個人の相手だと、忘れられることもあります。
支払いの期日を最初に決めておくと、催促しやすくなります。
印刷物の仕事は受けられるか
受けられますが、対応できる範囲を先に伝えてください。
印刷の案件は、あとからトラブルになりやすい分野です。
対応できる範囲
チラシ、名刺、ポスター、メニュー表などは、Canvaで作った印刷用データで対応できます。ネット印刷であれば、多くの場合そのまま入稿できます。
塗り足しの設定も書き出しの画面で行えます。
専門のソフトが必要になる場面
特色の指定、細かい色の指定、大きな判の印刷などは、専門のソフトを求められることがあります。
受注前に、入稿先の指定があるかを確認してください。
できないことは先に伝える
対応できない形式を無理に受けると、納品前に困ります。「この形式なら対応できます」と最初に伝えてください。
正直に伝えたことで信頼される場面のほうが多くあります。
ステップ2:同じものを速く作る型を持つ

作業時間を下げることが、収入を上げるいちばん確実な方法です。
上位の解説にはほとんど出てこない視点ですが、仕事にする段階では欠かせません。
自分用の下地を作る
よく受ける形のデータを、自分用に1つ作っておいてください。次からはそれを複製して中身を変えるだけになります。
色とフォントを登録しておけば、案件ごとに置き換えるだけで済みます。
使う素材をまとめておく
よく使う図形やアイコン、背景を1か所にまとめておいてください。探す時間がなくなります。
案件ごとにゼロから探していると、それだけで毎回30分は取られます。
作業の順番を決める
毎回同じ順番で作ってください。文字を入れる、写真を入れる、色を整える、確認するという流れを固定します。
順番が決まっていると、迷う時間がなくなります。ここだけで2割は速くなります。
よく使う言い回しを決めておく
見積もりの説明や、修正のお願いへの返答は、毎回似た内容になります。書きためておくと、返信が速くなります。
そのまま使うのではなく、案件ごとに1行だけ足してください。使い回しだと分かる文面は印象が悪くなります。
確認する項目を一覧にする
納品前に見る項目を書き出しておいてください。文字の間違い、サイズ、書き出し形式などです。
毎回思い出しながら確認すると、抜けが出ます。一覧にすれば数分で終わります。
作業時間を記録する
1件にかかった時間を毎回記録してください。型ができているかどうかは、この数字で分かります。
感覚では判断できません。記録があると、価格の交渉にも使えます。
やり取りの文面も残す
受注時の確認事項、納品時の連絡文を残しておいてください。毎回書き直す必要がなくなります。
文面が整っていると、対応が丁寧に見えます。手間は減るのに印象は上がります。
ステップ3:価格を決めて商品の形にする

言われた金額で受ける状態から抜けてください。自分で価格を出せることが条件です。
ここを越えられないと、いつまでも安い仕事が続きます。
作業時間から下限を決める
1件にかかる時間を測って、時給に直してください。目標の時給を決めて、それを下回る仕事は受けない基準を持ちます。
測っていないと、感覚で安く受け続けることになります。
単価が変わる3つの要素
同じ仕事でも、次の3つで金額が変わります。見積もりのときに確認してください。
- 作る点数と、サイズ違いの展開があるか
- 原稿や写真が用意されているか
- 元データを渡すかどうか
原稿から考える場合は、その分を加えてください。デザインだけの作業ではありません。
見積もりの出し方
作業内容を項目に分けて出してください。「一式でいくら」だと、範囲が曖昧になります。
項目が見えていると、追加の依頼が来たときに金額を出しやすくなります。
修正の回数を先に決める
修正の上限を最初に伝えてください。決めていないと、終わらない案件になります。
2回までとして、それ以上は追加の相談にする形が一般的です。
安く受けたときの戻し方
最初に安く受けた相手にも、時期を見て相談できます。作業範囲が増えたときが切り出しやすい場面です。
言い出しにくいなら、次の案件から新しい価格にする形でも構いません。
まとめて受ける形にする
1点ごとに受けるより、月◯点でいくらという形にしてください。作業がまとまり、収入も読めるようになります。
相手にとっても、毎回発注する手間が減ります。断られにくい提案です。
ステップ4:続けて頼まれる取引に変える

新規を探し続ける働き方は続きません。1社から何度も頼まれる形を作ってください。
