Canvaデザイナーになるには?審査基準から申請方法まで完全解説

「デザインスキルを活かして副業をしたい」
「在宅で自由に働きながら収入を得たい」
そんな風に考えている方にとって、Canva公式クリエイター(Canvaデザイナー)は魅力的な選択肢のひとつですよね。
世界中で8,500万人以上が利用するデザインツール「Canva」では、テンプレートや素材を提供するクリエイターを募集しています。
しかし、「審査が厳しいって聞くけど、本当になれるの?」「どんなポートフォリオを用意すればいいの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Canva公式クリエイターになるための審査基準から申請方法、合格率を上げるコツまで、実際のクリエイターの声も交えながら詳しく解説していきます。
これからCanvaデザイナーを目指す方にとって、この記事が第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
Canvaデザイナー(Canva公式クリエイター)とは?
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Canva公式クリエイターとは、Canvaが提供するプラットフォーム上で、テンプレートや素材を制作・公開するデザイナーやクリエイターのことを指します。
具体的には、Canva上で使用できるプレゼンテーション資料やSNS投稿用のデザイン、チラシ、ポスター、動画テンプレートなどを制作し、それを世界中のCanvaユーザーに提供する役割を担っています。
作成したテンプレートがユーザーにダウンロードされると、その利用頻度や人気度に応じて報酬を受け取ることができる仕組みになっています。
Canvaとは何か?
Canvaは、オーストラリア発のオンラインデザインツールです。
無料プランでも豊富なテンプレートやデザイン素材を利用でき、専門的な知識がなくても直感的な操作で美しいデザインを作成できるのが特徴となっています。
現在では世界190カ国以上で利用されており、ビジネス文書からSNS投稿、動画編集まで幅広い用途に対応しています。
Canva無料版でも十分な機能が使えますが、有料のCanva Proではさらに多くの素材やAI機能を活用することができます。
Canva公式クリエイターの種類
Canva公式クリエイターには、主に以下の3つのタイプがあります。
テンプレートクリエイター
プレゼンテーション、SNS用デザイン、チラシ、ポスターなどのカスタマイズ可能なレイアウトを作成します。
現在ベータ版として少数の協力者を募集している状態です。
素材クリエイター
写真、イラスト、ベクターアート、アイコン、動画、オーディオファイルなどのデザイン素材を提供します。
ただし、好評につき現在は登録が停止されており、再開時期は未定となっています。
教育専門分野クリエイター
認定された教師や教育者が教育用リソースや学習用資料を作成するプログラムです。
学校のメールアドレスを使って申請する必要があります。
Canvaデザイナー(Canva公式クリエイター)とは主にテンプレートクリエイターを指すケースが一般的です。
この記事では、テンプレートクリエイターをメインに解説していきます。
Canvaデザイナーのメリット
Canva公式クリエイターとして活動することには、多くのメリットがあります。
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
自由な働き方が実現できる
ノルマや締め切りがなく、自分のペースでテンプレートを制作できるため、育児や本業の合間に副業として活動することが可能です。
実際に多くのママデザイナーが活躍しています。
世界中にリーチできる
作成したテンプレートは190カ国以上、8,500万人を超えるCanvaユーザーが利用できます。
日本国内だけでなく、グローバルな市場で自分の作品を発信できるのです。
また、収益はUSドルで支払われるため、特に円安の時期は為替差益を得られる可能性もあります。
スキルアップの機会が豊富
Canva公式クリエイターになると、最新のデザイントレンドに触れる機会が増え、実際にユーザーに使ってもらうことで「もっとこうすれば良かった」という気づきを得られます。
また、クリエイター専用のコミュニティに参加でき、志を同じくする仲間と交流しながら成長していくことができます。
継続的な収益が期待できる
テンプレートのダウンロード数に応じて報酬が発生するため、一度制作したテンプレートが継続的に収入を生み出す可能性があります。
クライアントワークや営業活動をしなくても収入が得られる仕組みは、大きな魅力といえるでしょう。
Canvaデザイナーになるための審査基準

Canva公式クリエイターになるには、厳しい審査をクリアする必要があります。
ここでは、審査で重視されるポイントと合格率について詳しく解説していきます。
審査の難易度と合格率はどれくらい?