ここが副業と仕事を分ける境目です。
納品時に次を提案する
納品の連絡に、次も対応できることを一言添えてください。相手が探す手間を省けるので、続く可能性が上がります。
売り込む必要はありません。事実を伝えるだけで十分です。
相手の予定を聞いておく
次にデザインが必要になる時期を聞いておくと、こちらから声をかけられます。忘れられずに済みます。
相手の予算を把握しておく
継続にするには、相手が毎月出せる金額を知る必要があります。無理のない範囲で組み立てると続きます。
高い提案をして1回で終わるより、続く金額のほうが合計では上回ります。
連絡の速さを保つ
デザインが同じくらいなら、やり取りしやすい人が選ばれます。返信の速さは、それだけで強みになります。
すぐ作業できないときも、受け取った旨だけ返してください。
納品後も少し気にかける
納品したデザインが実際に使われたら、その様子に一言反応してください。関係が続きやすくなります。
売り込みではなく、関心を示すだけで十分です。
紹介が生まれる形にする
丁寧に仕事をしていると、相手が知り合いに紹介してくれることがあります。営業をしなくても依頼が入る状態です。
紹介で来た依頼は、条件の交渉もしやすくなります。信頼が先にあるからです。
ステップ5:収入を積み上げる

単価と件数のどちらを上げるかを決めてください。両方を同時に追うと崩れます。
目標の金額から逆算すると、やることがはっきりします。
目標から逆算する
| 月の目標 | 組み立て方の例 | 必要な作業時間の目安 |
|---|---|---|
| 3万円 | 継続1社+単発数件 | 週5〜8時間 |
| 5万円 | 継続2社+単発数件 | 週8〜12時間 |
| 10万円 | 継続3社+単価の高い案件 | 週15〜20時間 |
| 20万円以上 | 継続に加えて販売や講座 | ほぼ本業の時間 |
件数より単価を上げる
件数を増やすと、時間がそのまま増えます。単価を上げるほうが、体力的に続きます。
実績が10件を超えたら、2割ずつ上げてみてください。いきなり倍にすると離れられます。
単価を上げる伝え方
いきなり金額だけを伝えると、断られやすくなります。作業範囲や納品の内容を添えて説明してください。
新しい相手から先に上げるのも方法です。既存の相手には、次の契約更新のときに相談します。
受注以外の柱を作る
テンプレート販売や、作り方を教える仕事を足すと、収入が安定します。手が空いた時期の支えになります。
ただし受注の仕事が安定してからです。最初から複数を追わないでください。
断る基準を持つ
時給を下回る仕事、修正の上限が決められない相手、連絡が取りにくい相手は断って構いません。
断ることで空いた時間を、条件の良い仕事に使えます。全部受けることが誠実さではありません。
仕事にする人がつまずく4つの場面

止まる場所は決まっています。先に知っておけば抜けられます。
数件受けたあとで止まる人には、共通の型があります。
| つまずく場面 | 起きていること | 抜け方 |
|---|---|---|
| 忙しいのに稼げない | 単価が低いまま件数が増えた | 時給を測って下限を決める |
| 案件が途切れる | 単発の仕事ばかり受けている | 継続の形で提案する |
| 毎回一から作っている | 型がない | 自分用の下地を作る |
| 修正が終わらない | 回数を決めていない | 着手前に上限を伝える |
時給で判断する習慣をつける
単価の数字だけを見ていると、実際の割の良し悪しが分かりません。作業時間で割る癖をつけてください。
1万円の案件でも、10時間かかれば時給千円です。3千円の案件を1時間で終えるほうが良い場合があります。
単発と継続の比率を見る
受けている仕事のうち、継続の割合を数えてください。半分を超えていれば、収入が安定します。
すべて単発なら、まず1社を継続に変えることを目標にしてください。
断れないと積み上がらない
条件の悪い仕事で埋まっていると、良い依頼が来ても受けられません。断る余白を残してください。
Canvaを仕事にするのに向いている人
求められているのはデザインの才能ではありません。3つの力です。
情報を整理できる人
伝えたいことをまとめて、大事な順に並べる力です。実務ではここがいちばん効きます。
長い原稿を渡されて、削る判断ができる人が重宝されます。
相手の意図をくめる人
言われたとおりに作るだけでなく、何のためのデザインかを考えられる人が選ばれます。
目的が分かっていれば、提案もできます。提案ができると、単価が上がります。
細かい調整を面倒がらない人
位置をそろえる、文字の大きさをそろえるといった作業を積み重ねられる人が向いています。
この差が、仕上がりの印象を分けます。
やり取りを丁寧にできる人
返信が早く、確認が的確な人は続けて依頼されます。特別な技術ではありません。
デザインの経験は必要か
必要ありません。テンプレートを土台にするので、一から組み立てる技術は求められません。
実際に未経験から始めて、継続の取引を持っている人は多くいます。
向いていない場合
自分の表現を通したい人には、向かない仕事です。相手の目的に合わせて作るのが基本になります。
作品として作りたいなら、別の形を考えたほうが納得できます。
収入と税金の扱い
仕事にする段階では、お金の管理も必要になります。
難しい話ではありませんが、知らないと後で慌てます。
記録を最初から残す
受け取った金額と、かかった費用を記録してください。あとからまとめようとすると手間がかかります。
費用になるのは、有料プランの料金、素材の購入費、通信費の一部などです。
申告が必要になる目安
会社員の副業なら、所得が年20万円を超えると申告が必要です。収入ではなく、費用を引いた所得で判断します。
本業として続けるなら、金額にかかわらず申告が必要になります。早めに調べておいてください。
入金の時期を把握する
納品した月に入金されるとは限りません。翌月末や翌々月になることもあります。
生活費を当てにするなら、入金の時期を確認してから受けてください。
Webデザイナーとの違い
扱う範囲が違います。どちらが上ということではありません。
Canvaで受ける仕事は、主に画像や印刷物です。サイトそのものを作る仕事とは範囲が違います。
サイトの制作には、別の知識と道具が必要になります。求められたら、対応できる範囲を伝えてください。
Canvaの仕事を続けながら、必要になった技術を足していく進み方が現実的です。最初から全部をそろえる必要はありません。
1年で仕事にする進め方
段階を追うと、1年で形になります。目安として使ってください。
いきなり本業にしようとせず、区切って進めます。
| 時期 | やること | 目標 |
|---|---|---|
| 1〜3か月目 | 1つの分野に絞って受注 | 実績を10件 |
| 4〜6か月目 | 型を作り作業時間を下げる | 1件の時間を半分に |
| 7〜9か月目 | 継続の提案を始める | 継続2社 |
| 10〜12か月目 | 単価を見直し柱を足す | 収入を読める状態に |
最初の3か月は実績を作る
この時期は単価を追わなくて構いません。同じ分野で10件やり切ることを優先してください。
10件あると、自分の作業時間が見えてきます。価格を決める材料になります。
中盤は効率を上げる
4か月目からは、新しいことを増やさずに型を作ってください。作業時間が下がると、同じ収入でも余裕が生まれます。
その余裕を、次の営業や学習に使えます。
途中で分野を変えてもいい
3か月やってみて合わないと感じたら、変えて構いません。ただし変えるのは1回までにしてください。
何度も変えていると、どの分野でも実績が積み上がりません。
後半で継続に変える
実績と型がそろってから、継続の提案をしてください。順番が逆だと、提案しても続けられません。
1年で届かなくても問題ない
使える時間によって、進む速さは変わります。週5時間なら、この倍の期間を見てください。
大事なのは順番です。飛ばさなければ、必ず進みます。
気をつけること
規約と権利の扱いを間違えると、仕事を失います。
テンプレートをそのまま販売しない
Canvaのテンプレートを、そのまま自分の商品として売ることはできません。作ったデザインを納品するのは問題ありません。
納品先の規約も確認する
相手が使う場所によって、素材の使い方に制限がかかることがあります。広告に使う場合は特に注意してください。
不明な点があれば、作る前に確認してください。作ったあとでは差し替えの手間がかかります。
無料版と有料版で使える素材が違う
有料の素材を使って納品すると、相手が編集できない場合があります。納品の形を先に決めてください。
AIで作った素材は事前に伝える
AIで生成した画像を使う場合は、先に相手に伝えてください。使えない方針の会社もあります。
預かったデータを流用しない
依頼主から受け取った写真や原稿を、他の案件に使うことはできません。未公開の情報を扱うこともあります。