Canvaクリエイターの審査は「9割が落ちる」「50人に1人しか通らない」といわれるほど狭き門となっています。
これは、応募者が年々増加しているため、審査基準が段階的に上がっているためです。
実際に、2024年現在の日本の公式クリエイターは約280名程度とされており(出典:irodori design)、世界全体では2022年時点で4,700名以上が在籍しています(出典:Canva公式プレスリリース)。
しかし、審査に落ちてしまった場合でも、何度でも再チャレンジが可能です。
現在活躍しているクリエイターの中にも、一度落ちてから二度目の挑戦で合格した方が多くいらっしゃいます。
諦めずに、ポートフォリオを改善して再度挑戦することが大切です。
審査で見られる5つの重要ポイント
審査では以下の5つのポイントが総合的に評価されます。
1. デザインのクオリティとプロフェッショナル性
Canvaは視覚的に優れているだけでなく、プロフェッショナルで実用的なデザインを求めています。
過度な装飾よりも、使いやすくスタイリッシュなデザインが好まれる傾向にあります。
2. オリジナリティと独自性
既存のデザインの模倣や、他のプラットフォームで公開されている素材と類似したものは審査に通りにくくなります。
オリジナリティのある素材やテンプレートを心がけることが重要です。
審査はオーストラリア本社のデザインチームが目視で一つひとつ確認しています。
ユニークで個性的、かつ世界的に流行りを取り入れたデザインが目立ちやすく、高評価を得やすいとされています。
3. ユーザーニーズへの適合性
Canvaには数億人のユーザーがおり、彼らのニーズに合ったデザインが求められます。
ビジネス向けのプレゼン資料やSNS用のグラフィック、教育資料など、実際の利用シーンに合わせたテンプレートが優遇されます。
また、季節やイベントに関連するテーマ(例:クリスマス、バレンタインデー、新年など)も需要が高まる傾向にあります。
「かわいい・フェミニン系」のデザインを作れる日本のクリエイターも多いため、「かっこいい系」のデザインや企業が使える広告デザインを作れる方が優先的に採用される可能性もあります。
4. 基本的なデザインスキルの有無
審査では、基本的なデザインスキルがあるかどうかもチェックされます。
Canvaの操作スキルはもちろんですが、以下のような基礎知識も求められます。
・デザインの四大原則:近接、整列、反復、対比を理解し、実践できること
・色彩理論:色の組み合わせ方や配色の基本を知っていること
・タイポグラフィ:フォントの選び方と使い方を理解していること
・レイアウトスキル:視線誘導や余白の使い方など、情報を整理する力
Canva以外のデザインツール(Adobe IllustratorやPhotoshopなど)を使った経験があると、審査通過率が上がるといわれています。
これは、幅広いデザインスキルを持っていることの証明になるためです。
ただし、実際にCanvaのツールだけで制作したデザインのポートフォリオで審査に通過したクリエイターもいます。
最も重要なのはデザインの質そのものだといえるでしょう。
5. ポートフォリオの構成力と見せ方
どんなに良いデザインでも、ポートフォリオの見せ方が悪いと魅力が伝わりません。
・パッと見てデザインが一覧で見られる構成
・10作品以上の多様なジャンル(バナー、チラシ、Web、SNSなど)
・モックアップを使った実践的な見せ方
・ワンクリックでアクセスできるURL形式
審査期間と結果通知のタイミング
審査には通常、数週間から最大2カ月程度かかります。
合格した場合のみメールで通知が届く仕組みになっており、不合格の場合は基本的に連絡がありません。
そのため、2カ月以上待っても連絡がない場合は、残念ながら審査に通らなかった可能性が高いといえます。
Canvaデザイナーへの申請の流れと具体的なやり方

ここからは、実際にCanva公式クリエイターに申請する際の具体的な手順について解説していきます。
申請から登録完了までは、いくつかのステップがありますので、順を追って確認していきましょう。
【ステップ1】申請フォームの入力と応募
Canva公式クリエイターへの申請はCanvaの公式サイトにある「Become a Contributor(クリエイターになる)」ページから行います。
応募フォームでは、以下の情報を入力します。
・基本情報:氏名、メールアドレス、居住国
・ポートフォリオのリンク:自分のデザイン作品をまとめたWebサイトやWebページのURL
・デザイン経験:スキルや経験に関する簡単な質問(場合によって)
応募が完了すると、Canvaの審査チームが作品のクオリティやオリジナリティを確認し、審査結果を通知します。
審査には数週間から最大2カ月程度かかることが多く、合格した場合のみ通知が届く仕組みになっています。
不合格の場合は基本的に連絡が来ないため、一定期間待っても連絡がない場合は、ポートフォリオを改善して再度挑戦することをおすすめします。
【ステップ2】合格率を上げるポートフォリオ作成のコツ
審査において最も重要なのが、ポートフォリオの内容です。
ポートフォリオ審査で9割が落ちるといわれるほど、ここが最初の大きな関門となります。
作品数と種類
ポートフォリオには、自分のデザイン力をアピールできる作品を揃えておきましょう。
最低でも10作品以上を掲載することが推奨されています。
作品の種類は、バナー、チラシ、パッケージ、Webデザイン、名刺、プレゼン資料など、できるだけ多様なジャンルを含めると良いでしょう。
また、ポップ、シンプル、クールなど、複数のテイストのデザインを盛り込むことで、幅広いデザインスキルをアピールできます。
おすすめの形式
ポートフォリオの形式としては、以下のような方法があります。
Canvaプレゼンテーションで作成
Canvaを使いこなせることの証明にもなるためおすすめです。
Googleドライブにまとめる
リンクを共有する方法も手軽で便利です。
自分のWebサイトを使用
ポートフォリオサイトを持っている場合は、そのURLを提出することも可能です。
この場合、作品の制作意図や使用したツールなども記載しておくとより分かりやすくなります。
重要なのは、ワンクリックで全ての作品を閲覧できるようにしておくことです。
審査担当者が迷わずスムーズに作品を確認できる構成を心がけましょう。
【ステップ3】審査に通るポートフォリオの特徴
実際に審査に通過したクリエイターのポートフォリオには、いくつかの共通点があります。
好まれるポートフォリオの特徴
・パッと見てデザインが一覧で見られる構成になっている
・作品がモックアップとして掲載されている
・ユニークで個性的、かつ流行りを取り入れたデザインが含まれている
・ビジネス系のデザインがある
・複数のテイスト(ポップ、シンプル、クールなど)のデザインが盛り込まれている
Webサイトやスライド形式でまとまっており、視覚的に分かりやすいレイアウトになっていることが重要です。
作品がモックアップとして掲載されていると、実際の使用シーンをイメージしやすく、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
審査員に「またこの人のデザインを見たい」と思わせる魅力が必要になります。
避けるべきポートフォリオの特徴
・LPのような要素が多すぎてごちゃごちゃしているデザイン
・文字がたくさん詰め込まれたチラシ
・よく見るECサイトのアイキャッチ画像やポスティングチラシのようなありふれたデザイン
・Canvaにあるテンプレートをそのまま使った作品
ゼロからデザインした作品を載せることが大切です。
【ステップ4】自己紹介動画の準備(任意だが推奨)
自己紹介動画の提出は任意となっていますが、提出した方が人柄が伝わりやすく、審査で有利に働く可能性があります。
動画で伝えるべきポイント
・なぜCanva公式クリエイターになりたいのか(熱意とビジョン)
・自分のデザインの強みや特徴
・どのようなテンプレートを制作したいか
・プロフェッショナルかつ明るく前向きな雰囲気
動画の長さは1〜2分程度で十分です。
長すぎると最後まで見てもらえない可能性があるため、要点をまとめて簡潔に伝えるようにしましょう。
審査通過後のプロセス
ポートフォリオ審査に合格した後は、次のステップに進みます。
ここでは、実際にクリエイターとして活動を開始するまでの流れをご紹介します。
グループ説明会と面談
ポートフォリオ審査通過後は、グループ説明会への参加が求められます。