作業中の画面をSNSに載せないでください。実績として出す場合も、公開後に許可を取ってからにします。
仕事を探す場所

場所によって、来る依頼の質が変わります。段階に応じて使い分けてください。
どこで探すかは、実績の量で変わります。
実績がないうち
クラウドソーシングのサイトで探すのが現実的です。案件数が多く、未経験でも応募できます。
単価は低めですが、実績を作る場所だと割り切ってください。
実績が10件を超えたら
スキル販売のサイトに出品する形も使えます。自分で価格を決められるので、単価を上げやすくなります。
クラウドソーシングと並行して構いません。両方から依頼が来る状態が理想です。
SNSからの依頼
作った作品を発信していると、直接の依頼が来ることがあります。手数料がかからないぶん、手取りが増えます。
ただし時間がかかります。受注しながら、少しずつ続けてください。
知人からの依頼
意外と多いのがこの経路です。身近な店や知り合いの事業から始まる人は少なくありません。
ただし金額の話を曖昧にしないでください。最初に金額を決めておくと、関係が壊れません。
Canvaを仕事にすることに関するよくある質問
よく寄せられる疑問をまとめました。
会社員でも仕事にできますか
できます。就業規則を確認したうえで、続けられる件数から始めてください。
納期に余裕のある案件を選ぶと、本業と両立しやすくなります。
子育て中でも続けられますか
続けられます。作業する時間を自分で決められる仕事です。
ただし納期は守る必要があります。受ける前に、無理のない期限かを確認してください。
専門のソフトは必要ですか
始める時点では不要です。Canvaだけで受けられる仕事が多くあります。
必要になったら、そのとき覚えれば間に合います。
無料版でも仕事は受けられますか
受けられます。ただし素材の制限があるので、案件が増えたら有料版を検討してください。
顔出しや実名は必要ですか
必要ありません。実名を出さずに活動している人は多くいます。
ただし取引の際に本名が必要になる場面はあります。表に出す名前と、契約に使う名前は分けて考えてください。
どの仕事から始めるのがいいですか
SNS投稿画像かサムネイルが始めやすい分野です。サイズが決まっていて、判断に迷う部分が少なくなります。
途中でやめたくなったらどうしますか
受けた案件は最後まで納品してください。途中で連絡が取れなくなるのが、いちばん困ります。
新しい受注を止めるだけなら、いつでもできます。区切りをつけてから休んでください。
実績がない状態でどう受注しますか
自分で作った作品を5点用意してから応募してください。手順は、当サイトのCanva副業の始め方の記事で扱っています。
月にどのくらい稼げますか
継続の取引が2社あれば、月5万円は現実的な範囲です。単価と作業時間の組み立て方によって変わります。
本業にできますか
できます。ただし受注だけで生活するには、継続の取引を複数持つ必要があります。
販売や講座を組み合わせる人が多い分野です。段階を踏んで広げてください。
スマホだけで仕事にできますか
作業自体はできますが、効率は落ちます。細かい調整や書き出しの確認は、パソコンのほうが確実です。
仕事として続けるなら、パソコンを用意したほうが結果的に楽になります。
納品後に元データも渡すべきですか
事前の取り決め次第です。渡す場合は、その分を単価に含めてください。
渡すと、あとから相手が自分で修正できます。継続の依頼が減る可能性もあります。
まとめ
Canvaを仕事にするには5ステップです。まず受ける仕事を1つに絞ってください。
手順は、仕事を選ぶ、型を持つ、価格を決める、続く取引にする、収入を積み上げるの5つでした。
選ぶときは、単価だけでなく繰り返し作れるかと継続につながるかを見てください。1回で終わる仕事ばかりだと、ずっと新規を探し続けます。
作業時間を下げることが、収入を上げるいちばん確実な方法です。自分用の下地を作ってください。
新規を取り続ける働き方は続きません。納品のたびに次を提案して、続く取引に変えていってください。
受ける場所は、実績の量で使い分けてください。最初はクラウドソーシング、実績が10件を超えたらスキル販売も加えます。
お金の記録は最初から残してください。あとからまとめるより、はるかに手間がかかりません。
まずは自分が受けたい仕事を1つ決めて、その形のデータを1つ作ってみてください。そこから積み上がっていきます。