ここでは、Canva公式クリエイターの仕組みや活動内容について詳しい説明が行われます。
また、Canvaコミュニティマネージャーとの個別面談も実施されます。
面談は通常、Zoomを使って15分程度で応募のきっかけやどのように活動していきたいかなど、簡単な質問がされます。
英語力は特に必要なく、日本語での対応が可能ですので、リラックして臨んで大丈夫です。
この段階では、実際に活動する意欲があるかどうかがチェックされています。
テンプレート制作の課題
面談を通過すると、最後の課題としてCanvaを使った実際のテンプレート制作が求められます。
通常、5つ程度のテンプレートを作成する課題が与えられます。
ここでテンプレート申請の流れを掴むことができ、実際のクリエイター活動の予行演習となります。
制作したテンプレートは審査され、Canvaのガイドラインに沿ったものであるかどうかが確認されます。
この課題をクリアすることで、正式にCanva公式クリエイターとして登録されます。
クリエイター登録完了後の活動
正式にクリエイターとして登録されると、テンプレート制作を開始できます。
ただし、制作したテンプレートはすぐに公開されるわけではありません。
各テンプレートは公開申請を行い、審査に通過してから全世界に公開される仕組みになっています。
審査基準はさまざまですが、現役クリエイターの話では、約3分の1の確率で審査落ちすることもあるそうです。
審査に落ちた場合は、フィードバックをもとに修正して再申請することができます。
また、クリエイター専用のコミュニティに参加でき、他のクリエイターとの交流や情報交換、Canva運営からのサポートを受けることができます。
Canvaデザイナーとして成功するためのコツ
Canva公式クリエイターとして登録できたら、次は実際に収益を上げていくフェーズです。
ここでは、ダウンロード数を増やし、安定した収益を得るための具体的な方法をお伝えします。
ダウンロードされやすいテンプレートを制作する
テンプレートのダウンロード数を増やすには、ユーザーのニーズに合った作品を制作することが重要です。
以下のようなテンプレートが特に人気です。
・ビジネス系:プレゼン資料、提案書、レポートなど企業で使えるデザイン
・SNS投稿用:Instagram、Facebook、Twitterなどの投稿テンプレート
・教育資料:授業で使えるワークシートや教材
・季節・イベント系:クリスマス、バレンタインデー、新年、入学シーズンなど
季節性のあるテンプレートは特定の時期にダウンロード数が急増する傾向があります。
さらに、トレンド感を取り入れることも大切です。
デザインのトレンドは常に変化していますので、最新の色使いやレイアウト、フォントの流行をキャッチアップしながら制作していきましょう。
継続的な制作とコンスタントな投稿を行う
Canvaクリエイターとして成功している方の多くは、月に20〜50個程度のテンプレートを制作しています。
特に「スーパークリエイター」と呼ばれる上位層は、3カ月で150個以上のテンプレートを作成しているケースもあります。
継続的に新しいテンプレートを投稿することで、Canva上での露出が増え、フォロワーも増加しやすくなります。
フォロワー機能があり、フォローされたクリエイターの作品は上位表示されやすくなるため、SNSとの連携でフォロワーを増やすことも収益化のポイントとなります。
デザインチャレンジやコンテストに参加する
Canvaでは、毎月デザインコンテストやデザインチャレンジという企画が開催されています。
デザインコンテストでは、社内でテンプレートデザインが審査され、入賞した方には賞金とCanvaグッズが贈られます。
デザインチャレンジは、一定のお題が出され、それに沿ったテンプレートを作成すると必ず報酬がプレゼントされる仕組みです。
追加報酬は40〜500ドルと幅広く、このようなイベントを通じて稼いでいるクリエイターも多くいます。
クリエイターコミュニティを活用する
Canva公式クリエイターになると、クリエイター専用のコミュニティに参加できます。
このコミュニティでは、コミュニティマネージャーからのサポートやアップデート情報だけでなく、クリエイター同士の交流も盛んに行われています。
ソーシャルイベント、教育ワークショップ、クリエイティブトーク、デザインチャレンジなどを通じて、世界中のクリエイターとつながることができます。
他のクリエイターの作品から学んだり、情報交換をすることで、自分のスキルアップにもつながります。
Canvaデザイナーの収益について
Canvaデザイナーを目指す際に、実際にどれくらいの収入が得られるのかも気になるところですよね。
ここでは、報酬の仕組みや実際の収益事例について詳しくご紹介します。
報酬の仕組み:ロイヤリティプール方式とは
Canva公式クリエイターの報酬は「ロイヤリティプール」という独自の仕組みで支払われます。
これは、Canva Proユーザーがテンプレートをダウンロードした回数に応じて、月ごとに用意されたプール(報酬の総額)からクリエイターに分配される方式です。
具体的には、テンプレートや素材には別々のロイヤリティプールがあり、クリエイターがロイヤリティプールから受け取る金額は、Pro素材の使用量(エクスポート数)に応じて異なります。
ロイヤリティプールの規模は、Canvaのサブスクリプション収入に応じて増加し、毎月計算されます。
月ごとの正確な数字は社外秘情報となっていますが、1ダウンロードあたりの金額は固定ではなく、月ごとに変動します。
報酬はUSドルで支払われるため、為替レートの影響を受けます。
特に円安の時期には、日本円に換算した際の金額が増える可能性があります。
実際の収益事例:月収はどれくらい?
収益はクリエイターによって大きく異なりますが、以下が一般的な目安です。
・初心者(数ヶ月):月数千円〜数万円
・中級者(半年〜1年):月数万円〜10万円
・上級者(1年以上・人気クリエイター):月10万円以上、トップクリエイターは月数十万円
継続的に活動している方の中には、月に数万円から十数万円程度の収入を得ている方もいます。
特に人気のあるテンプレートを多数持つスーパークリエイターの中には、Canvaクリエイター活動だけで生活できるレベルの収入を得ている方もいるそうです。
ただし、収益を得るには継続的な制作活動が必要です。
作品数が増えるほど、ダウンロードの機会も増えるため、地道に作品を増やしていくことが重要です。
収益を最大化するポイント
収益を増やすためには、いくつかのポイントがあります。
ニーズの高いデザインを提供する
ユーザーが実際に使いたいと思うテンプレートを制作することで、ダウンロード数が増加します。
継続的に新しいテンプレートを投稿する
作品数が増えるほど、収益の機会も増えていきます。
フォロワーを増やす
SNSでの発信やCanvaコミュニティでの交流を通じて、自分のファンを増やしていきましょう。
デザインコンテストやチャレンジに参加する
通常のロイヤリティに加えて追加報酬を得ることができます。
特にフォロワー機能を活用することで、作品が上位表示されやすくなり、ダウンロード数の増加につながります。
審査に落ちてしまった場合の対処法
残念ながら審査に落ちてしまうこともあります。
しかし、それで終わりではありません。
自分がどの部分で不足しているのかを理解することで、次回の申請に向けた改善策が見えてきます。
審査に落ちる一般的な理由
大前提、審査に落ちる理由はいくつか考えられます。
自分がどこに当てはまるか、原因を想定しておくことでデザイナーとしてのレベルアップにもつながりますよ。
デザインのクオリティが不足している
プロフェッショナルなレベルに達していない場合や、基本的なデザイン原則が守られていない場合は審査に通りにくくなります。
特に、色使いが統一されていない、フォントが多すぎる、余白の使い方が不適切などの問題がよく見られます。
デザインの基礎を学び直し、一つひとつの作品のクオリティを高めることが大切です。
オリジナリティが不足している
既存のデザインの模倣や、ありふれたデザインでは評価が低くなります。
特に、無料テンプレートをそのまま使ったようなデザインや、他のクリエイターの作品と似たデザインは避けましょう。
自分ならではの視点やスタイルを確立することで、審査員の目に留まりやすくなります。
ポートフォリオの見せ方
作品が見にくい、数が少ない、多様性に欠けるなどの問題がある場合です。
せっかく良いデザインを作っていても、ポートフォリオの構成が悪いと魅力が伝わりません。
作品は最低10点以上用意し、一目で全体が把握できるレイアウトを心がけましょう。
競争率が高い
単純に応募者が多すぎて競争率が高いという理由もあります。
あなたのデザインスキルやセンスに問題がなくても、基準が大幅に上がっているため合格しないこともあるのです。
この場合は、時期をずらして再挑戦したり、Canvaコミュニティで人脈を作ることが有効な戦略となります。
再チャレンジのための改善
仮に審査に落ちた場合でも、何度でも再チャレンジが可能です。
原因をもとに以下の点を改善することで、合格率を高めることができます。
ポートフォリオを見直す
デザインのクオリティを上げる、作品数を増やす、多様なジャンルを含めるなどの工夫が必要です。
特に、審査に落ちた作品と通過した他のクリエイターの作品を比較し、何が足りないのかを客観的に分析することが重要です。
第三者にフィードバックをもらうことも効果的でしょう。
デザインの基礎を学び直す
デザイン原則、色彩理論、タイポグラフィなどの基本を再確認しましょう。
オンライン講座や書籍を活用して体系的に学ぶことで、デザインの質が格段に向上します。
特に「ノンデザイナーズ・デザインブック」などの入門書は、基礎固めに最適です。
トレンドを研究する
現在のCanvaで公開されているテンプレートを確認し、どのようなデザインが人気なのかを分析してみてください。
Canvaの人気テンプレートランキングやPinterest、Behanceなどのデザインプラットフォームで最新トレンドをチェックし、自分の作品に取り入れていきましょう。
他のクリエイターを参考にする
実際に合格した方のポートフォリオを見ることで、求められるレベル感が分かります。
SNSでCanva公式クリエイターをフォローし、どのような作品を制作しているのかを観察することで、審査基準の理解が深まります。
ただし、模倣ではなく、あくまで参考として活用することが大切です。
Canvaクリエイターと知り合う
現実的に最も有効なのは、すでに合格しているクリエイターやCanva関係者と知り合い紹介してもらう、またはアドバイスをもらうことです。
Canvaの申請時には「招待された」「紹介を受けた」のような項目がありますので、応募人数が多い現状では優先的に審査される可能性があります。
SNSやCanvaイベントに参加して、Canvaコミュニティに積極的に参加しましょう。
また、Canva主催のイベントやワークショップに参加することで、コミュニティマネージャーや他のクリエイターと直接交流する機会が得られます。
時間を置いて再申請する
すぐにできる対処法ではありませんが、最低でも数カ月は時間を置いて再申請することも戦略の一つです。
Canvaも現在Proユーザーを増やすためにさまざまなマーケティングを行っていますので、ユーザーが増えれば、それに応じて募集するCanvaクリエイターも増える可能性があります。
その間に、自分のデザインスキルをさらに磨いておくことが大切です。
Canvaデザイナーに必要なスキルと準備

Canva公式クリエイターを目指すにあたって、どのようなスキルが必要なのでしょうか。
ここでは、審査を通過し実際に活動していくために身につけておきたいスキルとその習得方法について解説します。
Canvaの基本の使い方を習得
当然ですが、Canvaの操作を熟知していることが前提となります。
Canva無料版でも多くの機能が使えますが、Pro版の機能も理解しておくとより幅広いテンプレート制作が可能になります。
Canva AIなどの最新機能も積極的に活用できるようになっておくと良いでしょう。
また、Canvaアプリの使い方やスマホでの操作方法も知っておくと、ユーザー目線でのテンプレート制作に役立ちます。
デザインの基礎知識
Canvaの操作ができるだけでは不十分で、デザインの基礎知識が必要不可欠になります。
特に以下の基礎知識を身につけることで、デザインのクオリティが大きく向上します。
デザインの四大原則
近接、整列、反復、対比を理解し実践する。
これらを意識するだけでデザインが格段に見やすくなります。
色彩理論
色の組み合わせ方、配色の基本を学ぶ。
色相環やトーンの使い方を理解することで、プロフェッショナルな印象を与えられます。
タイポグラフィ
フォントの選び方と使い方、文字間隔や行間の調整方法を習得する。
可読性を意識した文字組みが重要です。
視覚階層
情報の優先順位を視覚的に表現する方法を学ぶ。
ユーザーの視線をどう誘導するかを考えながらデザインします。
これらの基礎知識は、書籍やオンライン講座で学ぶことができます。
ブランディングとマーケティングの理解
実は、Canvaデザイナーとして成功するには、デザインスキルだけでなくブランディングとマーケティングのスキルも重要です。
ブランディングとは、一貫性のあるビジュアルアイデンティティを作り出すことです。
色使い、フォント、デザインスタイルなどを統一することで、ブランドの世界観を表現します。
マーケティングの視点では、ターゲットユーザーのニーズを理解し、それに合ったデザインを提供することが求められます。
これらのスキルを身につけることで、単なる「きれいなデザイン」ではなく、「効果的なデザイン」を作れるようになります。
学習リソースの活用
デザインスキルを向上させるためには、継続的な学習が必要です。
効果的な学習リソースを活用することで、独学でもプロレベルのスキルを身につけることができます。
オンライン講座
UdemyやSkillshareなどでCanvaやデザインの基礎を学べる講座が多数あります。
動画で実際の操作を見ながら学べるため、初心者にもおすすめです。
Canva公式リソース
Canva Design School(デザインスクール)では、無料でデザインの基礎を学ぶことができます。
公式チュートリアルも充実しています。
デザイン関連書籍
「ノンデザイナーズ・デザインブック」「デザイン入門教室」などの書籍で、デザインの原則を体系的に学べます。
デザイン事例研究
PinterestやBehance、Dribbbleなどで優れたデザインを見て分析します。
実際のデザイン事例から学ぶことで、センスを磨くことができるでしょう。
実際のデザイン事例を研究することも大切です。
優れたデザインを見て分析することで、自分のデザインスキルが自然と向上していきます。
Canvaを使った副業の種類3つ

Canvaデザイナー(Canva公式クリエイター)以外にも、Canvaを活用した副業の道はあります。
Canvaのスキルを身につければ、様々な形で収入を得ることができますので、自分に合った方法を見つけてみましょう。
Canvaデザイナーとしてのクライアントワーク
Canvaのスキルを活かして、クライアントワークを受注することもできます。
Canvaを使った制作依頼は年々増加しており、以下のような案件が特に人気です。
・教育資料作成:オンライン講座用のスライドやワークシート制作
・SNS投稿用デザイン:Instagram、Facebook、Twitter用の投稿画像やストーリーズのデザイン制作
・プレゼン資料作成:企業のプレゼンテーション資料や提案書のデザイン
・チラシ・ポスター制作:イベント告知やキャンペーン用の印刷物デザイン
・メニュー・名刺デザイン:飲食店のメニューや個人事業主の名刺制作
特に、小規模事業者や個人事業主は、高額なデザイン費用を払えないケースが多くCanvaで手軽に作れるデザインサービスのニーズが高まっています。
クラウドソーシングサイトやSNSを通じて、案件を獲得することができます。
Canva使い方講座の開講
Canvaのスキルが身についたら、それを教える側になることもできます。
オンラインでCanvaの使い方講座を開講したり、個別レッスンを提供することで収入を得ることが可能です。
初心者向けの基礎講座から、特定の用途に特化した講座(例:SNSデザイン講座、プレゼン資料作成講座など)まで、さまざまな形態があります。
また、企業向けにCanva研修を提供するという選択肢もあります。
デジタルコンテンツの販売
Canvaで作成したテンプレートやデザイン素材を、他のプラットフォームで販売することもできます。
例えば、noteやBASEなどでデジタルコンテンツとして販売したり、自分のWebサイトで直接販売することも可能です。
Canva公式クリエイターとは別の収益源として、こうした活動も検討してみると良いでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. Canvaデザイナーになるのに資格や学歴は必要ですか?
いいえ、特別な資格や学歴は必要ありません。
年齢や職歴、学歴に関係なく、デザインスキルがあれば誰でも応募できます。
実際に、ママデザイナーや副業として活動している方など、さまざまなバックグラウンドの方が活躍しています。
Q2. Canva以外のデザインツールも使えないとダメですか?
必須ではありませんが、Adobe IllustratorやPhotoshopなど他のデザインツールが使えると審査通過率が上がる傾向があります。
ただし、Canvaだけで制作したポートフォリオで合格した例もありますので、最も重要なのはデザインの質です。
Q3. Canva無料版でもクリエイターになれますか?
はい、可能です。審査時点では有料プランに加入している必要はありません。
ただし、クリエイターとして活動を始めると、Pro版の機能を使った方が効率的にテンプレート制作ができる場合があります。
Q4. どれくらいの期間で収益が出始めますか?
人によって大きく異なりますが、登録直後から少額の収益が発生し始める方もいます。
ただし、安定した収益を得るには、継続的にテンプレートを制作し、作品数を増やしていく必要があります。
数カ月から半年程度は、収益よりもスキルアップと作品数の増加に注力するのが良いでしょう。
Q5. 審査に落ちたら二度とチャレンジできませんか?
いいえ、何度でも再チャレンジが可能です。
ポートフォリオを改善して、時間を置いてから再度申請してみましょう。
現在活躍しているクリエイターの中にも、複数回チャレンジして合格した方が多くいます。
Q6. 副業として活動できますか?
はい、多くのクリエイターが副業として活動しています。
ノルマや締め切りがないため、本業や育児の合間に自分のペースで取り組むことができます。
まとめ:Canvaデザイナーになるには初めの一歩を踏み出そう

ここまで、Canva公式クリエイターになるための審査基準と申請方法について詳しく解説してきました。
最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。
・審査の合格率は低いが、何度でも再チャレンジ可能
・ポートフォリオは10作品以上、多様なジャンルを揃える
・オリジナリティとデザインの質が最重要
・ノルマなしで自由に働け、世界中にリーチできる
・継続的にテンプレートを制作することで収益が積み上がる
Canva公式クリエイターは、自由な働き方を実現しながら世界中にデザインを届けられる魅力的な選択肢です。
デザインが好きな方、副業を探している方、スキルを活かしたい方は、ぜひCanvaデザイナーへの第一歩を踏み出してみてください。
まずは、今あるデザインスキルでポートフォリオを作成し、申請してみることから始めましょう。
審査に落ちたとしても、それは成長の機会です。フィードバックをもとに改善を重ね、再チャレンジすることで、必ずスキルアップにつながります。
あなたがCanva公式クリエイターとして活躍する日を楽しみにしています!
(出典:Canva公式サイト)